フリーランスエンジニア向け案件・求人サイトおすすめ20選【2023年版】

「フリーランスが案件を獲得しやすい求人サイトってどこだろう？」
「どのサイトを利用すればいいのかわからない…」

フリーランスエンジニア向けの案件・求人サイトは数多くあるため、どれを選べばいいのかわからない人は多いですよね。

掲載案件の数や口コミなど、詳細を確認しないまま利用するサイトを選んでは、求人選びに費やした時間や手間を無駄にしかねません。

そこで、今回はフリーランスエンジニアにおすすめの案件・求人サイトを、選ぶポイントや利用時の注意点を交えて紹介します。求人サイトを活用した案件獲得のコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。

フリーランス向け案件・求人サイトを選ぶ5つのポイント

はじめに、フリーランス向け案件・求人サイトの選び方を、5つのポイントにまとめて紹介します。

エージェント型かクラウドソーシング型か

フリーランスエンジニアは案件・求人サイトを選ぶ際に、どのような形態で案件を獲得したいのかを明確にしなければなりません。

フリーランス向け案件は、次のようにエージェント型とクラウドソーシング型の2つに分けられ、それぞれ特徴が異なります。

エージェント型の案件・求人サイトを利用すれば、自分で営業活動をせずとも長期的に案件を獲得しやすい環境が整えられています。加えて、希望条件にあう案件を紹介してくれるため、キャリアを見据えた案件紹介が可能です。

エージェント型では自分で案件獲得に向けた行動を起こす必要がないため、エンジニアリングの仕事に集中できスキルアップにも時間を使えます。

一方、クラウドソーシング型では、案件への応募から契約締結までを自分で行う必要があります。

ただし、応募時に書類選考や面接を行うケースがほとんどありません。受注者は、依頼主が掲載する案件にオンライン上で応募し、採用されれば仕事を得られます。

そのため、すぐに案件への参画が可能です。

エージェント型とクラウドソーシング型では、案件の獲得方法が異なります。長期的に希望する案件を獲得しやすく、エンジニアリングの仕事に集中できるのはエージェント型です。

クラウドソーシング型は、単発の仕事を得たい場合や自分で案件を獲得しつつ案件獲得先を増やしたい人におすすめな形態になります。

希望条件にあう掲載案件が豊富か

希望条件にあう掲載案件が豊富なのかは、フリーランスエンジニアが案件・求人サイトを選ぶポイントの1つです。

案件・求人サイトごとで、案件の稼働時間や単価、案件数などが異なります。また、紹介する案件が、取引先の指定するオフィスに出向く『常駐案件』と働く場所や時間を自由に選べる『リモート案件』のどちらをメインで扱うのかは、案件・求人サイトによるのです。

フリーランスエンジニアが目指す働き方をするには、希望条件にあう案件が豊富な案件・求人サイトを選ぶ必要があります。

希望条件にあう案件があるのかを判断するには、案件・求人サイトの公式サイトで案件検索をします。

フリーランス活動を長期的に続けるためにも、働きやすく目指すキャリアを積める案件・求人サイトの選択は必須です。

サポート体制は充実しているか

サポート体制が充実しているかは、フリーランスエンジニアが案件・求人サイトを選ぶポイントの1つです。

案件・求人サイトごとで、サポート体制の充実度が異なります。たとえば、フリーランス協会へ無料で加入でき、福利厚生サービスが利用できるといった正社員並みの保障サービスが受けられるところもあります。

一方、サポート体制はそれほど充実していないものの、担当者との連絡が綿密であり困りごとや不安をすぐに解決するといったフォロー体制を整えている案件・求人サイトもあるのです。

加えて、税金や保険関係のサポートに力を入れ、税理士やファイナンシャルプランナーを紹介するところもあります。

そこで、どのようなサポートが受けられるとフリーランス活動を行いやすくなるのか自分で判断することが重要です。

フリーランスになると、福利厚生や保証がなくなることへ不安を感じる人には、ミッドワークスやテクフリ、税金や保険関係ならポテパンフリーランスといったサポート体制が充実している案件・求人サイトがおすすめです。

