フリーランスエンジニアの実態は?平均年収・単価別に紹介

自由な働き方が注目され、会社員の憧れになっているフリーランス。エンジニアは人手不足である職業のひとつ。

そんな中フリーランスエンジニアとして独立を目指す人の中では、

「フリーランスへ転向しようか迷ってる…」
「フリーランスエンジニアの実態が知りたい!」
「フリーランスとして稼げるのか不安…」

と不安を抱く方や疑心暗鬼になっている方もいるはず。

そこで今回は、フリーランスエンジニアの実態を項目別にご紹介。

フリーランスエンジニアの平均年収を年代・職種別、平均報酬単価/月を言語・職種別でそれぞれ紹介しつつ、稼げる/稼げないフリーランスエンジニアの特徴も解説します。

この記事を読めば、フリーランスエンジニアへの転向を決める有益な判断材料が手に入れられるでしょう。あなたの現状に活路を開く一助となれば幸いです。

フリーランスエンジニアの仕事内容やメリット、デメリットを詳しく知りたい人は、以下の記事をどうぞ。

フリーランスエンジニアとは?年収から案件内容、実態まで簡単に解説

【項目別】フリーランスエンジニアの実態

ではさっそくフリーランスエンジニアの実態を下記の項目別に紹介します。

  • 平均年収(年代・職種別)
  • 平均報酬単価/月(言語・職種別)

今回は平均年収を年代・職種別、平均報酬単価/月を言語・職種別でそれぞれ紹介紹介するだけでなく、平均年収に関しては会社員エンジニアと比較しながらわかりやすく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

平均年収

年代別

フリーランスエンジニアの年代別平均年収は、下表の通りです。

フリーランスエンジニア 会社員エンジニア
20代 約700万円 約388万円
30代 約800万円 約388万円
40代 約860万円 約663万円
50代 約630万円 約720万円

出典元:IT人材白書2016令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省

上の表を見ると40代のフリーランスが最も高い平均年収を獲得していますね。

ただ下記の引用からもわかるように、あくまで年収を決定づける最大の要素はフリーランス自身のスキルであるのをしっかりと頭に入れておきましょう。

フリーランスの場合、得られる報酬は、本人の能力に比例する。最新の技術を保有し、高い開発能力を持つなど、需要が高い人材には高い報酬が支払われることになる。

フリーランスの収入は、個々に契約した仕事に対して支払われる報酬で成り立っているため、年功序列による年齢や勤続年数の影響を受けない働き方と言える。

引用元:https://www.ipa.go.jp/files/000052198.pdf

職種別

フリーランスエンジニアの職種別平均年収は、下表の通りです。

フリーランス 会社員
システムエンジニア 700万~1000万円 約570万円
プログラマー 600万円 約440万円
Webエンジニア 500万~700万円 約580万円
フロントエンドエンジニア 600万~900万円 約590万円

フリーランスエンジニアの平均年収値は、どの職種にも共通して大きな幅があります。

上記でも解説しましたが、自分のスキルや実績によって会社員よりも低い年収を獲得する可能性もあれば、会社員以上の年収を獲得できる可能性もあるようです。

平均報酬単価/月

言語別

フリーランスエンジニアの言語別報酬単価/月は、下表の通りです。

報酬単価/月
JavaScript 40万~70万円
Ruby 50万~80万円
Java 40万~75万円
PHP 40万~70万円
Swift 40万~70万円
goland(Go) 50万~80万円
C# 40万~70万円
Python 60万~80万円

上の表を見てわかるように、どの言語も平均報酬単価は均衡しているようです。

とはいえ、取得言語の活用度合いや他言語と併用してどれだけ使いこなせるかというスキルの質によって獲得できる報酬単価が大きく変わる点は頭に入れておきましょう。

職種別

フリーランスエンジニアの職種別平均報酬単価/月は、下表の通りです。

報酬単価/月
システムエンジニア 約75万円
プログラマー 約70万円
Webエンジニア 約65万円
フロントエンドエンジニア 約60万円

フリーランスエンジニアの職種別平均報酬単価は、60万~75万円が相場のようです。もちろん、高単価案件と呼ばれる運用や管理といった上流工程の仕事を獲得できれば、平均以上の報酬を獲得できますよ。

