駆け出しフリーランスエンジニアの悲惨な末路【失敗する原因も紹介】

「うまくいかないフリーランスエンジニアはどんな末路になるの?」
「独立して稼げなかったらどうしよう…」

いざ独立して後悔しないか不安な人は多いですよね。

実際のところ、独立したは良いものの思うように活動できず、悲惨な末路を辿るフリーランスは多くいます。

今の状態で安定かつ継続的にフリーランスとして活用していけるのかを確認しないまま独立しては「会社員の頃の方がよかった…」と後悔しかねません。

そこで、今回はフリーランスエンジニアの悲惨な末路を、体験者の口コミも交えて紹介します。また、悲惨な末路を辿るフリーランスエンジニアの共通点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアの悲惨な末路5選

さっそく、フリーランスエンジニアの悲惨な末路5選を紹介します。

  • 仕事が獲得しづらくなり収入が減った
  • 請け負う仕事量を調整できず精神が病んだ
  • 収入やスキル面の不安から精神的に自分を追い込んだ
  • 唐突な契約解除で収入が不安定になった
  • 会社員時代と変わらず満員電車に乗っている

仕事が獲得しづらくなり収入が減った

なかには、年齢を重ねるたびに応募可能な案件が減り、思うように仕事を獲得できないフリーランスもいます。

人は、年齢を重ねると健康面や体力面が衰えます。生活習慣の悪さや臓器の機能低下が原因で病気になりやすくなり、筋力や活動量が下がることで体力も低下するのです。

このような前提から取引先は仕事を計画通りに進めるため、案件の応募条件に40代までといった年齢制限を設けるのです。

ゆえに、年齢を重ねるほど応募可能な案件数の減少で仕事を獲得しづらくなり、収入が減るという状態に陥ります。

請け負う仕事量を調整できず精神が病んだ

独立すると、仕事を詰めすぎて精神が病む末路を辿る人もいます。

フリーランスエンジニアは仕事を獲得するために、同時期に複数の案件への応募が可能です。そのため、複数の案件に採用されると、仕事ができる安心感から全て引き受けがちになります。

採用を断れば応募先に悪い印象を与えかねませんからね。また応募先と信頼関係を築き継続的に案件をもらうためにも、良好な関係を保ちたいという心理もはたらくのです。

とはいえ、引き受けた仕事を全て納期までに終わらせるためには、作業時間を長くしなければなりません。好きな時間に働けるといったフリーランスエンジニアの働き方ができず、時間に追われる生活になります。

ゆえに、時間と心に余裕が無くなり、焦る気持ちが強くなり精神が病むのです。

収入やスキル面の不安から精神的に自分を追い込んだ

独立後に収入やスキル面で不安を抱え精神的に自分を追い込む末路に辿りつく人もいます。

フリーランスエンジニアで働く大前提として、仕事を獲得しなければ収入は得られません。収入を上げるためにはスキルも必要になります。そのため、仕事をこなしながらスキルを磨くのが理想的です。

ただ、仕事のスケジュール管理ができなければ作業が思うように進まず、スキルを磨く時間を確保できません。日々仕事をこなすのみの生活で、スキルアップできず、焦る気持ちが膨らみます。

そうすると、いまするべきことの判断がつかなくなり、精神的に自分を追い込むのです。

唐突な契約解除で収入が不安定になった

フリーランスエンジニアになると、急な契約解除で収入が不安定になる末路を辿る人もいます。

急な契約解除が起こる理由は次の2つです。

  • 開発フェイズが進んだため
  • スキル不足のため

フリーランスエンジニアに依頼される仕事はプロジェクトの一部であり、開発フェイズが進むと依頼する仕事が無くなるため契約が終了します。

また、フリーランスエンジニアに十分なスキルがなければ取引先が求めるレベルで仕事ができません。

そのため、より相応しいフリーランスエンジニアを新たに採用するため、唐突に契約が解除され収入が不安定になるのです。

会社員時代と変わらず満員電車に乗っている

独立したあとでも、満員電車に乗り続けるという末路を辿る人もいます。

フリーランスエンジニアの仕事には、取引先が指定する場所と時間で働くこともあるのです。そのため、通勤ラッシュの時間帯に電車に乗るといった働き方は会社員時代と変わらないことがあります。

独立後に好きな時間と場所で働きやすいのは、豊富なスキルや実績を持つ人です。というのも、取引先が依頼する仕事を求めるレベルで、かつ納期までにこなすことが見込めますからね。