報酬の支払い期間に不都合はないか

報酬支払い期間の長さは、フリーランスエンジニアが案件・求人サイトを選ぶポイントの1つです。

報酬支払期間とは、締め日から報酬が支払われるまでの期間を示し、次のように案件・求人サイトごとで異なります。

報酬支払い期間が長い案件・求人サイトでは、即日払いや前払いといった独自の報酬受け取りサービスを行うところもあります。

ただし、報酬受け取りサービスを利用すると手数料がかかるため、収入が減ることを念頭におきましょう。

会社員とは異なり、必ず月1回報酬が支払われるわけではないため、自分が生活しやすい報酬支払い期間の案件・求人サイトを選ぶのがベストです。

利用者からの口コミ・評判は良いか

利用者からの口コミ・評判が良いかは、フリーランスエンジニアが案件・求人サイトを選ぶポイントの1つです。

利用者からの口コミ・評判を知るには、X(旧Twitter)やみん評がおすすめです。Xやみん評で案件・求人サイトを検索すると、利用者の感じたことや意見が投稿されています。

出典：みん評(レバテックフリーランスの口コミ・評判)

実のところ、各案件・求人サイトの公式ホームページ上でのイメージと実際の利用者からの声に相違が生じることがあるのです。

自分が公式ホームページで感じた良いイメージのみで案件・求人サイトを利用すると、実際とのギャップを感じて登録したことを後悔することもあります。

そのため、案件・求人サイトを利用する前に、口コミや評判の良し悪しを確認し登録する際の判断材料にするのが賢明です。

【エージェント型】フリーランスにおすすめの案件・求人サイト15選

選び方をおさえたところで、ここからはフリーランスエンジニアにおすすめのエージェント型案件サイトを15個紹介します。

フリーランスのミカタ

出典：フリーランスのミカタ

フリーランスのミカタは、高単価な案件を獲得しやすいエージェントです。

フリーランスのミカタは実務経験年数を3年以上積み、豊富なスキルと知識を有する案件を中心に仕事を紹介します。

主な紹介案件は、週5日稼働といった稼働時間の長い仕事がメインのため、高単価案件を実現しやすいのです。

サポート体制では、1人のコンサルタントが一貫して担当するため、担当者間の伝達ミスがありません。担当者はキャリアの意向や希望条件にマッチする案件を紹介し、参画時期や単価面で要望があれば取引先と条件交渉も行います。

コンサルタントが1人で担当するものの、綿密なコミュニケーションを取るため、充実したサポートを受けられるのです。

レバテックフリーランス

出典：レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、抱えている案件が豊富なエージェントです。

レバテックフリーランスでは、未経験から豊富な実務経験を有するフリーランスエンジニアまで幅広く案件を紹介します。

加えて、案件は全国対応のため、地方に住みながらでも仕事を獲得しやすいといったメリットもあるのです。

公開案件のみならず非公開案件も数多く抱えています。案件数が豊富であるため、案件検索を行いながら、現状のスキルと経験で獲得可能な単価の確認を自分で行えるのです。

加えて、レバテックフリーランスなら登録者のみ利用できるスカウト機能もあります。スカウト機能を利用すれば、あなたのスキルや経歴に興味を示した担当者から、面談の依頼や仕事の紹介を受けられます。

Midworks(ミッドワークス)

出典：ミッドワークス

ミッドワークスは、正社員並みの保障を受けられるエージェントです。

ミッドワークスなら交通費の支給(上限額あり)や報酬保障サービスが受けられます。フリーランスになると、仕事のミスは全て自己責任です。加えて、仕事が途切れると収入は得られません。

フリーランス活動を続けるうえで、損害賠償請求といった万が一のリスクに備えることや安定した収入は自分で保険へ加入し備える以外に方法はありませんでした。

ミッドワークスなら、案件に参画している希望者に上記のような保障を受けられるサービスがあります。

フリーランス活動への保障が手厚いエージェントを利用したい場合には、おすすめなエージェントです。

Croudtech(クラウドテック)