フリーランスエンジニアのメリット/デメリット

「フリーランスエンジニア自体の特徴も知りたい!」フリーランスエンジニアの実態を理解した上でこのように感じている方に向け、ここからフリーランスエンジニアとして働くメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。

「事前に知っておけばよかった」と後悔しないためにも、金銭面だけでなくそもそもフリーランスとして働くのがどういうことなのか、しっかり抑えておきましょう。

ではそれぞれ解説していきますね。

メリット

フリーランスエンジニアの最たるメリットは、働き方や獲得年収を選べる自由度の高さです。会社員と違い、フリーランスは時間・場所といった働き方や獲得する年収を自分で決められます。

理想を見据えスケジュール管理やスキル習得ができれば、計画的な理想の実現が可能です。まさに「自分次第」がフリーランスの象徴とも言えますね。

デメリット

フリーランスエンジニアは働き方や獲得年収の自由度が高い一方、会社からの後ろ盾やサポートがない点はデメリットと言えるでしょう。

フリーランスエンジニアは、失業手当てや福利厚生、税務手続きなどの会社に所属していれば受けられるサポートがなく、安定した給料を毎月得られるとも限りません。

また会社の規模にもよりますが、開発環境が整っている会社の設備を活用できないのも、エンジニアによってはデメリットに働くケースもありますね。

会社からの後ろ盾がなく、「自分の身は自分で守る」というフリーランスエンジニアの働き方がデメリットだと感じる方もいるでしょう。

会社員エンジニアのメリット/デメリット

フリーランスエンジニアの特徴を解説している中で、会社員エンジニアとの比較も出てきましたね。上記を踏まえ会社員エンジニアのメリット・デメリットもあわせて頭に入れておきましょう。

メリット

会社員エンジニアのメリットは、何より会社からあらゆるサポートが受けられることです。

「自分の身は自分で守る」がモットーのフリーランスエンジニアと比べ、毎月安定した給料が約束され福利厚生などのサポートを受けられます。

仮に会社を辞めても失業保証として手当が受け取れたり、税務手続きなどの手間もかかりません。

また、開発環境の整う職場で仕事ができるのもエンジニアによっては嬉しいポイントですよね。

会社がつぶれない限り、固定の給料が約束され自分であれこれやらなくて済むのは、会社員エンジニアの最大のメリットと言えるでしょう。

デメリット

会社からのサポートが受けられる反面、給料が頭打ちになるのは会社員エンジニアのデメリットと言えるでしょう。

もちろん会社には昇給・昇進制度がありますが、社内のルールや方針によっては自分に見合わない報酬を獲得し続けるけーむもあります。また、目の前にある仕事を淡々とこなし続ける日々に飽きる方もいるでしょう。

安定の獲得とは裏腹に物足りなさを感じたり、理想を実現できない会社に所属し続けては、会社員エンジニアとして働くのはデメリットに働きますね。

稼げるフリーランスエンジニアの3つの特徴

「平均年収・報酬以上を稼ぐフリーランスになりたい!」とここまで読んできて感じている方も多いのではないでしょうか。

できることなら平均以上の年収・報酬単価を稼ぐフリーランスになりたいですよね。いざフリーランスエンジニアへ転向する際に役立つよう、下記3点の稼げるフリーランスエンジニアの特徴を解説します。

  • 特徴1:豊富な実務経験・実績がある
  • 特徴2:上流工程の仕事ができる
  • 特徴3:営業活動ができる

今からでも3つの特徴を意識して仕事に励むと良いでしょう。ではそれぞれ解説していきますね。

特徴1:豊富な実務経験・実績がある

稼げるフリーランスエンジニアには、豊富な実務経験や実績があります。上記でも解説しましたが、フリーランスエンジニアが高い年収・報酬を獲得できるかは自分のスキルや実績次第です。

需要の高いスキルや誰が見てもわかるような実績があれば、高単価案件を獲得しやすくなるだけでなく、獲得した仕事の契約が継続的なものとなり収入の安定にもつながります。

日々スキルを磨き実績を積み上げているフリーランスエンジニアが、仕事に困る可能性は低く、会社員エンジニア以上の稼ぎも獲得できる可能性が高いでしょう。

特徴2:上流工程の仕事ができる

システムの運用・管理といった上流工程の仕事ができるのも、稼げるフリーランスエンジニアの特徴です。

フリーランスエンジニアが獲得できる仕事は、依頼できる人が少ない需要の高い仕事であればあるだけ、報酬単価は高くなります。

システムの運用・管理といった上流工程の仕事には包括的なスキルや経験が必要となるため、遂行できるエンジニアは少なく案件自体の需要や報酬単価も自然と高くなるわけです。

