フリーランスエージェントに複数登録する3つのメリット!おすすめサービスも比較紹介

フリーランスエージェントを複数登録すべき5つの理由!

フリーランスとして仕事や案件を獲得していく方法はさまざま。ただ、独立したばかりでまだまだ経験が浅いという人には、フリーランスエージェントの活用は1つの選択肢ですよね。

フリーランスエージェントは案件の紹介だけでなく、参画後のサポートや福利厚生などのサービスもあります。フリーランスとして走り出した人にとっては、案件を獲得できれば仕事に集中できるのでおすすめです。

いざ、フリーランスエージェントに登録しようとした時に、


「フリーランスエージェントって、複数登録して大丈夫なの?」
「使うフリーランスエージェントは1つの方がいいのかな?」
「複数登録して、メリットってあるの?」

と疑問に思っていませんか?

大小あわせて50社以上存在するフリーランスエージェントはサービスごとに様々な特徴があり、登録するときにどれがいいのか?迷ってしまいますよね。時間をかけて登録したにも関わらず、仕事が獲得できなかったら嫌なはず。

また、自分にあったエージェントを1つ選ぼうというのは難しいですよね。しかし、複数登録すべきなのかと迷っている人も少なくないはず。

そこで今回は、フリーランスエージェントを複数登録すべき理由について解説していきます。

エージェントを複数登録した際のメリット・デメリットや注意点についても紹介するので、複数登録すべきか迷っている方は本記事を参考にしてみてください。

フリーランスエージェントは複数登録すべき!

結論からいうと、フリーランスエージェントは複数登録すべきです。逆に、1つでなくてはいけないということもありません。

複数登録しておくことで、それぞれのエージェントからお仕事の依頼を獲得できます。そのため案件獲得に困らなくなる可能性が高まるんですね。

またエージェントによって抱えている案件の特性も違うため、あなたの希望に沿った仕事をできる可能性も高まります。

複数のエージェントを登録すべき理由は他にも様々な理由がありますので、複数登録すべき理由をもう少し深堀りして解説していきますね。

フリーランスエージェントを複数登録すべき理由

ここではフリーランスエージェントを複数登録すべき5つの理由について解説していきます。

  • 案件の取捨選択が可能になるため
  • 案件が途切れるリスクが軽減されるため
  • 条件や報酬などの交渉が可能になるため
  • 福利厚生などのサービスを受けられる可能性があるため
  • 様々なエージェントと意見交換ができ、実情の知見を得られるため

上記の5つについて、具体例なども交えながら紹介していきますね。

1.案件の取捨選択が可能になるため

フリーランスとして仕事をする人にとって、案件の質はもっともこだわりたいポイント。取り組む案件が自分にあった仕事の内容なのか、望んだ報酬を得られるかどうかは大事にしたいですよね。

1つのフリーランスエージェントが扱える案件数にはもちろん限りがあるので、複数登録すれば探せる案件数はもちろん増えます。また、エージェントごとにエンジニア案件が豊富であったり、Webデザイナー向けの案件が多いなどサービスに特性があります。

フリーランスエージェントに複数登録することで、自分にあった案件を探す際に選択肢が増えて取捨選択ができるようになります。

2.案件が途切れるリスクが軽減されるため

フリーランスとして働く人にとって、仕事が途切れてしまうのは大きなリスク。正社員ではないフリーランスの契約には雇用が保証されないためです。

フリーランスエージェントから紹介される案件の多くは3ヶ月の更新が一般的。中には、1ヶ月や半年という期間の案件もあります。

案件が途切れそうになった時に、登録している唯一のエージェントで次の案件が獲得できないというリスクは回避したいですよね。

もちろん、エージェントの担当者とより良い関係性を築いて案件続行の可能性を高めていくことは大切なこと。ただ、不測の事態に備えてエージェントを複数登録しておけばリスクを軽減できます。

