フリーランスエンジニアがきついと感じる7つの理由【口コミあり】

「フリーランスエンジニアはきついって聞いたけど、実際どうなの?」
「成功しているフリーランスエンジニアはきついと感じたりしないのかな?」

「実際、フリーランスエンジニアはきつい」そんな噂を耳にすると、独立するか迷う人は多くいますよね。また、フリーランスエンジニアとして活動している人がどう感じているのかを知ってから、独立するか決めたい人もいるはず。

そこで、今回はフリーランスエンジニアがきついといわれる理由を、口コミも交えて紹介します。また、フリーランスエンジニアがきついと感じる人の共通点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアがきついといわれる7つの理由

良い面がある一方で、フリーランスエンジニアとして活動するにはきついと感じる一面もあるのです。

さっそく、フリーランスエンジニアがきついといわれる理由を、口コミも交えて紹介します。

  • 稼げるまでに時間がかかる
  • 他フリーランスとの差別化が必要
  • 技術面のスキルだけでなく人間力も必要
  • 体調管理が求められる
  • 依頼された仕事を断りにくい
  • 納期に迫られる 仕事に繋がる人脈作りが大変

稼げるまでに時間がかかる

https://twitter.com/zuma888/status/1172803401085636610

「稼げるまでに時間がかかる」といった理由から、フリーランスエンジニアがきついと感じる人もいるようです。

フリーランスエンジニアの仕事は、スキルや実績に応じて、単価が高くなります。そのため、スキルや実績があるほど、高単価の仕事を獲得できるのです。

ただし、フリーランスエンジニアになればすぐに、スキルや実績を手に入れられるわけではありません。日々努力を重ね経験を積むからこそ、スキルや実績が身につくのです。

そのため、フリーランスに独立したてのエンジニアは「フリーランスって稼げるまでに時間がかかるんだな…」と感じる人もいるといえます。

なお、次の記事では1年の実務経験でフリーランスエンジニアに独立するのをおすすめしない理由を詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。

実務経験1年でフリーランスエンジニアはおすすめしない!その理由と現実も紹介

他フリーランスとの差別化が必要

「他フリーランスとの差別化が必要」といった理由から、フリーランスエンジニアがきついと感じる人もいるようです。

ここ最近でフリーランスに独立する人が増えたため、案件の競争率が高まっています。ランサーズが発表したフリーランス実態調査によると、2021年の1年間でフリーランスになった人は前年より約200万人も増え、500万人以上が独立しました。

フリーランスが増えるほど1つの案件に応募する人も多くなるため、取引先から採用されるのが難しくなります。

そのため、案件を獲得するには数多くの応募者の中で取引先の目に止まる必要性が増したのです。

ライバルと差別化できなければ、他の応募者に埋もれてしまい案件の獲得は困難になるといえます。

技術面のスキルだけでなく人間力も必要

「技術面のスキルだけでなく人間力も必要」といった理由から、フリーランスエンジニアがきついと感じる人もいるようです。

ここでいう人間力とは、周りの人と話し理解し合えるコミュニケーション力や信念を持って仕事に取り組む忍耐力を指します。

人間力がある人は、取引先から信頼を得やすいです。必要な連絡や報告をメンバーに伝えられたり、問題点をリーダーと相談し解決のために絶え間ない努力をし続けられますからね。

工程ごとにチーム単位に分かれるフリーランスエンジニアの仕事にとって人間力とは、スキルと同様に必要な要素です。

そのため、人間力が不足していれば、チームの足を引っ張ることにも繋がるため、途中で契約解除となることもあります。

早期に契約が終了すると、次の案件を獲得する際に「何か問題を抱えている人なのかも…」と応募先企業に思われ、採用が不利に働くこともあるのです。

スキルを伸ばすことは必要ですが、技術面だけのレベルアップに集中すると、案件が獲得できないことにもつながりますよ。

体調管理が求められる

「体調管理が求められる」といった理由から、フリーランスエンジニアがきついと感じる人もいるようです。

会社員であれば仕事を休んだ場合、有給休暇や傷病手当、労災が適応されるため収入がありますよね。しかし、フリーランスエンジニアは働いた分のみ収入が得られるため、仕事を休んでしまうとお金は手に入りません。

