【完全ガイド】フリーランスの始め方を7ステップで解説!事前準備や注意点も

フリーランス始め方

「今の働き方に不満がある」
「自分のやりたいことに自由に取り組みたい」
「フリーランスになりたいけど何からしたらいいの?」

場所や時間に縛られることなく自由に働けるフリーランス。そんな働き方に憧れってありますよね。しかし、あなた自身がフリーランスになるために何をしたらいいか、わからない人も多いでしょう。

そこで今回は、フリーランスとはなにか、フリーランスになるにあたって必要な準備や手続き、仕事の獲得方法なども紹介していきます。

これからフリーランスを目指す方にピッタリの記事となっていますので、参考にしてください。

そもそもフリーランスとは

「フリーランス=時間・場所」にとらわれない働き方と思っている人も少なくありません。実際はそうではなく、フリーランスとは、仕事を自分で獲得して直接クライアントと契約を結んで働いている人のことを言います。

「フリーランス=ノマドワーカー」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実際のところフリーランスでノマドワーカーのようは働き方をしている人はほんの一部。

大半は会社員と同じように会社に出勤して仕事をしています。違いは会社に雇用されているか、それとも業務委託という形で直接会社と契約を結んでいるか程度です。

フリーランスと個人事業主の違いは

もう一つしっかり理解しておきたいのが、フリーランスと個人事業主の違いです。この2つの違いに関しては、開業届を出しているかどうかです。

フリーランスは先ほど解説したとおり、個人で企業と契約を結んで働いている人のことを言います。そのため、開業届を出しているかどうかは関係なく、出していない人もフリーランスに含まれます。

それに対して個人事業主とは、開業届を出していてかつ法人ではない個人が独立して仕事を反復継続している人のことを指します。「仕事を反復継続している人」というのは、クライアントから仕事を長期的に受注している人と捉えると良いでしょう。

そのため、フリーランスでもせどりなど固定のクライアントがいない仕事は個人事業主には当てはまりません。

フリーランスの職業例

近年はクラウドソーシングが普及したこともあり、フリーランスはパソコン一台あればできる仕事が定番。それでは、フリーランスの職業例を見ていきましょう。

エンジニア

IT人材はどの企業も不足している状況なので、フリーランスエンジニアの求人数は多いです。かつては客先常駐の案件が大半で、リモートでできる仕事は少なかったですが、コロナ禍でリモートワークに切り替える企業が増えてきていることから、リモート案件は増えつつあります。

エンジニアの需要は経験の浅い人からベテランまで、テストなど簡単な仕事から上流工程まで様々です。また言語も年々増えているため、幅広い言語に対応できるエンジニアの需要が高まっています。

デザイナー

もう一つ定番なのがWebデザイナーです。ホームページを制作するにあたっては、人の目を惹くような構成が大切。

エンジニアがデザインを担当することもありますが、やはりユーザーの興味を惹き付けるホームページを作りたいなら、デザインの専門知識を持ったデザイナーは欠かせません。

ただし、デザイナーの仕事でデザインだけの案件は少なく、HTML・CSS・Illustrator・Photoshopが使えるのが基本。

より稼げるようになるにはJavaScriptを学んで動的なWebサイトを作れるようになったり、PHPを学んでホームページの構築ができたりする必要があります。

そのため、稼げるデザイナーになるためにプログラミングを学ぶことも視野に入れつつデザイナーとしてスキルを磨いていきましょう。

マーケター

スマホが普及してインターネットがより私達の生活の身近なものになった現代では、情報収集手段も基本的にインターネットです。

そのため、インターネットの宣伝効果は大きいと考えて、マーケティング戦略を練る企業は増えています。

そのため、フリーランスだと特に利益につながるWebサイトづくりを理解しているマーケターの需要が年々高くなってきています。

ライター

ライターは企業からの依頼内容に合わせたコラムなどを執筆するのが仕事。コンテンツマーケティングと言って、自社サービスに関連するコラムなどのコンテンツを用意して、自社サイトのアクセス数アップにつなげようという戦略を取る企業は多いです。

そこでコンテンツマーケティングを実施するにあたって、コンテンツを充実させる必要がありますが、自社の人材だけで大量のコンテンツを用意するのは難しいでしょう。そこでライターに自社コンテンツに関する記事を依頼して、企業サイトのコンテンツを充実させようとする企業が増えています。

ライターの仕事はジャンルが幅広いので、何か趣味や仕事の知識があれば、誰でも始められるのがメリット。そのため、未経験からフリーランスを目指したい人に人気の職業です。

データサイエンティスト

今注目度が一気に上がっている仕事がデータサイエンティスト。データサイエンティストは大量のデータを分析して企業課題を洗い出し、解決に導くのが仕事です。

データサイエンティストはフリーランスの中でも今勢いのある仕事であり、目指す人も多い傾向にあります。今後AIは今以上に多くの場所で取り入れられる様になる可能性が高いので、今のうちにデータサイエンスのスキルを身に着けて、将来的にデータサイエンティストとして働けるように準備をしておくのがおすすめです。