出典：クラウドテック

クラウドテックは、案件紹介から契約締結までの全工程をオンラインで行うエージェントです。

他エージェントでは、取引先との面談は対面で行われます。そのため、クラウドテックを利用すると、面談場所まで出向く必要がなく、時間と手間がかかりません。

加えて、未経験者から経験豊富なフリーランスエンジニアまで幅広く案件紹介を行うため、独立して日が浅い人でも安心して利用できます。

クラウドテックなら、未経験から経歴やスキルを積み上げられる環境が整えられているため、長期的に利用できるエージェントです。

IT プロパートナーズ

出典：ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、週2といった短い稼働時間で働けるエージェントです。

ITプロパートナーズなら、子育てや介護といった家庭の事情や個人開発で稼働時間に限りがあるなど、週5日稼働するのが困難なフリーランスエンジニアに適しています。

他エージェントでは働くのが困難な稼働時間でも、家庭と仕事の両立が可能です。また、個人開発を行いリリースできれば、エンジニアリング以外の仕事でも収入源ができますからね。

ITプロパートナーズを利用すれば、自分の生活ペースに合わせて限られた時間で働けるといったメリットがあります。

PE-BANK(ピーイーバンク)

出典：PE-BANK

PE-BANKは、案件紹介の手数料を8～15％で仕事の紹介をするエージェントです。

PE-BANKなら、報酬の受け取り回数に応じて案件紹介の手数料を設定します。実のところ、手数料を明確に提示するエージェントはほとんどありません。

そのため、手数料を明確にするPE-BANKなら、不信感を抱かず安心して働ける環境が整えられています。

加えて、PE-BANKの非公開案件には先端技術を扱う仕事が多いです。需要のあるスキルや技術をいち早く知れるため、単価アップも期待できます。

furien(フリエン)

出典：フリエン

フリエンは、取引先と直接契約できるエージェントです。

取引先と直接契約できる仕組みのおかげで、案件紹介手数料がかからず、長期的に案件を獲得しやすいといったメリットがあります。

加えて、フリーランス協会が提供するベネフィットプランlightへ無料で加入できます。ベネフィットプランlightでは、賠償責任保険や弁護士費用保険などフリーランスで働くリスクに備えられるのです。

フリエンを利用すれば、高単価案件を獲得しやすく、充実したサポートも受けられます。

フォスターフリーランス

出典：フォスターフリーランス

フォスターフリーランスは、リモート案件が豊富なエージェントです。

一部リモート案件を含めると、約80％の案件がリモート案件です。そのため、フォスターフリーランスを利用すれば、地方に住みながらフリーランス活動がしやすくなります。

一部リモート案件では、月1回といった頻度で取引先が指定するオフィスに出向くことが必須です。ただし、取引先へ出向く頻度は相談が可能なため、希望があれば担当者へ伝えることをおすすめします。

加えて、フォスターフリーランスなら、報酬の支払い期間を月単位で選べます。急遽お金が必要な際は当日払いや即日払い、早期払いの3パターンから選び、継続契約も可能です。

ギークスジョブ

出典：ギークスジョブ

ギークスジョブは、実務経験がなくとも案件を紹介するエージェントです。

ギークスジョブには案件検索のタブに『未経験OK』があるほど、実務経験が浅い人向けの案件が豊富にあります。

一方で、十分な経歴やスキルが必要な案件も抱えるため、実務経験を積んだフリーランスエンジニア向けの案件も取り揃えているのです。

そのため、未経験から実績を積めます。加えて、取引先社数が多いため、働くことを想像もしていない業界の案件へ参画できるといった貴重な経験も積みやすいのです。

ギークスジョブなら、活躍の場を増やしながらスキルアップができます。

テクフリ

出典：テクフリ

テクフリは、案件参画後3ヶ月ごとに単価交渉を行うエージェントです。

案件へ参画すると、約3ヶ月周期で仕事内容に変化がでたりプロジェクトでの役割が変わることがあります。

そのため、テクフリは案件参画後も定期的な面談を実施しヒアリングを行うことで、現状の仕事内容やスキルに見合う働き方なのか判断するのです。

加えて、テクフリなら正社員並みの福利厚生サービスを受けられます。報酬付休暇の取得やインフルエンザ予防接種の補助など、保障サービスが充実しています。

TECHSTOCK(テックストック)

