フリーランスの税金に関して学べるおすすめ本10選!【初心者、中級者、上級者に分けて紹介】

「フリーランスの場合、税金ってどうすればいいの?」
「これって経費になるのかな?」
「確定申告はどうすれば?そもそも必要あるの?」

会社員は、会社が源泉徴収と年末調整をしてくれるのに対して、フリーランスは自身で確定申告をして納税する必要があります。税金は、正直いって面倒なものではありますが、社会の一員として避けては通れない重要なものです。

そこで今回は、フリーランスにおすすめの税金本10選を初心者、中級者、上級者の3つに分けて紹介します。

ベストセラーの定番本から、最新の本まで幅広く紹介しますので、フリーランスの税金本を選ぶ際の参考にしてください。

フリーランスおすすめ税金本4選【初心者向け】

お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!

2018年に発売後、圧倒的に売れ続けているフリーランスの税金本の大ベストセラーです。まずはこの1冊を読んでおけば間違いないでしょう。

好待遇の「ホワイト」企業の会社員だったあんじゅ先生が、漫画家としてフリーランスになり、税金関係の悩みで悪戦苦闘する物語が描かれています。実体験をもとにして、コミック形式で描かれているため、難しい税金の話がすっきりと頭に入ってきます。

税金の基本的な仕組みから、お得な節税の方法、確定申告の方法などについて、税理士の大河内先生が具体例を挙げつつ、やさしく説明してくれます。確定申告の方法から、話題のふるさと納税、iDeCo、クラウドファンディング、仮想通貨やコワーキングスペースなど、経費の扱いが難しい最新のサービスまで幅広く解説されています。

ようこそ! フリーランス1年生 ぶっちゃけ知らないと損する税金と領収書の教科書

フリーランスと会社員の大きな違いの一つに、経費の扱いがあります。「これは経費にはならないよね…?」と思っているあなたは、まずはこの本を読んでから判断しても遅くはないでしょう。

著者曰く、フリーランスを始めたばかりの方は、税金を払いすぎる傾向にあるとのことです。とくにタイトルにもある「領収書」、すなわち経費の話にフォーカスを当てて、詳しく解説されています。

経費の概念はあいまいで、だからこそ柔軟でもあり、想像以上に経費として認められるケースも多々あるようです。もちろん、税金は正しく収める必要がありますが、節税することは悪いことではありません。

本書を読んで、経費の扱いについて正しい知識を身に着けて、適切な納税ができるようになりましょう。

開業から1年目までの個人事業・フリーランスの始め方と手続

開業準備から、帳簿、青色申告や資金繰りまで、はじめたばかりのフリーランスに必要な知識が網羅的に扱われている一冊です。内容自体は固めなのですが、「どの順番でやるか」「何のためにするか」が明快に説明されているため、理解しやすく、読みやすい1冊となっています。

税金だけでなく、開業準備や経営分析などの周辺的な内容もカバーしているのが本書の特徴の一つでしょう。すでに紹介した2冊と併せて読みたい1冊です。

ゼロからわかる!フリーランスと自営業のためのお金の超基本

節税や確定申告から、貯金や老後資金まで幅広くカバーしている本書ですが、「結局のところ、なにをしたらいいの?」という疑問に対して、「これだけやれば大丈夫!」というシンプルで実用的な回答をくれる点が最大の特徴です。

長い人生を考えると、貯金や老後資金の問題には、いずれ直面せざるを得ません。フリーランスという不安定な身分で働いているからこそ、きちんとした計画をもって、お金の管理をしていく必要があるのです。

小規模企業共済、つみたてNISAなどの節税手法や資産運用を比較して、どの組み合わせが最も優れているのか検証した結果には、目からうろこが落ちること請け合いです。初心者のみならず、中級者以上の方にもおすすめできる内容となっています。

フリーランスおすすめ税金本3選【中級者向け】

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。

2005年に発売された本書ですが、その後も改訂を重ねて売れ続けているフリーランス税金本の超ロングセラーです。フリーランスの仕事に慣れてきた今だからこそ、役に立つ知恵やノウハウが詰まっている一冊となっています。

労働環境の劣悪ないわゆる「ブラック企業」の会社員からフリーランスのイラストレーターに転身した著者と匿名を条件に出演している税理士の軽妙な掛け合いと「ぶっちゃけトーク」が心地よく、スラスラと読み進められます。