3.条件や報酬などの交渉が可能になるため

フリーランスエージェントに複数登録しておくことで、条件や報酬などの交渉が可能になります。逆に、1つしか登録していない場合には難しいんですね。

なぜかというと、フリーランスエージェントには登録することで見ることができる非公開案件があるからです。自分が参画しようと思っている案件の相場感や、エージェントごとに違うマージン(手数料)なども知ることができます。

特に、報酬金額が大きくなるケースが多い常駐案件や、稼働日数・期間が長い案件には有効的です。エージェントに複数登録することで、自身の報酬を最大化できるようにしておきましょう。

4.福利厚生などのサービスを受けられる可能性があるため

複数のフリーランスエージェントに登録することで、それぞれの福利厚生などのサービスを受けられる可能性があります。

エージェントによっては、

  • 確定申告などの税金関係
  • 健康診断
  • 語学研修のサポート

などさまざまな福利厚生を提供しています。自分にあったサービスが受けられたら生活の支えにもなり嬉しいですよね。

ただ、原則としてエージェントに登録しただけでは福利厚生は使えない場合が多くなっています。ほとんどの場合で、エージェントから紹介された案件参画が条件になっているので注意は必要です。

5.様々なエージェントと意見交換ができ、実情の知見を得られるため

会社等のコミュニティに属さず個人で働くフリーランスにとって、市場の情報収集は大切です。市場や時代の流れに逆らってしまっては、長期でフリーランスとして活躍していくことは叶いません。

複数のフリーランスエージェントに登録することで、様々なエージェントと意見交換や情報を得ることができます。それぞれのエージェントや担当者しか持っていない旬な情報もあるはずです。

エージェントに複数登録することで市場への知見を高め、フリーランスとして有利に仕事を進めていきましょう。

エージェントを複数登録する3つのメリット

ここではフリーランスエージェントに複数登録するメリットを紹介していきます。上記の複数登録すべき理由をふまえて、特にどんなメリットがあるのか解説していきますね。

仕事の幅が広がる

エージェントを複数登録することで、仕事の幅が広がるというのは大きなメリット。シンプルに探せる案件数が増える、というだけではないんですね。

エージェントの担当者によっては、働き手のやりたいことやスキルアップを考慮して案件を紹介してくれる場合もあります。スキルが上がれば今まで挑戦したことのない領域の案件も獲得できるかもしれませんよね。

フリーランスエージェントに複数登録することで、自身のスキルアップも視野に入れていきましょう。フリーランスとして長期で活躍していくために大事なポイントです。

次の仕事への営業をしなくて済む

フリーランスエージェントを活用する大きなメリットは、案件を獲得するための営業活動が必要ないこと。ただ、唯一登録しているエージェントサービスから仕事が途切れてしまえば自身での営業が必要になってしまいます。

次の仕事が決まっていないと、収入を確保できない状態でコストや時間を営業に割かなくてはなりません。不安定な状態で自分にあった案件を獲得するのは難しいですよね。

次の仕事への営業をしなくて済む、営業へのコストを下げられるのはエージェントを複数登録するうえで大きなメリット。案件自体に集中できる環境づくりを念頭において、エージェントを活用していきましょう。

報酬単価を上げやすくなる

フリーランスエージェントに複数登録することで、案件の報酬単価を上げやすくなります。どうして上げやすくなるのか、具体例をいくつか紹介していきますね。

方法として、

  • 複数のエージェントで案件を比較し、より高い案件を選ぶ
  • 同じ案件であってもマージン(手数料)が低いエージェントを選ぶ
  • 案件の相場感を把握したうえで、エージェントに交渉する