出典：テックストック

テックストックは、週5日稼働の案件が豊富なエージェントです。

テックストックが抱える稼働時間の長い案件は、一部の仕事を担うだけでなくプロジェクトの責任ある仕事を任せてもらえるものが数多くあります。

稼働時間が長い案件が豊富だからこそ、高単価な案件を獲得しやすい側面もあるのです。

加えて、テックストックでは所得補償保険への加入や会計ソフトの利用料割引といった正社員並みの福利厚生サービスが受けられます。

そのため、テックストックを利用すれば、長期的にフリーランス活動を続けやすい環境が整えられているのです。

ポテパンフリーランス

出典：ポテパンフリーランス

ポテパンフリーランスは、税や保険関係のサポートが手厚いエージェントです。

ポテパンフリーランスには、専属の税理士やファイナンシャルプランナーがいます。そのため、独立後の節税対策やフリーランス活動を続けるうえで加入すべき保険などの相談が可能です。

ポテパンフリーランスを利用すると、税や保険関係の手厚いサポートのおかげで手間と時間をかけることなく、フリーランス特有の用務をこなせます。

加えて、ポテパンフリーランスはリモート案件が豊富なうえに、案件参画後にリモートへの変更を相談できます。

ポテパンフリーランスは、自分の好きな時間と場所で働きやすいエージェントなのです。

テックビズフリーランス

出典：テックビスフリーランス

テックビスフリーランスは、利用者の継続稼働率が97％のエージェントです。

テックビスフリーランスのコンサルタントは、社内試験に合格した人のみがフリーランスエンジニアを担当できます。

そのため、コンサルタントはITに関する豊富な知識を有しているのです。ITの知識が豊富なため、案件のミスマッチが少なく希望条件にあう仕事を紹介してくれます。

加えて、テックビスフリーランスは週5日稼働の案件を数多く抱えているため、長い時間働きやすい環境を整えています。

doda

出典：doda

dodaは、仕事内容が詳細に記載された求人サイトです。

dodaでは主に正社員や契約社員の求人を扱うものの、フリーランス向けに業務委託の案件もあります。

求人サイトで扱う業務委託の案件は、それほど多くありません。ただし、仕事内容や作業環境が詳細に記載されているため、働くイメージがしやすいといったメリットがあります。

dodaなら、開発経験がなくとも応募できる案件があるため、実務経験が浅い人にはおすすめです。

求人ボックス

求人ボックスは、業務委託案件が豊富な求人サイトです。

求人ボックスなら、契約形態別に平均年収や月給の記載があります。単価相場を確認できるため、目指す単価を設定しやすいのです。

加えて、求人ボックスを利用すると、毎日新しい求人が届きます。そのため、豊富な案件の中から自分で案件を探しやすいエージェントなのです。

【クラウドソーシング型】フリーランスにおすすめの案件・求人サイト5選名

ここからは、フリーランスエンジニアにおすすめのクラウドソーシング型の案件サイトを5つ紹介します。

クラウドワークス

出典：クラウドワークス

クラウドワークスは、案件数が豊富なクラウドソーシングサイトです。

案件数が豊富なため、同様な案件が数多くあります。より希望条件にあう案件を見つけやすいうえ、アプリがあるため仕事の希望条件を保存すると、新着求人の通知が届くのです。

