フリーランスWebデザイナーの見積もり作成方法は?重要性と工数、相場を元に紹介

フリーランスのWebデザイナーの見積もり作成方法

働き方が多様化されている昨今、自由に働くフリーランスに憧れフリーランスWebデザイナーへと独立された方もいるはず。独立当初は案件を獲得する為、営業活動に忙殺されている方も多いでしょう。

しかし、いざ案件獲得する上で、

「フリーランスwebデザイナーの見積ってどう作ればいいの?」
「フリーランスwebデザイナーの見積作成にかかる工数は?」
「フリーランスwebデザイナーのweb制作費用の相場は?」

など不明確なことが多く、あなたも困っていませんか?

実は適切な案件相場がわからず安い見積で仕事を受注してしまうなんてこともあるんです。作成工数がかかっているのにそれ相応の金額を受注できなければ、精神的にも疲弊してしまうでしょう。

また、身の回りに頼れる人がいなければ、どうしていいかもわからず不安になってしまいますよね。

そこで今回は、フリーランスWebデザイナーの見積方法から見積にかかる必要工数、web制作費用の相場をご紹介していきます!

現在見積作成で悩んでいる方や、これからフリーランスwebデザイナーを目指される方は是非参考にして取り組んでみてください。

それでは参ります。

フリーランスWebデザイナーの見積の重要性

フリーランスWebデザイナーおいて、見積はとても重要です。なぜなら、見積が雑だとクライアントから仕事の案件を獲得できない可能性が高くなるのと、見積もりを作れなければそもそも案件獲得につながらない可能性も大だらからです。

あなたが仕事を依頼する立場だったら、依頼した制作物に対する納期や費用が曖昧なデザイナーに仕事をお願いしたくないですよね?

依頼してくれた企業様やクライアントに納期や費用を提示し、お互いが納得した上で仕事を依頼する為の役割が見積書なんです。

また、仕事を受注するデザイナー側も曖昧な見積で仕事を受注すると、後から追加されるクライアントの要望にも答えなくてはいけなくなり、思った以上に工数がかかり採算が合わなくなってしまう可能性もあります。

お互いが納得し、気落ち良く仕事を進める為にも、適切な工数、適切な相場からあなた自身の見積もりを作りクライアントへ提示できるようにしましょう。

フリーランスwebデザイナー見積り作成にかかる工数

フリーランスwebデザイナーは見積を作成する上では、「何に、どのくらいの時間がかかるのか?」必要になる工数を明確にする必要があります。

フリーランスwebデザイナーが見積作成する上で、明確にするべき工数は以下のものになるしょう。

  • ミーティング工数
  • ヒアリング工数
  • 調査工数
  • 設定工数
  • レクチャー工数
  • 見積もりに含めず先方へ別途費用をもらう工数

それぞれについて解説していきますね。

ミーティング工数

クライアントとの打ち合わせの工数を明確にしておきましょう。なぜなら、事前に打ち合わせの回数や時間を決めておくことで無駄な打ち合わせを無くせるからです。

事前に打ち合わせの回数や時間を決めていない場合、準備不足や情報不足で無駄な打ち合わせで終わってしまう場合もあります。このようなことを避け、生産的な打ち合わせを行う為にも目的意識を持って打ち合わせをする必要がありますよね。

無駄のない打ち合わせを行う為、打ち合わせ頻度や時間、ビデオ会議でもいいのかなどを事前に定めておきましょう。

ヒアリング工数

Webサイト制作を行う上で、ただ依頼されたものを作るだけではクライアントは納得してくれません。クライアントが納得するWebサイトを制作するには、クライアントがイメージするデザインであったり、したいことを細かくヒアリングする必要があるでしょう。

例えば、サイト制作をする上では、以下の内容をヒアリングしていきます。

  • サイト制作の目的は?
  • どんなサイトにしたいのか?
  • どんなデザインにしたいのか?
  • ロゴデザインは作成するか?