などが挙げられます。

複数のエージェント間で比較ができるというのは、報酬単価を上げやすくします。自身の報酬単価にこだわって案件を探していきましょう。

フリーランスエージェントを複数登録する3つのデメリット

エージェントに複数登録することで生まれるメリットもあれば、もちろんデメリットもあります。ここでは複数登録した際のデメリットについて解説していきます。

エージェントを複数登録しようか検討する際に、上記のメリットと比較して参考にしてみて下さい。

エージェントとの面接が増える

あなたが登録しているエージェントが1つであれば、エージェントの担当者の方に予定を把握してもらえればいいですよね。各企業との面談日時の調整もさほど難しくないはず。

ただ、エージェントに複数登録している場合にはエージェントとの面接自体が増えます。各企業との面談日時の調整も、候補日を複数伝えながら進めていかなくてはなりません。

エージェントに複数登録することで、自身のスケジュール管理、タイムマネジメントのコストが増えるというデメリットがあります。自分の稼働できる日数などを事前に考慮したうえで、複数登録を検討するのがおすすめです。

紹介してもらえる案件が減る可能性がある

フリーランスエージェントに複数登録することで、紹介してもらえる案件数が減る可能性もデメリットとして挙げられます。

「エージェントに複数登録しているんだから、紹介される案件は増えるんじゃ?」

と思っていませんか?普通はそうだと思いますよね。どういうことなのか解説していきます。

エージェントに複数登録していても、案件を受注できるのは基本的に1つになります。案件を提供しているエージェントサービスも、案件を並行して受注されることは考慮していないのが一般的。

なので、基本的には1つのエージェントから案件を受注して仕事を進めている際には、他のエージェントサービスから進められた案件を断るケースも出てきます。

エージェントの担当者によっては、フリーランスのあなたに最適な案件を選び抜いておすすめしてくれた可能性もあります。担当者からしても、断る回数が多いフリーランスの方に案件は紹介したくないですよね。

フリーランスエージェントに複数登録すれば探すことができる案件数はもちろん増えます。しかし、紹介してもらえる案件が減る可能性もあるので注意が必要です。

活動報告などの事務作業が増える可能性がある

フリーランスエージェントの案件を受注した際には、稼働日数などを記入した活動報告等の事務作業も必要になります。

たとえば2社のエージェントに登録していた場合には、単純に事務作業の量は2倍になります。確定申告や税金関係も事務作業に含まれるので、日々記録しておくことが手間になることも。

こういった事務作業は、後回しにせず取り組めば大きな工数にならない場合もあります。ただ、エージェントに複数登録することで事務作業等が増える可能性があると理解しておきましょう。

フリーランスエージェントを複数登録した際の注意点

ここでは、フリーランスエージェントを複数登録した際の注意点について紹介していきます。複数登録する以上、マルチタスクとなるのは必然です。

フリーランスエージェントを最大限活用するためにも、以下で紹介する注意点を参考にしてみてください。

信頼・信用を失わない

フリーランスとして働くあなたにとって、信頼・信用を失うことはもっとも避けるべきこと。取引相手やエージェントと信頼・信用を築いていくことができれば、大事な仕事に巡り合う可能性も高まります。

受注した案件の納期を守るといったことは当然ですが、自分からもエージェントの担当者にに意見を発信するなどして信頼関係の構築を心がけましょう。

複数登録していることをエージェントに伝えない

複数のフリーランスエージェントに登録していたとしても、複数登録していることをエージェントに伝える必要はありません。

もちろん、エージェント側からすれば複数登録していると分かっている人よりも、そうでない人の方が案件を紹介しやすいですよね。

フリーランスエージェントの担当者もより多くの人に案件を紹介できるよう考えながら仕事をしています。そもそも、エージェントサービスは仲介の役割を担うことで利益を得ているので当然ですよね。

エージェントを複数活用する際には、それぞれのエージェントに複数登録していることを伝えないよう注意しましょう。

稼働日数は最低限空けておく

フリーランスエージェントに複数登録した際には、最低限の稼働日数は空けておくようにしましょう。無理な稼働で体調を崩してしまっては本末転倒になってしまいます。

また、少ない稼働日数で案件を探すことはあなただけでなく、案件を紹介してくれるエージェントの担当者にとっても不利に働きます。

フリーランスエージェントに複数登録する目的は、自分にあった案件を獲得するため。案件獲得のためにも、最低限の稼働日数は確保しておきましょう。

複数登録におすすめのフリーランスエージェント5選

ここでは複数登録におすすめのフリーランスエージェントを紹介していきます。さっそく複数登録してみようと考えている方は、以下で紹介するエージェントを参考にしてみてください。