自分で案件検索せずとも、希望にあう案件を見つけやすい仕組みが整えられています。

加えて、クラウドワークスに登録し案件を獲得した人が利用できる、福利厚生サービスがあります。

ベビーシッターサービスの割引や会計ソフトへの入力代行利用料の割引などがあるため、生活と仕事をサポートしてくれるのです。

ランサーズ

出典：ランサーズ

ランサーズは、秘密保持確認を徹底し安心で安全な案件を獲得できるクラウドソーシングサイトです。

ランサーズは、活動実績や登録状況に応じたランク制度や秘密保持確認の徹底、ウイルス対策といったセキュリティ状況の確認を行います。

案件への応募時に取引先が上記の状況確認を行い、求めるレベルに満たないエンジニアは応募できない仕組みなのです。

加えて、取引先は本人確認や秘密保持、電話確認を実施したかの記載があるため、案件を探す際にトラブルなく仕事ができる相手を見つけやすいことがメリットになります。

ココナラ

出典：ココナラ

ココナラは、個人のスキルを売り買いするクラウドソーシングサイトです。

必要とする人にスキルや知識を提供するため、自分の経歴や実績を詳細に記載し仕事の依頼を待ちます。

仕事を探す際には『公開募集』を利用します。公開募集では、具体的な仕事内容や要望が記載されているため、自分にあう仕事なのか判断しやすいのです。

加えて、オンライン上で仕事の依頼者と綿密に連絡を取り、要望に応じて作業の打ち合わせができます。

フリーランス名鑑

出典：フリーランス名鑑

フリーランス名鑑は、案件紹介の手数料がかからないクラウドソーシングサイトです。

フリーランス名鑑に登録すると、経歴やスキルに興味を示した取引先から直接連絡がきます。案件の連絡や相談を受け、やりとりを行い仕事を受けるスタイルです。

フリーランス名鑑で案件を受ける際に、紹介料はかかりません。ただし、登録時にStockSunサロンへの入会(月額4000円)が必須です。

サロンへ加入すると、IT情報をキャッチアップできたり知識やスキルを身につけるための動画が見放題になります。

フリーランス名鑑で案件を獲得しやすくするには、会員ブログで露出を増やし人気ランキングで上位に入ることです。

そのため、頻繁にブログを更新することが必要になります。

シュフティ

出典：シュフティ

シュフティは、自分のペースで在宅ワークできるクラウドソーシングサイトです。

シュフティなら、生活ペースに合わせて仕事の獲得ができます。スキル不要の案件もあるため、スキルチェンジや新たに身につけたいスキルに携わる仕事を得られるのです。

加えて、シュフティでは獲得した報酬に有効期限がありません。報酬を受け取るタイミングは自分で決められます。

フリーランスが案件・求人サイト以外で仕事を獲得する方法

ここまで、フリーランスエンジニアにおすすめの案件サイトを、選び方も交えて紹介しました。

ただ実のところ、求人サイト以外でもフリーランスが案件を獲得する方法は存在します。より多くの案件獲得方法を把握しておくことで、より効果的に仕事を得やすくなるでしょう。

そこで、ここではフリーランスが案件サイト以外で仕事を獲得する方法を紹介します。

知人から紹介してもらう

フリーランスエンジニアは、知人からの紹介で案件を獲得できます。

知人の間柄なら、スキルレベルや人間性を熟知しているため、案件のミスマッチを防げます。

また、信頼関係が成立していることもあり、案件の依頼をしやすいうえ継続的に仕事を任せてもらえる可能性が高いです。

『案件の獲得先を増やしたい』や『仕事を得るのと同時に営業力も身につけたい』場合に、知人からの案件紹介が有効です。

ただし、知人からの案件紹介は、単価交渉がしにくいといったデメリットもあります。知人や友人からの案件紹介はトラブルこそ少ないものの、万が一仕事で大きなミスをした場合には人間関係にも影響することを念頭におきましょう。

知人や友人から案件を紹介してもらうには「自分に任せてもらえる仕事はありませんか」と声をかけます。

前職での知人や独立した友人など、より多くの人に声をかけると案件を獲得できる可能性が高くなります。

自ら営業活動をする

フリーランスエンジニアが、自ら営業活動をすれば案件を獲得できます。

営業活動を行い、ビジネスへ注力している印象を与えれば、継続的に案件をもらえる可能性があります。

企業へ電話やメールで問い合わせを行い『熱心さ』や『人間性』を伝えることが大切です。
企業は仕事を依頼したい一方で、これまで取引のない人に案件を任せることへの不安を抱えることもあります。