税金や社会保険の基礎知識から、将来的な法人化まで幅広くカバーしていますので、「そろそろ法人化を考えた方がいいのかな…?」という方にもおすすめです。古い本ですが、会社法や減価償却制度などの変更に対応してアップデートされていますので、令和時代のフリーランスにも役立つ内容となっています。

スマホでかんたん確定申告 ~青色申告をラクに済ませるfreeeの使い方から節税のコツ

人気のクラウド型会計ソフト「freee」を使った確定申告の方法をわかりやすく解説した本です。

「なぜ確定申告が必要なのか?」という初歩的な内容から、自動登録ルールによる提携処理の自動化、Amazonや楽天での買い物処理の効率化など応用的な内容まで、「freeeを使うとこんなこともできるの?」という驚きの詰まった一冊となっています。

「Excelでの管理はもう限界だな…」と感じている方は、本書を読んで、freeeの導入を検討してはいかがでしょうか。

フリーランス・個人事業の絶対トクする!経費と節税 確定申告専門税理士がホンネで教える!

フリーランスが最も気になるポイントである「経費と節税」に特化しているのが本書の特徴です。

「これって経費になるの?」の実例が、数多く紹介されます。「アイドルのCDは経費で落ちるか?」といったユニークな疑問の数々に、日本でただ一人という確定申告専門税理士が、懇切丁寧に本音でとことん回答します。

本書を読んだ多くの人は、「え、こんなものが経費になるの?」と驚くのではないでしょうか。税務署から指摘を受けないためのポイント、消費税や法人化についても言及されており、「売り上げも増えてきたし、消費税のことも考えないと…」という人にもおすすめです。

フリーランスおすすめ税金本3選【上級者向け】

税務署員だけのヒミツの節税術 あらゆる領収書は経費で落とせる【確定申告編】

元国税調査官の著者が、節税の裏技的なテクニックの数々が紹介されます。シロアリ駆除で所得控除する方法、税務調査されにくい申告書作成の方法など、看板に偽りのない裏技的な節税の手法を学べます。

配偶者の年収が103万円以上でも使える「専従者控除」の方法や、特別減税制度など、元国税調査官ならではのノウハウの数々は、一読の価値があります。本書の内容は、フリーランス経験が長い方でも、「知らなかった」ということが多いはず。ベテランにこそ、役に立つ一冊です。

日本一わかりやすい ひとり社長の節税 〜税理士YouTuberが“本音”で教える〜

Youtuberとしても活動する著者が、会社の立ち上げ期から安定期までに注意すべき節税のポイントを書いた本です。

「自宅を社宅扱いにすることはできる?」、「法人化すべき所得の目安は?」、「役員報酬はいくらに設定すべき?」などの質問の数々に、具体的で簡潔な回答をしてくれます。

法人化と消費税の関係についても1章を割いて説明されており、「売り上げが1000万円を超えそうだけど、消費税はどうなるのだろう?」という方にもおすすめです。

筆者曰く、「所得300万円以上なら、フリーランスは法人化を検討するべき」とのことです。理由も含めて、詳細に記されていますので、気になる方はぜひ本書を手に取ってみてください。

ズバリ回答! どんな領収書でも経費で落とす方法

税務署員だけのヒミツの節税術 あらゆる領収書は経費で落とせる【確定申告編】と同じ著者が書いた本です。前者は2012年、後者は2018年の本なので、本書の方が内容も新しくなっています。

「食費や家賃が経費になるの?」、「本代やスマートフォンの料金は経費にならないよね?」と考えている方は、一度本書を読んでみるとよいかもしれません。著者曰く、これらの費用も、条件次第では経費として扱われる可能性があるとのことです。
税務署職員OBならでは観点のノウハウが詰まった一冊となっています。

まとめ

今回は、フリーランスにおすすめの税金本10選を初心者向け、中級者向け、上級者向けの3つに分けて紹介しました。もちろん、税金はしっかり収めることが前提ですが、正しい知識と適切な節税ができるスキルは、フリーランスにとって重要なことです。

ネットの情報だけでは、断片的な知識になってしまいがちなので、網羅的な知識を身に着けるためには、本が役に立つでしょう。それでも分からないことは、税理士や税務署職員などの専門家に確認しましょう。

  • 正しい知識をもって、適切に節税をする
  • ネットの情報だけをうのみにせず、適宜専門家に確認する

上記を念頭に置き、適切な節税のうえ、正しく納税しましょう。この記事が、フリーランスとしてキャリアを積むあなたの助力となれば幸いです。