フリーランスを始める前にやっておくこと

それでは、フリーランスを始める前にはどんなことをすべきなのでしょうか。始める前に必ずやっておくべきことを確認しておき、フリーランスになりたいと思っているけれどもまだ始めていないなら今日から1つずつ実践していきましょう。

フリーランスになると決めたタイミングからできること

まずフリーランスになると決めたタイミングで始めておくべきことから紹介していきます。これに関してはフリーランスになるかどうかまだ曖昧な段階でもできることなので、本格的にフリーランスになると決めていなくてもとりあえずやっておくのがおすすめです。

1年分の貯蓄

フリーランス1年目は収入が安定しないのが基本です。そんな中で安心して生活を送るためにはお金が必須。心に余裕を持って働くためにも、できれば1年分、300万円は貯蓄をしてくのがおすすめです。

金銭的な余裕は仕事への余裕にも繋がり、行う仕事のクオリティを上げることにも繋がります。また、貯蓄があることで自己投資の時間なども設けられるため、あなた自身の成長につながる可能性があるんです。

ただし、フリーランスとして働くので収入が0というわけではありません。そのため、ある程度生活を切り詰めた状態でも良いなら100万円程度を目安にしても良いでしょう。

クレジットカードの契約

クレジットカードの契約はもちろん、家賃保証会社や携帯電話の分割ローンなど一通りのお金が関わる契約の審査はフリーランスになっても相当収入が安定していないと審査に落ちると思っておきましょう。

フリーランスは社会的信用が低いです。特に1年目は年収がどれくらいか想定しにくく、お金が関わる契約関連の審査は「一定の収入がない」という理由で落ちてしまいます。

そのため、クレジットカードをはじめ、お金が関わる契約関連は正社員のうちに済ませておきましょう。

勉強会への参加もおすすめ

フリーランスはなかなか人脈を作りにくいのが難点。そんなときは、プログラミングなどの勉強会に参加するのがおすすめです。

勉強会はフリーランスの人はもちろん、企業で働いていて新しい技術などに興味を持っている人なども参加します。そのため、フリーランスの働き方の情報収集はもちろん、何のスキルを磨けば良いのかなども知れるので、経験が浅い人ほど参加するのをおすすめします。

準備が整って退職するだけのタイミングになったらすべきこと

貯蓄に余裕もできて、スキルもある程度身に着けたうえで、いよいよ退職してフリーランスに転身するとなったら、やらなければいけない手続きが複数あります。それでは、退職のタイミングで済ませておくべきことも確認していきましょう。

健康保険・年金の切り替え

忘れてはいけないのが健康保険と年金の切り替えです。会社員の場合は社会保険・厚生年金に加入するのが基本でしょう。これを国民健康保険・国民年金に切り替える必要があります。

この手続きはどちらも年金事務所にて行うことが可能です。自分が住んでいる地域の年金事務所へ出向き、手続きを済ませましょう。

この際に注意すべきなのが社会保険です。フリーランスに独立しても、最長2年までなら会社の社会保険を継続できます。特に扶養家族がいる場合は保険料の節約になるので、社会保険の継続という手段があるということも知っておいてください。

開業届の提出

個人事業主として働くにあたっては開業届を提出しなければいけません。開業届を出さないと、確定申告や事業用通帳の作成など不便な点が出てくるので、仕事を辞めたらこちらは早めに手続きを済ませておくのがおすすめです。

開業届の様式は国税庁のホームページで入手可能です。これに必要事項を記入し、必要書類を揃えて住んでいる地域の管轄の税務署に提出しましょう。

事業用通帳の作成

必ずしも行う必要はありませんが、持っておくと便利なのが事業用通帳です。個人事業主だと自分の個人の通帳でお金のやり取りをしている人もいますが、仕事で発生したお金は事業用通帳でやり取りをしたほうが、確定申告の準備をスムーズに進められます。

フリーランスの始め方7つのステップ

独立して手続きを済ませ、実際に仕事を得られるフリーランスになるにはどんなことをする必要があるのでしょうか。それでは、フリーランスの始め方7つのステップを見ていきましょう。

STEP1:開業届・青色申告を提出

まずはフリーランスに必要な一連の手続きを済ませなければいけません。税務署に提出するのは開業届と青色申告承認申請書の2種類。この2つを記入して提出し、正式に個人事業主として働く準備を整えましょう。

青色申告承認申請書は必ずしも提出する必要はありませんが、確定申告の際、白色申告か青色申告かというだけで、納付する所得税に55万円の差が出ます。それ以外にもフリーランスにとっては青色申告の方がメリットが大きいので、開業届を出すついでに青色申告承認申請書も提出しておきましょう。