誰もが企業の求めるレベルで、作業を終わらせてくれるとも限りませんからね。

そこで、一緒に仕事をした間柄であれば、企業は作業の正確さといった仕事ぶりがわかるため、安心して仕事を任せられるのです。

ただし、企業の担当者が忙しい場合や不在時は対応できません。加えて、企業への連絡頻度が高すぎると、執拗な印象を与える場合もあるのです。

企業にとってベストな問い合わせ方法は、1～2ヶ月ごとにメールで連絡をします。ただし、メールの場合は見てもらえない可能性があるため、3ヶ月に1度の頻度で電話することがおすすめです。

企業へ営業すると、継続的に案件を任せてくれる可能性もあるため、有効な案件獲得方法になります。

フリーランスの案件・求人サイトを活用した案件獲得のコツ3つ

独立後、フリーランス活動を続けやすくするためにも、継続的に案件を獲得し安定した収入を得る必要があります。

そこで、ここからはフリーランスの案件・求人サイトを活用した案件獲得のコツを、3つにまとめて紹介します。

複数の案件・求人サイトに登録する

フリーランスエンジニアが案件を獲得するコツとして、複数の案件・求人サイトへの登録は欠かせません。

フリーランスエンジニアが複数のサイトへ登録すると、より希望条件にあう案件を獲得しやすくなり目指すキャリアを積みやすくなります。

案件・求人サイトごとに、抱える案件が異なるからです。特に、各サイトが抱える非公開案件では、長年取引を重ねた企業との案件が多数あります。

他のサイトでは取り扱いがないような独自の案件や、先端技術を扱うといった貴重な経験を積める仕事に関われる可能性が高いのです。

複数のサイトへ登録すれば、さまざまな案件の中から仕事を選べます。自分のキャリアの意向に合わせて案件を獲得しやすくなるため、複数の案件・求人サイトへの登録がおすすめなのです。

案件・求人サイト主催のイベントやセミナーを利用する

各サイト主催のイベントやセミナーを利用すると、フリーランスの案件を獲得しやすくなります。

各サイト主催のイベントやセミナーでは、最新情報のキャッチアップが可能です。AIや機械学習といった先端技術以外にも、節税方法やインボイス制度をわかりやすく解説しています。

税金関係といったフリーランス特有の用務を時間と手間をかけずにこなせると、エンジニアリングの仕事に集中できるのです。

加えて、先端技術に関する情報を得られると、いち早く身につけるべきスキルや知識がわかります。先端技術を扱う案件は案件数が多く高単価であることが多いため、仕事が獲得しやすくなるだけでなく、収入アップも見込めます。

そのため、各サイト主催のイベントやセミナーを利用すれば、フリーランス活動が続けやすくなるのです。

単価相場を把握する

フリーランスエンジニアは単価相場を把握すると、案件を獲得しやすくなります。

フリーランス案件の単価相場を把握すると、低単価の案件を獲得せずにすむのです。実のところ、低単価の案件は案件紹介手数料が高い可能性があります。

IT業界は取引先とフリーランスエンジニアの間に複数の企業を挟む『多重下請け構造』をとることが多いのです。

IT業界で多重下請け構造が生じるのは、ユーザー会社からの発注が大企業に偏るからです。

大企業から仕事を依頼される中小企業は、下請けや孫請けにならざる負えなくなります。
フリーランスエンジニアが下請けや孫請けの仕事を行うと、仲介企業を複数挟むことになり手数料が増えるため、案件単価が低くなりがちなのです。

そこで、案件・求人サイトで案件検索を行い、自分のスキルと経歴で獲得可能な案件単価を把握すれば、低単価の案件へ応募せずにすみます。

加えて、テクフリやギークススジョブが提供する『市場価値診断』を利用すれば、担当者があなたの経歴やスキル、プロジェクト経験といった情報から想定年収を算出するサービスを提供しているのです。

