フリーランスエンジニアの単価交渉ガイド!方法から注意点まで

フリーランスは会社に縛られない自由な働き方ができる一方、安定した収入が得られず金銭面に困ってしまう場面が多くあります。

フリーランスが年収や報酬を上げるには単価交渉が欠かせません。 しかし単価交渉しようにも、

「そもそも単価交渉なんてやっても大丈夫なの?」
「単価交渉は相手に迷惑がかかるんじゃないの…?」
「どうやって単価交渉をすればいいの?」

このように関係が悪化しないか不安になる方は多くいますよね。また、そもそも単価交渉の仕方がわからない方もいるはず。

そこで、この記事では上記のような悩みを持つあなたに向けて、フリーランスエンジニアが単価交渉するために準備するものや注意点などを紹介します。

この記事を読めば単価交渉が成功する秘訣が分かるだけでなく、より多くの収入獲得を狙えますよ。

フリーランスエンジニアなら単価交渉は当たり前

成果を出しているのに報酬が少ないと感じるのであれば、単価交渉はすべきだと言えます。

なぜなら働ける時間に限りがあるので、収入を増やしたいからと複数の案件に携わってしまうと、多忙な日々で体を壊してしまいかねません。

一方で単価交渉が成立すると、普段と変わらない仕事量で多くの報酬が貰えますよ。

さらに企業によっては、単価が上がる基準があいまいな場合もあります。そうなると多くの成果を上げているのに、報酬が見合わない場合も。

また交渉する力が無いと、上記のように安い報酬で仕事させられる可能性がありますよ。

より効率良く成果に見合った報酬を貰えるためにも、単価交渉はフリーランスにとって必要なものといえます。

フリーランスエンジニアが単価交渉する前に確認しておきたい3つのポイント

ここからは交渉の成功率を高めるために、事前に準備しておきたい3つのポイントを紹介します。

  • 1.納期までに依頼をこなせているか
  • 2.実績となる成果を挙げられているか
  • 3.クライアントと良好な関係が築けているか

それぞれポイントについて、具体例を挙げながら詳しく解説していきますね。

1.納期までに依頼をこなせているか

まずは、依頼されたものを納期までに完了できているか確認しましょう。

予定通りに納品できないと、信頼性が欠けてしまい交渉を持ち出しても承諾してくれません。

もし納期までに依頼をこなせていない場合、タスクを終わらせる習慣を身に着けましょう。

例えば毎日決まった時間に仕事することで、同じ時間帯に仕事するという気持ちが湧いてきます。

他にも「今日はここまでやろう!」と目標を設定してやり遂げるなど、その日のノルマを計画するのも有効ですよ。

2.実績となる成果を挙げられているか

次に会社員で経験してきたことや、フリーランスになって積み上げた実績があるかを確認しましょう。

優秀な人材に高い賃金を払うように、多くの実績を上げている人には、クライアントも報酬を増やそうと思いやすくなります。

実績となる成果はフリーランスを始めてからすぐに得られるものではなく、早くても1年近くかかるでしょう。

何年もかけてフリーランスとして仕事をこなし、実績を積み上げていくのが確実な方法です。

クライアントから与えられた仕事だけでなく、それ以上の案件を受注してスキルを高めるのもいいですよ。

3.クライアントと良好な関係が築けているか

クライアントと良好な関係が築けていると、単価交渉が成功する可能性が高まります。

「この方とずっと仕事をしていきたい!」と思えるので、単価交渉にも応じやすくなります。

信頼関係を築くには、会社の事情を考慮しながらコミュニケーションを日頃から取るといいでしょう。

またメールの早い返信を心がけたり、想定される基準以上の品質を納品して仕事に対する誠意を見せることも重要になってきます。

他にも案件に欠かせない専門分野に携わっていて、クライアントにとって重要な立ち位置にいるなど、需要の高い案件を担っている場合も有効ですよ。

フリーランスエンジニアが単価交渉するための3STEP

ここからは、フリーランスエンジニアが単価交渉する手順を次の3ステップで紹介します。

  • STEP1:自分の実績を整理する
  • STEP2:実績や単価相場をもとに希望単価を提示する
  • STEP3:単価の増加に見合う作業量を明示する

それぞれの手順を詳しく解説していきますね。

STEP1:自分の実績を整理する