ヒアリングはクライアントのイメージするサイトデザインを理解するために必要な作業工数になるので、ヒアリング工数を設けておきましょう。

調査工数

調査の工数は時間がかかります。事前に工数として設けていないと、稼働時間が増えてしまい採算が合わなくなってしまうので気をつけましょう。

webサイトには様々なサービスがあります。クライアントがイメージするサイト制作をするには、どのようなサイトが適しているのか調査する必要があるんですね。

例えば、調査をする上では、以下の調査をしていきます。

  • 競合企業がどんなロゴデザインにしているのか?
  • 有名な企業がどんなサイトデザインにしているのか?

調査はクライアントのイメージに適したwebサイトを制作する上で、必要な作業工数になるので、調査工数を設けておきましょう。

設定工数

設定工数はさほど時間がかかるもでのではないですが、細かな設定が積み重なればコストになるので工数として設けておくといいでしょう。

0からwebサイトを制作する場合は、レンタルサーバーの契約からドメイン取得、WordPressのインストールと初期設定が必要になります。また、Google AnalyticsやAdSenseなどのアクセス解析の設定など細かな作業が工数としてかかるでしょう。

レクチャー工数

webサイトを制作し仕事が完了ではなく、サイトの設定や操作についてレクチャーする工数も考えておきましょう。

サイト公開後の運用方法や操作方法など、伝えておくべき情報をしっかり伝えておくといいですよ。

また、クライアントによってはサイトのマニュアルを作成してほしいという依頼をされる場合もあり、マニュアルを作成する場合は更に時間がかかる為事前に確認しておきましょう。

見積もりに含めず先方へ別途費用をもらう工数

事前に見積には含まれない工数は明確にしておきましょう。なぜなら、事前に明確にしておかないと後になって追加の修正や発注に対応しなくてはいけず採算が合わなくなるからです。

事前にここまではできる範囲と明確に伝えるためには、以下の情報を見積作成時に記載しておくといいですね。

  • 修正作業は〇〇回まで
  • ページを増やす場合は追加見積1ページ〇〇円
  • 公開後の運用更新は別途見積
  • バグなどの対応について

上記のことを事前に明確にすることで、後々にトラブルになることも避けられるでしょう。

ここまで、フリーランスwebデザイナーが明確にするべき工数について、紹介させていただきましが、より詳しい見積作成について知りたい方は以下の動画を参考に作成してみてください。

フリーランスwebデザイナー見積り方法

見積工数を明確にできたら、見積書作成に移ります。あなた自身の設定している時間単価と作業工数にかかる時間をかけて見積金額を出しましょう。

ここまでできれば、見積書が作成できます。とはいえ、見積書を作成するにも、「ぶっちゃけ見積書ってどうやって書けばいいの?」と思っている方もいるでしょう。

そんな方の為に、見積書の書き方や見積作成時の注意点について以下でそれぞれ解説していきますね。

見積書書き方

フリーランスで見積書を作成するうえでは、マネーフォワードやfreeeなどのサービスがありますが、個人的には「misoca」をおすすめします。なぜなら、misocaは無料で利用できるのと、「弥生会計ソフト」とも連携ができ確定申告の際にも便利だからですね。

なので今回は、misocaを使ってHP制作一式を請け負った場合の見積書の書き方について解説していきます。以下の見積書はあくまで一例として参考にしていただければ幸いです。

misocaを使って見積書を制作すると上記のようになります。見積書記入工程は①〜⑦番まで。

①取引先名を記入する
②見積書発行日と有効期限を記入する
③見積番号を記入する
④件名を記入する
⑤自社名・名前・住所・連絡先を記入する
⑥品番・品名・数量・単位・単価・金額を記入する
⑦備考欄へ記載事項がある場合は記入する

このような流れで記入していただけると、上記の例のような見積書を簡単に作成できるんです。見積書を作成したことがない人は難しそうなイメージがあると思いますが、作成してみると案外簡単に作成できるので、早速作ってみてくださいね。

見積作成時の注意点

見積書は簡単に作成できると言いましたが、作成するうえで注意するべきことに気をつけて作成する必要があります。上記の⑦番の備考欄にはリスク管理の為、想定できるトラブル回避の内容は必ず記載するようにしましょう。