おすすめのエージェントサービスについては下記の記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

フリーランスエージェントおすすめ15選【2023年版】

フリーランスのミカタ

出典:フリーランスのミカタ

フリーランスのミカタは、通常のサイトには掲載されていない15,000以上の非公開案件と高単価なフルリモート案件を豊富に取り揃えるフリーランス向けのエージェントサービスです。

具体的には下記のような案件が多く掲載されているため、収入が不安定といわれるフリーランスエンジニアでも、中・長期的に安定した収入を獲得できます。

  • 週5日(7時間/日、140〜180時間/月)
  • リモートワーク
  • 50〜80万円の月収

フリーランスのミカタに掲載している案件例

また理想の案件を提案してもらえるだけでなく、サイト上で希望年収や稼働時間・扱うプログラミング言語などを指定し案件を探すこともできるため、自分にあう仕事を見つけやすいサイト仕様になっています。

ただし、上記のような案件は条件として2〜3年の実務経験が求められるケースが多いです。そのため、応募する際はどれくらいの経験が必要なのかを前もってチェックしておきましょう。

フリーランスのミカタを活用すれば、中・長期的に安定した収入を獲得できる案件が見つかりますよ

公式サイトで詳細を見る

フォスターフリーランス

FOSTER FREELANCE
出典元:FOSTER FREELANCE

フォスターフリーランスは、株式会社フォスターネットが運営するフリーエンジニア専門のエージェントサービスです。関東エリアを主にフリーエンジニアを支援しており、20年以上の事業実績があり高い信頼性があります。

サービス特性として、常駐のフリーランスエンジニアに特化した求人案件を豊富に取り揃えています。システム開発やゲーム開発、インフラ構築などの案件を獲得していきたいと考えている人におすすめです。

ITプロパートナーズ

ITPRO PARTNERS
出典元:ITPRO PARTNERS

ITプロパートナーズは、株式会社ITプロパートナーズが運営するフリーランスエージェントサービスです。東京・大阪を中心に愛知・北海道・福岡など全国規模でフリーランスを支援しています。

2000社以上もの取引会社と仲介会社を挟まず直に契約していることで、案件は高単価かつ幅広いのが特徴。自分のスキルを活かして高単価な案件を獲得していきたいという人におすすめです。

Midworks(ミッドワークス)

Midworks
出典元:Midworks

ミッドワークスは、株式会社Branding Engineerが運営するIT系フリーランスエージェントサービスです。エリアは関東がメインで、7年以上フリーランスを支援し続けています。

メインの対象をフリーランスエンジニアやWebデザイナーとしていて、実務経験や実績が重視されます。スキルやポジションなど、自分にあった仕事を見つけたいというこだわりのある人におすすめです。

福利厚生として正社員クラスの保証がついているのもポイントなのでチェックしてみてください。

レバテックフリーランス

レバテック
出典元:レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営するフリーランスエージェントサービスです。エリアは関東・関西・九州が中心。大手企業をはじめとする5000社以上の会社から直に案件を依頼されているため、案件数も豊富かつ幅広く取り扱っています。

最大の特徴は、フリーランスのバックオフィス業務を全面的に支援するサポート対応。案件参画までのサポートはもちろん、条件交渉や契約の手続きにいたるまで広範囲になっています。

フリーランス経験が浅くて不安だという人にもおすすめのエージェントサービスです。

まとめ

今回は、フリーランスエージェントを複数登録すべき理由について解説しました。エージェントを複数登録しようと検討していても、失敗した時を考えれば不安になりますよね。

複数登録することでのメリット・デメリットだけでなく、複数登録した際の注意点も紹介しているので登録後は実際に活用してみてください。

フリーランスエージェントに複数登録することはあなたの仕事の幅を広げ、収入を上げる可能性にもつながるのでおすすめです。エージェントの複数登録を検討している際には、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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