案件検索や市場価値診断を利用すれば、フリーランスエンジニアは適切な単価相場の案件を獲得し続けられます。

フリーランスエンジニアが案件・求人サイトを利用する際の注意点

最後に、フリーランスエンジニアが案件・求人サイトを利用する際の注意点を3つにまとめて紹介します。

担当者からの連絡が早い案件・求人サイトを利用する

フリーランスエンジニアは、担当者からの連絡が早い案件・友人サイトを利用するのが賢明です。

連絡がスムーズに取れないエージェントを利用すると、案件の獲得が遅れる可能性があるため、安定的に仕事や収入が得られづらくなります。

実のところ、担当者との連絡が突然途絶えた人もいます。

エージェント編④
lineとweb面談でやり取りするタイプのトコ。
仕事紹介を受ける→エージェントを通じて面接する
→面接官「合否はエージェントを通じて連絡します」
→その後突然lineの連絡が全て途絶える。全く連絡なし。

ココ最悪でしたね。本社にガッツリクレーム入れました。

— 天音こかげ@11/12秋例大祭『こ17a』 (@neama88330) July 6, 2023

担当者からの連絡が途絶えた際は、まずは担当者に直接連絡しましょう。担当者は複数のフリーランスエンジニアを担当するため、手が回らず連絡ができない状態の可能性もあります。

ただし、何回も連絡が途切れる場合は担当者の変更を申し出たり、利用する案件・求人サイトを変更するのがベストです。

フリーランスエンジニアはフリーランス活動を続けやすくするためにも、担当者からの連絡が早い案件・求人サイトの利用がおすすめです。

仕事内容が詳細に記載されているかを確認する

フリーランスエンジニアは、仕事内容が詳細に記載されている案件・求人サイトの利用が賢明です。

応募時に仕事内容が詳細に記載されていなければ、参画後に実際の業務と相違が生じトラブルになる可能性があります。

もちろん、契約書に記載された仕事内容と応募時に担当者から説明を受けた作業内容に違いがないことの確認は必須です。ただ、微妙なニュアンスの違いで担当者の話がフリーランスエンジニアにうまく伝わらないこともあります。

実際に案件へ参画すると、聞いてた仕事量よりも多いことや契約書に記載のない仕事を任せられることもあるのです。

そのため、担当者や取引先とのトラブルを防ぐためにも、応募時や契約書に仕事内容が詳細に記載されている案件・求人サイトの利用がおすすめになります。

契約内容以外の業務実施に関する追加報酬を明確にする

フリーランスエンジニアは契約内容以外の業務を実施した場合、追加報酬を受け取れるのかを明確にすることが賢明です。

契約書に記載された仕事内容と単価で双方が同意し契約締結となるため、仕事量が増えれば報酬に見合わない仕事をこなすことになります。

フリーランスエンジニアは、案件へ参画し経験を積むと、取引先から契約内容外の仕事を頼まれることもあるのです。もちろん、契約外の追加業務を行うとなれば、新たに契約書を結び単価交渉ができます。

追加業務を依頼された場合に、新たな契約をスムーズに進ませるためにも事前に契約内容以外の仕事を行う際に報酬アップは可能なのか確認することが賢明です。

取引先と報酬面でのトラブルを避けるためにも、契約内容以外の業務実施の際に追加報酬は可能なのか明確にすることをおすすめします。

まとめ

今回は、フリーランスエンジニア向けの案件・求人サイト20選を、選ぶポイントや利用時の注意点を交えて紹介しました。

フリーランスエンジニア向けの案件・求人サイトを利用し案件を獲得する場合は、どのようにフリーランス活動を続けたいのか明確にすることが賢明です。

具体的には、エンジニアリングの仕事に集中したいや充実したサポートを受けたいのようにフリーランス活動で重要視するポイントを実現できる案件・求人サイトを利用しましょう。

加えて、フリーランス活動を続けやすくするためにも、案件・求人サイトを利用する際の注意点にも留意が必要です。

担当者や取引先とのトラブルを防ぎ、長期的にフリーランス活動を続けられるよう最適な案件・求人サイトを選びましょう。