また、取引先としても上流工程の依頼相手を頻繁に変えるのはコストがかかるため、契約期間も長期的になります。

そのため、上流工程の仕事ができるフリーランスエンジニアは継続的に高単価案件を獲得できるのです。

特徴3:営業活動ができる

稼げるフリーランスエンジニアは、自分を売り込む営業活動ができます。

いくら需要の高いスキルや実績を持っていても、フリーランスエンジニアとして働く以上、自分から仕事を取りに行かなくては理想の仕事を獲得するのは困難です。

会社員と違い、フリーランスエンジニアは仕事を探す段階から自分で行います。

そのため、営業活動を行わなず仕事が振ってくるのを待ち呆けていては宝の持ち腐れです。自分の長所やスキルを的確にアピールできる営業力は、稼げるフリーランスエンジニアの大きな特徴と言えるでしょう。

稼げないフリーランスエンジニアの3つの特徴

上記で解説した稼げるフリーランスエンジニアになる上では、「どういう人が稼げないのか」という点も抑えておくべきです。

  • 特徴1:自分を管理できない
  • 特徴2:自分で決められない
  • 特徴3:学ぶ習慣がない

上記3つの稼げないフリーランスエンジニアの特徴もあわせて頭に入れておきましょう。ではそれぞれ解説していきますね。

特徴1:自分を管理できない

自分を管理できないフリーランスエンジニアが継続的に稼いでいくのは困難です。

上記でも解説しましたが、フリーランスエンジニアは「自分次第」の働き方。

稼働時間や休日などのスケジュール管理はもちろん、睡眠や食事といった体調管理ができなくては仕事のパフォーマンスに影響するばかりか、仕事以前の問題にもなりかねません。

フリーランスは自分を管理するのが前提となる働き方である以上、管理が苦手な方やできない方がフリーランスエンジニアとして継続的に稼いでいくのは困難を極めるでしょう。

特徴2:自分で決められない

自分で決められないフリーランスエンジニアが、継続的に稼いでいくのは困難です。

フリーランスは働き方や生活スタイルを自分でつくっていく働き方。あらゆる物事の判断を自分で決められないようでは、もはや会社員の方が適していると言えます。

自分でしなくてはならない判断を他人に委ねてしまう方では、フリーランスエンジニアとして稼いでいくのは厳しいでしょう。

特徴3:学ぶ習慣がない

学ぶ習慣のないフリーランスエンジニアでは、理想の生活を実現するために必要な報酬を獲得できないでしょう。

理想の仕事や報酬単価を獲得するためには、スキルの習得や実績づくりは必須です。もちろん、フリーランスになった段階で理想を実現できているなら問題ありません。

しかし、多くの方が理想の生活を実現するためにフリーランスへ転向するはずです。獲得した仕事に励みながらも、理想の実現に必要なスキル習得のために日々学ばなくては、いつまでも理想は形になりません。

獲得した仕事に励む毎日を送る学ぶ習慣のないフリーランスエンジニアでは、理想の実現する稼ぎを得るのは難しいでしょう。

あなたは向いてる?フリーランスエンジニア適性診断

「フリーランスエンジニアにはなりたいけど向いているのか不安…自分がフリーランスに適しているのか確認したい!」

これまで読んできて、自分がフリーランスに向いているかを確認したい方もいるのではないでしょうか。

「フリーランスエンジニア適性診断」と題し、下記に5つの質問を用意したので、自分がフリーランスに向いているかを確認したい方は、ぜひ試してみてください。

フリーランスエンジニア適性診断

働く時間や場所、休日は自分で選びたい!
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3つ以上「はい」と答えた方は、フリーランスの働き方が適していると言えるでしょう。

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まとめ

今回は、フリーランスエンジニアの実態を項目別に紹介しました。

自由度の高い働き方ができる一方で、自己管理や学ぶ習慣が必要となるフリーランスの働き方。

転向を決める際には一概に会社員と比べてどちらが良いかではなく、どちらの方が自分の理想を実現しやすいか、できるのかという基準で決めると良いでしょう。

この記事があなたのの現状に活路を開く一助となれば幸いです。