このことから、フリーランスエンジニアになれば、必ず好きな時間と場所で働けるわけではなく、満員電車に乗り指定されたところへ向かう働き方もあるのです。

悲惨な末路を辿るフリーランスエンジニアの共通点

上記の解説から、フリーランスエンジニアになることを不安に感じる人もいますよね。ただ、どのような活動をすると悲惨な末路に向かうのかを知れば、対策が取れるはず。

そこで、ここからは悲惨な末路を辿るフリーランスエンジニアの共通点を解説します。

  • 仕事を請け負いすぎている
  • スキルアップに時間を割いていない
  • 体調管理がおろそか

仕事を請け負いすぎている

請け負う仕事が多すぎる点は、悲惨な末路を辿るフリーランスエンジニアの共通点です。

フリーランスエンジニアは、同時期に何件でも仕事を受けることが可能です。ただ、たくさんの仕事を請け負いすぎると、スケジュールに余裕がなくなります。

しかし「収入が得られなくなるのではないか」といった不安から、つい仕事を受けすぎてしまうのです。かつ請け負った仕事の中から継続的に仕事がもらえると嬉しいですからね。

そのため仕事を得ることを最優先に考えすぎると、限られた時間の中で仕事をしなければならず、次第に精神が病みやすくなります。

スキルアップに時間を割いていない

仕事を請け負い過ぎた結果、『スキルアップに時間を割けない』のも悲惨な末路を辿るフリーランスエンジニアの共通点です。

仕事を請け負いすぎると、時間的余裕がなくなります。日々仕事詰めになり、スキルアップに時間を割けないのです。

しかし、スキルアップできなければ、高単価の案件を獲得するのは難しくなります。スキルレベルが高いほど案件単価も上がるからです。

たとえば、PHPを扱い自社サービスを運用する次のような案件があります。

出典:フリーランスのミカタ

同じPHPを扱う仕事でも、スキルアップし開発案件を獲得できれば単価を上げられます。

出典:フリーランスのミカタ

このように、スキルアップしなければフリーランスの経験年数が長くなるのみで収入は上がりづらいのです。

体調管理がおろそか

悲惨な末路を辿るフリーランスエンジニアは、体調管理をおろそかにしがちです。

そもそも、体調管理ができない人は健康に無関心な側面があります。

バランスの良い食事や十分な睡眠が取れておらず、生活習慣が悪くなりがちです。そのため急に体調を崩すこともあります。

体調管理がおろそかになると、仕事が進みにくい焦りから精神的にも追い込まれるのです。結果的に、身体と精神両方に不調をきたし、仕事で良いパフォーマンスが出せなくなります。

フリーランスエンジニアとして活躍し続けるための4つのコツ

フリーランスエンジニアの悲惨な末路を避けられても、継続的な仕事や安定した収入を得られるとは限りません。

独立ができても稼げなければ、フリーランスエンジニアとして活動し続けることは難しくなります。

そこで、最後にフリーランスエンジニアとして活躍し続けるための4つのコツを紹介します。

  • の獲得経路を確立する
  • 日々新しい情報を取り入れる
  • 案件の受注以外に収入源を見つける
  • フリーランスエージェントを活用する

案件の獲得経路を確立する

長期的に案件を獲得できる取引先を見つけることも、フリーランスエンジニアとして成功する要素です。

フリーランスエンジニアは年齢を重ねると案件を獲得しづらくなります。そのため、取引先と信頼関係を築き、案件を長期的に獲得することが大切なのです。

フリーランスで活動するなかで、仕事内容や稼働時間など希望に合う仕事を獲得できる取引先を見つけることから始めましょう。

自分が仕事をしやすいと感じる取引先となら長期的に付き合いやすいですからね。次いで、取引先と信頼関係を築くように努めます。

たとえば、取引先が求めるレベルで仕事をするためにスキルを磨いたり、コミュニケーションを取るのです。

取引先と信頼関係を築くには時間がかかるため、フリーランスエンジニアとして活動を始めたら、日々積み上げましょう。

案件の獲得先が見つかれば仕事を得やすくなり、年齢を重ねてもフリーランスエンジニアとして活躍をし続けられます。

日々新しい情報を取り入れる

日々新しい情報を取り入れることは、フリーランスエンジニアの活躍に欠かせません。ここでいう新しい情報とは、次のようなIT業界の最新技術に関する情報のことです。

  • AI(人工知能)
  • DX(Digital Transformation)
  • IoT(Internet of Things)
  • 5G(第5世代移動通信システム)