風邪であれば3日も経てば回復し、それほど収入に影響はないでしょう。ただし、長期休みを必要とする病気やケガ、メンタルの不調になれば生活面でも困るのです。

そのため、フリーランスには会社員以上に体調管理が不可欠です。元気な体でなければ働けないので、体調管理に注意して日々生活しなければなりませんよ。

依頼された仕事を断りにくい

「依頼された仕事を断りにくい」といった理由から、フリーランスエンジニアがきついと感じる人もいるようです。

自ら仕事を獲得しなければならない点でフリーランスエンジニアの収入は不安定になりがちです。そのため、自ら営業活動しなくても仕事がもらえるのはありがたいと感じ、仕事の依頼は断らずに引き受けるケースが多くあります。

また、声をかけてくれた取引先に悪い印象を与えたくないという心理もはたらきます。

しかし、案件を多く抱えている時に仕事を引き受けると、スケジュールを立てるのが難しくなります。連日、長時間作業しなければ、納品できない状態に陥ることもあるのです。

余裕のない状態では普段しないミスをしたり、丁寧な作業ができなくなります。結果として自分の評価を下げることにも繋がるのです。

納期に迫られる

「納期に迫られる状況は精神的な負荷になる」といった理由から、フリーランスエンジニアがきついと感じる人もいるようです。

フリーランスエンジニアの仕事には納期があり、必ず守らなければなりません。納期遅れを起こすと、取引先から信用を失い新たな案件の依頼はもらえなくなります。

さらには、納期遅れが原因で損害賠償請求をされることもあるのです。数十万ほど請求されることもあるため、納期は必ず意識しなければなりません。

そうならないために、案件のスケジュールを管理し、日々計画的にこなす必要があります。

特に、他の案件と同時並行で仕事を進める場合には、各納期を意識しないと全ての仕事で遅れてしまうため、精神的な負担が大きくなります。

仕事に繋がる人脈作りが大変

「仕事につながる人脈作りが大変」といった理由から、フリーランスエンジニアがきついと感じる人もいるようです。

フリーランスエンジニアは、知り合いから仕事を貰えるケースがあるのです。たとえば、知人から案件の一部を分けてもらったり、知人の知り合いから紹介してもらうこともあります。

そのため案件獲得のカギは、豊富な人脈作りでもあるのです。ただ人脈を広げればいいのでなく、仕事を依頼されるほどの信頼関係を築いた人脈が必要になります。

しかし、仕事を依頼するほどの信頼関係を築くには時間がかかります。長い期間をかけて互いを知り、信頼関係を築く以外に方法はないため、仕事に繋がる人脈作りは大変なのです。

合わせて、フリーランスエンジニアがきついと感じる現実を口コミ情報を交えて次の記事で紹介しているので、参考にしてください。

【大暴露】フリーランスエンジニアの現実は地獄!?現役の口コミ付きで解説

フリーランスエンジニアがきついと感じる人の共通点

先ほど紹介した「フリーランスエンジニアがきついといわれる7つの理由」をもとに、ここからはフリーランスエンジニアがきついと感じる人の共通点を紹介します。

  • 一定の収入が確保できないと不安になる人
  • 人と関わるのが苦手な人
  • 体調管理に気を配れない人
  • スキルアップだけに注力する人

一定の収入が確保できないと不安になる人

一定の収入が確保できないと不安を感じる人は、フリーランスエンジニアの働き方がきついと感じやすいといえます。

なぜなら、フリーランスエンジニアの報酬は会社員と異なり固定給ではないからです。

たとえば、報酬を手にすると、生活費や固定費、貯金を考えて正確にお金を割り振る人もいますよね。

きっちりと月々のお金の使い道を決める人にとっては、月々の収入が変動すると「今月は計画通りできるかな…」と不安に感じるのです。

フリーランスエンジニアの単価は40~80万円ではありますが、毎月案件を獲得できる保証はありません。

そのため会社員のように毎月一定額の収入を得ることは厳しく、貯金で生活をやりくりする月もあります。

貯金を切り崩すことは不安に感じるかもしれませんが、収入が多い月にたくさん貯金をして、「年単位で貯金が増えればいい!」と考え方を変えると不安も解消するでしょう。

人と関わるのが苦手な人

人と関わるのが苦手な人には、フリーランスエンジニアとして働くのはきついと感じます。フリーランスは会社員以上に人との関わりが多いからです。

フリーランスエンジニアは、取引先から信用を得るために適切なコミュニケーションが必要になります。そのためには、人との関わりが必要不可欠ですね。

仕事の報告や相談はもちろん、雑談でも仕事の効率につながる良いアイディアが生まれることもあります。

しかし、人と関わることが苦手な人は黙々と仕事をしがちです。仕事に必要なコミュニケーションを怠ると作業効率も悪くなります。仕事がスムーズに進まないため、取引先は次回の契約を更新しない可能性が高いのです。