まずは今までにどんな案件に携わってきたか、どんなスキルを身に着けて実績を上げていったかを整理しましょう。

クライアントが単価を上げるか判断するときの重要な材料になるため、良く整理しておかないと交渉が上手くいきません。

ポイントはやってきた仕事を実績として挙げるのではなく、その仕事を通してどのくらいスキルが上がったのか把握すること。

例えば納品物に対しての修正工数が少なくなったり、クライアントから高い評価を貰えるようになった場合はスキルが向上した証拠といえます。

このようなスキルの向上を実績を積み上げた結果として単価交渉に持ち込めば、成功率はかなり上がりますよ。

STEP2:実績や単価相場をもとに希望単価を提示する

次に希望する単価をクライアントに伝えましょう。こちらから提示することで、クライアントが単価を上げるか判断しやすくなります。

希望単価は通常の単価より高ければ良いわけではなく、実績や単価相場を考慮した金額にする必要があります。

単価相場については同じような内容の案件や、他クライアントからの提示金額を参考にするといいでしょう。

また交渉するタイミングにも注意しないと、見送りになってしまいます。

プロジェクトやプロデューサーが変更したときや、契約が更新したタイミングで単価交渉するのが一般的です。

また企業形態が変わりやすい4月は、単価交渉に持ち込めるチャンスでもあるので思い切って切り出すのもいいですよ。

STEP3:単価の増加に見合う作業量を明示する

単価交渉を有利に進めるためにも、単価の増加に見合う作業量を明示しましょう。

クライアントに『取引先に貢献する誠意』を見せることで、報酬を上げるメリットを与えられますよ。

実際に単価交渉する際は、メールでやり取りします。下記に例文を用意しましたので、参考にしてみて下さい。

いつもお世話になっております。〇〇です。

これまでお仕事をご一緒させていただいたことで、少しずつではありますが開発技術が向上したと自負しております。

そこで本日は、契約報酬の引き上げをご検討いただきたく、ご連絡しました。

お引き受けいただいた際には、より満足していただける品質を提供できるよう、精進していく所存です。

他クライアント様からは〇〇円のご提示をいただいておりますので、こちらを基準に相談させていただければと思っております。

急なお願いで誠に恐れ入りますが、ご検討いただけると幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

上記の文章では最初に開発スキルが向上したことを記載して、報酬を上げてほしい理由を述べています。

また誠意努力する旨や具体的な金額を伝えることで、相手に失礼なく交渉を引き受けるメリットを伝えられますよ。

フリーランスエンジニアが単価交渉せずに収入を上げる秘訣

ここまで単価交渉を成功させるためのポイントや流れを解説してきました。

ただ、なかには

「単価交渉できるか不安…」
「断られたらどうしよう…」

と悩んでいる方もいるでしょう。

もし単価交渉に抵抗を感じるならば、より報酬の高い案件に切り替えるのも1つの手段です。

別の案件に切り替えることで、クライアントに交渉を持ちかけずに収入を増やせます。

「そんな高単価な仕事を獲得できるの?」と思っている方も、エージェントサービスを利用すれば可能です。

エージェントサービスなら、あなたの代わりに単価交渉や案件の調整をしてくれます。中でも、フリーランスのミカタは高単価案件がメインとなっているのでおすすめですよ。

案件によって必要な実績や実務経験は異なりますが、気になる方は以下の公式HPから案件をチェックしてみて下さい。(もちろん、実績や実務経験は必要)

まとめ

今回は、フリーランスの単価交渉について解説してきました。

フリーランスにとって単価交渉することは、より多くの収入を得る上でとても重要なものであり、積極的に交渉していくことをおすすめします。

もちろん安易に交渉して良いわけではなく、信頼関係や実績を積み上げておき、タイミングを見計らって単価交渉しましょう。

もし交渉が苦手なら他の案件に変える手もありますが、この場合も今までに積み上げた実績や、継続して働ける姿勢が求められます。

希望の収入を得られるフリーランスになるためにも、交渉するための準備として上げた3つのポイントを、身に着けられるようになるといいですね。