最新技術の情報を取り入れると需要のあるスキルが見つかるため、長期的に高単価の案件を獲得しやすくなります。

IT業界は新しい技術が次々と出てきて、私たちの生活を便利で豊かなものにします。たとえば、あらゆる生活家電をネットワークに接続し、遠隔操作することが可能になりました。外出先からお風呂を沸かしたり、エアコンをつけられるのです。

このような新しい技術はこれから発展することが予想されます。そのため、新しい技術を扱うスキルには長期的に需要があるのです。

新しい技術を扱うためのスキルを身につけると高単価の案件を獲得しやすくなるため、フリーランスエンジニアとして活躍できます。

案件の受注以外に収入源を見つける

案件の受注以外に収入源を見つけることも、フリーランスエンジニアとして成功するポイントです。

案件の受注以外に収入源があれば、次の口コミのように収入が不安定でも安心できます。

案件の受注以外の収入源には次のものがあります。

  • アプリのリリース
  • ブログの運用
  • オンライン講座の販売

特におすすめなのが、オンライン講座の販売です。得意な分野でオンライン講座を制作すれば、販売や集客はUdemyといった販売のプラットフォームに任せられます。

そのため講座の制作が終われば、まるで自動販売機を設置したように手間がかからず、不労所得を手にできるのです。

さらに、コメント欄を設けることでユーザーの声を確認できます。どのような情報を知りたいと思っているのかやどのような講座が求められているのかなどがわかるのです。

このような情報をもとにオンライン講座の量産が可能になり、案件の受注以外の収入源も安定します。

フリーランスエージェントを活用する

フリーランスエンジニア向けエージェントを活用すると、中・長期的に案件を獲得しやすくなります。

フリーランスエンジニアとして活躍するには、継続的に仕事を獲得し収入を得る必要があるのです。ただ、独立するとスキルを身につけるために学習をしたり、お金の管理などやるべきことは多くあります。

そのため、エージェントを活用すれば、担当者が希望に合う案件を探し出してくれて、履歴書の書き方や面接のアドバイスをしてくれるのです。

とはいえ、フリーランス向けエージェントは数多くあるため、どのサイトが自分にあうのかわからない人もいますよね。

案件の単価や仕事内容などはエージェントサービスごとに異なるため、詳細を確認せずに選ぶと後悔しかねません。

そこで、おすすめなのが『フリーランスのミカタ』です。

出典:フリーランスのミカタ

フリーランスのミカタは、通常のサイトには掲載されていない15,000以上の非公開案件と高単価な案件を豊富に取り揃えるエージェントサービスです。

具体的には下記のような案件が多く掲載されているため、収入が不安定といわれるフリーランスでも、中・長期的に安定した収入を獲得できます。

  • 週5日(7時間/日、140〜180時間/月)
  • リモートワーク
  • 50〜80万円の月収

フリーランスのミカタに掲載している案件例

また希望年収や稼働時間だけでなく、扱うプログラミング言語などを細かく指定して案件を探せるため、自分にあう仕事を見つけやすいサイト仕様になっています。

ただし、上記のような案件は条件として2〜3年の実務経験が求められるケースが多いです。そのため、応募する際はどれくらいの経験が必要なのかを前もってチェックしておきましょう。

フリーランスのミカタを活用すれば、中・長期的に獲得できる案件が見つかりますよ。

どんな案件が掲載されているか気になる人は、下のボタンから自分にあう案件を探してみてください。

公式サイトで詳細を見る

なお、フリーランスのミカタがどんなサービスなのか詳しく知りたい方は、次の記事もあわせて参考にしてください。

→ フリーランスのミカタとは?サービス内容や特徴、メリット・デメリット、口コミも紹介

まとめ

今回は、フリーランスエンジニアの悲惨な末路を、辿った人の共通点と合わせて解説しました。

フリーランスエンジニアが悲惨な末路を辿ると、収入が不安定になったり、精神的に追い込まれます。ただ、悲惨な末路を辿るフリーランスエンジニアには、『仕事を請け負いすぎている』といった共通点があるのです。

フリーランスエンジニアが悲惨な末路を辿らないために、請け負う仕事の量を自分でコントロールすることが必要になります。

そのうえで、スキルアップに時間を割いたり、案件の受注以外に収入源を見つけてみましょう。

高単価の案件を獲得しやすくなり、仕事をこなす以外にも収入源があれば、収入の安定が期待できます。