そのため、勉強会やセミナーなどに参加し、少しずつ人との関わりを増やすことが大切です。同業者なので話やすく、場数を踏めば、徐々に人と関わることに抵抗を感じなくなる人もいますよ。

体調管理に気を配れない人

体調管理に気を配れない人も、フリーランスエンジニアとして働くのをきついと感じます。なぜなら、必ず納期に間に合わせなければならないからです。

先ほどのお伝えした通り、フリーランスエンジニアは取引先との信頼関係で成り立っているため、納期遅れを起こしてはいけません。

時には、突然納期が早まっても、できる限り対応し取引先との関係を保つように勤めます。

ただ注意しなければならないことは、仕事に没頭するあまり、体調の変化に気が付かないことです。早期に体調が悪いことに気が付けば、早めに寝て回復することもありますよね。

しかし、「これくらいなら大丈夫だろう!」と仕事を続け、結果的に1週間も寝込んでしまえば、自ら納期をタイトにしてしまう原因になるのです。

忙しくても、軽い運動を取り入れたり、リフレッシュする習慣を取り入れる必要があります。

スキルアップだけに注力する人

スキルアップだけに注力する人も、フリーランスエンジニアになるのをきついと感じます。フリーランスエンジニアに必要なのは、技術的なスキルだけではないからです。

フリーランスエンジニアは、人脈形成や人間力も身に着けなければなりません。

人脈がなければ、現場の最新情報がわからず、案件を獲得するルートも少ないままです。また、人間力がなければ、継続的に案件をもらうのは厳しくなります。

そのため、スキルアップと同時に人脈形成や人間力も身に着けられるのがベスト。

家にこもって技術的なスキルだけを身に着けても、フリーランスエンジニアとして成功せずきついと感じるだけですよ。

フリーランスエンジニアとして成功するなら

フリーランスエンジニアとして成功するには、スキルアップをすると同時に人脈も形成する必要があります。

スキルと人脈はすぐに手に入らないため、時間をかけて身に着けなければなりませんね。

ただ中には、

フリーランスエンジニアとして成功するまで、どのように新たな案件を獲得すればいいのだろう…

と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

フリーランスエンジニアはやるべきことが多いです。そのなかで体調も管理することは簡単なことではありませんね。

まずは、案件の獲得はノウハウを持っているエージェントに任せ、仕事に集中することも大切です。

そこでおすすめなのが、フリーランスのミカタです。

出典:フリーランスのミカタ

フリーランスのミカタは、通常のサイトには掲載されていない15,000以上の非公開案件と高単価な案件を豊富に取り揃えるエージェントサービスです。

具体的には下記のような案件が多く掲載されているため、収入が不安定といわれるフリーランスでも、中・長期的に安定した収入を獲得できます。

  • 週5日(7時間/日、140〜180時間/月)
  • リモートワーク
  • 50〜80万円の月収

フリーランスのミカタに掲載している案件例

また希望年収や稼働時間だけでなく、扱うプログラミング言語などを細かく指定して案件を探せるため、自分にあう仕事を見つけやすいサイト仕様になっています。

ただし、上記のような案件は条件として2〜3年の実務経験が求められるケースが多いです。そのため、応募する際はどれくらいの経験が必要なのかを前もってチェックしておきましょう。

フリーランスのミカタを活用すれば案件獲得を任せられ、あなたは人脈形成するために、勉強会やセミナーに参加できる時間を確保できますよ。

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なお、フリーランスのミカタがどんなサービスなのか詳しく知りたい方は、次の記事もあわせて参考にしてください。

フリーランスのミカタとは?サービス内容や特徴、メリット・デメリット、口コミも紹介

まとめ

今回は、フリーランスエンジニアがきついと感じる理由を口コミ情報を交えながら解説しました。

フリーランスエンジニアは、スキルだけが必要なのではなく、人間力や人脈を形成することも大切なため、きついと感じます。

スキルや人脈形成はすぐには身につかないため、長い時間をかけなければなりません。フリーランスエンジニアになると、やるべきことが多いため、時間を確保するのは大変です。

しかし、スキルアップすれば単価を上げられますし、人脈を形成すれば、最新情報が手に入ったり、案件を貰えることもありますよ。

フリーランスエンジニアはきついと感じることもありますが、理想的な働き方でもあるので、体調管理に気を配りながら、日々努力をしていきましょう。