STEP2:クラウドソーシングサービスに登録

準備が整ったら、仕事を獲得するための準備に入りましょう。すぐにできるのがクラウドソーシングへの登録です。職種に特化しているサービスもありますが、どんな職種でもとりあえずランサーズとクラウドワークスには登録を済ませておくと、仕事を見つけやすいでしょう。

登録の際、大切なのがプロフィール欄です。プロフィールに書かれた情報を見てクライアントが仕事を任せようか判断するので、書ける経歴はできるだけすべて夏季ましょう。

STEP3:エージェントサービスに登録

クラウドソーシングだけでなく、エージェントへの登録も忘れてはいけません。クラウドソーシングだと自分が今できるレベルの仕事が基本で、スキルアップには正直繋がりにくいです。それに対して、エージェントだと今後のキャリアを見越して案件を紹介してくれることがよくあります。

それに、エージェントだと次の案件までのつなぎの期間の給与が保証されていたり、福利厚生が充実していたりすることも多いので、安定して収入を得たい人は特にエージェントを利用するのがおすすめです。

STEP4:知人、友人へ独立の旨を伝える

知人や友人へもSNSなどで独立したという旨を書き込むだけで良いので、独立の旨を伝えましょう。運が良ければ知人の伝手で仕事が得られるかもしれません。

意外と友人はあなたがどんな仕事をしているのか?何ができるのか?何を得意にしているのか?知らないものです。

知らないだけで仕事を依頼する相手を探している友人や知人がいるかもしれません。なので、友人や知人にあなたが何をできるのか?アピールすることで仕事につながる可能性は非常に高いです。

STEP5:SNSで発信する

自分からアクションを起こしてクライアントを探すだけでなく、SNSで発信してクライアントから声をかけてもらえる手段を用意することも大切。例えばライターならSNSで自分が執筆した記事を共有することで、それをたまたま見かけた人から仕事が得られるかもしれません。

また、SNSは同業者との情報交換の場としても気軽に利用できるので、SNSでの発信は少し面倒かもしれませんがやっておくべきです。

STEP6:仕事を獲得する

仕事を得るためのサービス登録などを終えたら、いよいよ仕事を得て業務に取り組みます。やはり最初のうちはクラウドソーシングを使ってガンガン自分でクライアントに声をかけていくのがおすすめです。

単価が安くても良いので、とにかく1つ実績を積むことを目指しましょう。

STEP7:新しいスキルを習得して単価アップを狙う

フリーランスはスキルアップをしないと周りに取り残され、仕事が得られなくなってしまいます。そのため、新しいスキルの習得は必須。

新しいスキルを身に着けるためには、空き時間を見つけて学習を行う必要があるため大変ではありますが、稼げるフリーランスになるためにはサボりは禁物です。常にアンテナを張り、最新のトレンドを把握して、そのスキルを積極的に習得していきましょう。

フリーランスを始める上での注意点

フリーランスの始め方を紹介してきましたが、その過程でいくつか注意点があります。注意点を理解していないと仕事が獲得できなかったり、税務周りで面倒なことになったりするので、これから紹介する3つの注意事項は忘れないでください。

開業時に開業届、青色申告承認申請書の提出を行う

開業届と青色申告承認申請書の提出は絶対に忘れてはいけません。これを行わないことで特に罰則はありませんが、節税の面で大きく損をしてしまうことになります。

特にフリーランス1年目は利益も少ないでしょう。そこで少しでも損をしないために、開業届・青色申告承認申請書の提出は忘れずに行ってください。

自己投資の時間を設ける

ある程度スキルを身に着けて独立しても、日々技術は進歩しているので、勉強をサボっては周りのフリーランスに取り残されてしまいます。

そのため、1日30分と短い時間でもいいので、自己投資の時間はできれば毎日確保するようにしましょう。

ポートフォリオをまとめておく

ポートフォリオとは簡単に言えば自分のスキルをまとめたものです。デザイナーならデザイン集、エンジニアやライターなら今までに自分が行った仕事のまとめと思っておくと良いでしょう。

ポートフォリオは今ではどんな仕事でも求められます。自分の実力を正当に評価してもらうためにポートフォリオは必須。簡単なものでも良いので、独立する段階でポートフォリオを準備しておきましょう。

まとめ

フリーランスの始め方を紹介しましたが、フリーランスになることを決めてから、実際に独立するまでやらなければいけないことは多いです。特に行政手続き関連は済ませておかないと後々損をするので、忘れずに行いましょう。

ただ、この準備さえできていれば後は実際に仕事を獲得して始めるだけ。これまで紹介してきた独立するために必要なことはそれほど難しいことではないので、これらをすべてこなして万全の体制で独立しましょう。

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