見積書のトラブルで多いのは、見積書で提示した金額と実際の請求金額に変動がおこることです。モノに価格変動があるように、サービスでも同じことがおこる場合もあるはず。

事後になってトラブルにならないように、事前に価格変動の可能性について備考欄に記載してクライアントにも納得してもらいましょう。また、口頭で約束した内容なども漏れなく記載することでムダなトラブルを避けられるのでおすすめです。

フリーランスwebデザイナー webサイト制作費用の相場

ここまで見積作成について解説してきましたが、フリーランスWebデザイナーが仕事を受注する上で一番悩むのがwebサイト制作費用の価格設定ではないでしょうか?

適切な費用が定められていないからこそ、裁量になり採算が合わない費用で仕事を受注してしまう方もいるはず。そこで、フリーランスWebデザイナーのwebサイト制作費用の相場について最後に解説していきます。

小規模企業サイト

小規模企業サイトの費用相場は40万円〜60万円が目安になっています。小規模サイトの制作内容は以下の通り。

  • トップページ×1
  • 企業情報×3
  • 事業・サービス紹介×4
  • お知らせ×1
  • お問い合わせ×1

サイトページ数は10ページ程度。小規模サイトの場合は、サイト自体で集客を集める目的より会社のことを理解してもらう目的でサイトを制作したいという依頼が多いです。

多くのページ数を設けずに制作できるので、コンパクトに制作するパターンが多いいでしょう。

中規模企業サイト

中規模企業サイトの費用相場は80万円〜120万円が目安になっています。中規模サイトの制作内容は以下の通り。

  • トップページ×1
  • 企業情報関連ぺージ×8
  • 事業・サービス紹介関連ページ×15
  • お知らせ関連ページ×5
  • お問い合わせ×1

サイトページ数は30ページ程度。中規模サイトの場合は、既存サイト自体をリニューアルしたいという依頼が多いです。

リニューアルの場合は制作工数が少ないからと制作費用が安くなると思われがち。ですが、どのような改善をするべきか検討し、0ベースから制作し直すパターンもあり作業工数が増える為コストがかかることが多いいでしょう。

大規模企業サイト

大規模企業サイトの費用相場は150万円〜500万円が目安になっています。大規模サイトの制作内容は以下の通り。

  • トップページ×1
  • 企業情報関連ぺージ×15
  • 事業・サービス紹介関連ページ×35
  • お知らせ関連ページ×28
  • お問い合わせ×1

サイトページ数は80ページ程度。大規模サイトの場合も、既存サイト自体のリニューアルか統合リニューアルをしたいという依頼が多いです。

大規模サイトになると、ブランドを多く扱っている為、サービス関連の情報工数は多くなります。また、商品などを扱う会社の場合は、製品情報もCMSで管理する必要が増えるんですよね。

各ブランドページを設置する場合は、ブランド毎のページを作り込むなど細かな制作内容によって費用感も大きく変動するでしょう。

ランディングページ

ランディングページの費用相場は25万円〜60万円が目安になっています。ランディングページの制作内容は以下の通り。

制作ページ数×1

サイトページ数は1ページ程度。ランディングページの場合は、集客をし売上に直結させたいという依頼で制作したいという依頼が多いです。

ランディングページの場合は長い1ページだけの制作になる為、制作費用が安くなると思われがちですが、ページ内に掲載する内容によって費用も変動します。また、制作前の競合調査やターゲットに合わせたキャッチコピー作成などの作業工数がある為コストがかかることが多いいでしょう。

まとめ

今回は、フリーランスWebデザイナーのの見積方法から見積にかかる必要工数、web制作費用の相場をご紹介させていただきました。

フリーランスWebデザイナーにとって、見積書は仕事を獲得する上で欠かせない重要な書類です。必要な情報を明確に記載して、クライアントから信用して仕事を受注できるようにしましょう。

今回の記事を参考にして、あなたのフリーランス人生の助力になれれば幸いです。