Rubyが学べる本・参考書おすすめ11選!入門者向けの書籍も紹介

「Rubyを学べるおすすめ本が知りたい!」
「本選びに失敗したくない…」
「一度勉強したRubyを学び直したい!」

そのような疑問を持ってあなたはこの記事を訪れたのではないでしょうか?

日本人がつくった有名言語「Ruby」。他の言語と比べて習熟難易度が低く、プログラミング初心者の方にも学びやすい言語です。しかしいざRubyを勉強しようと思っても、どんな本を選んで勉強したらいいかわかりませんよね。

また、「せっかく買った本が参考にならなかったらどうしよう…‥。」と不安を感じて購入できない人もいるはず。

そこで、今回は次のトピック別にRubyが学べるおすすめの学習本を紹介します。

また、学習本を選ぶ際のポイントも解説するので、参考にしてみてください。この記事であなたの目的やレベルに適した学習本を見つけ、スキルアップへ幸先の良いスタートを切りましょう。

それでは参ります。

Rubyの学習本を選ぶ3つのポイント

Rubyを始めプログラミング言語を独学で習得するのは難しく、途中で挫折してしまう人も少なくありません。そのため、Rubyを学習する上では学習本選びが重要になります。

そこで始めにRubyの学習本を選ぶポイントについて解説します。Rubyの学習本を選ぶポイントは以下の3つです。

Rubyの学習本を選ぶ3つのポイント

それぞれのポイントについて以下で解説していきますね。

ポイント1:自分のレベルに適した本を選ぶ

Rubyの学習本を選ぶ際には、自分のレベルにあった本を選びましょう。特にプログラミング初心者の方は、入門書を選ぶと良いですよ。

どの本においてもいえることですが、今の自分に不適切な本を選んでしまうのはNG。買ったはよいもののそのまま読まずじまい、結果本棚に飾るためだけの一冊になるのが関の山です。

習熟しやすい言語とはいえ、背伸びは厳禁。初心者の方なら、Rubyの概念や基礎を理解できる本やイラスト形式でイメージしやすい本から読むのをおすすめします。

ポイント2:出版月を確認しよう

学習本がいつ出版されたのか確認するのも選ぶ際には重要なポイントの一つです。通常、学習本や技術書には、読み進めながらコーディングをして習熟度を高めていけるよう、サンプルコードが記載されています。

またプログラミングコードのバージョンは、日々より良い仕様に更新されているため、本が古すぎると、参考になるはずのサンプルコードが使えないケースがあるのです。よくよく考えれば、本から学ぶうえではあってしかるでべきことですよね。

そのため、本を選ぶ際には出版月に注意し、比較的新しいものや現在のバージョンに対応している本を選舞踊にしましょう。

ポイント3:コーディングしながら活用できる本を選ぼう

実践しながら参考書として活用できる本を選びましょう。Rubyの概念や仕組みを理解するのはもちろん重要です。

しかし、頭の中に知識を取り入れただけではスキルになりません。実際に手を動かしてコーディングしなければRuby言語を扱えるようになるのは困難ですよね。

そのため、手を動かしながら参考にできる本を選びましょう。知識の入手と実践の積み重ねは、スキル習得において何よりの近道になりますよ。

Ruby学習本おすすめ3選【初心者向け】

作りながら学ぶRuby入門

価格500円
出版日2009年9月24日
出版社ソフトバンククリエイティブ
著者久保秋真

実際に、サンプルを作りながら学ぶことができる本です。概念やRubyの仕組みに対しての解説は薄くなりますが、解説を読みながらコーディングをすることができるため、Rubyの成功体験を得やすい本です。

Rubyを触りながら学んでいきたいという方にはおすすめの本です。

口コミ

実践的にRubyを学びたい人にオススメの1冊です。多くの本は基礎文法を勉強し、あとは自分でアプリを作ってくれ。というスタンスが多いですが、この本では1冊の本を終えると、実際にアプリをつくり上げることができます。インストールするソフトも最小限なので、最初のほうで心が折れることがなく始めることができると思います。

引用元:amazon

たのしい開発 スタートアップRuby

価格789円
出版日2012年7月31日
出版社技術評論社
著者大場寧子、大場 光一郎

こちらは、Rubyの概念や特徴について触れられている本です。これからRubyを学ぶ人にとっては、教科書の1つとなり得るRubyのおすすめ本です。

Rubyを使うメリット・デメリットなどにもしっかりと触れられており、Rubyをしっかりと理解することができることでしょう。また、Rubyの導入事例などあまり学習本にはないようなコンテンツも用意されているので簡単に読み進めることができます。

口コミ

読んでいてとてもわくわくしました。単に1言語としてRubyを捉え、単調だと思っていたプログラミングの楽しさを改めて教えてもらいました。この書籍と出会えてよかったと心から思います。

引用元:amazon

3ステップでしっかり学ぶ Ruby入門

価格2,618円
出版日2018年1月26日
出版社技術評論社
著者 竹馬力

Rubyを「予習」「実行」「復習」というステップで学ぶことが出来るRubyの初級本です。実際に、プログラミングを行ったことがない方でも比較的ハードルが低く読み進めることが出来る本です。

Rubyを扱うにあたってのインストールから解説されており、プログラミング初心者でも実行プロセスを体験しながら学ぶことができます。また、最後には練習問題も用意されているため、自己の習熟度を知ることもできます。

まさに、Ruby初心者にはもってこいのおすすめ本です。

口コミ

プログラムを勢いで始めたのですが、そろそろ真面目に学ぼうと今まで取り組んだことのないRubyに挑戦しようと思い読みましたが、非常にわかりやすく、プログラムの「プ」の字もわからない人でも始めやすい内容です。プロ向けの書籍にありがちな長いサンプルコードではなく、図解もわかりやすく短いコードで端的に学べますし、なぜこう書くのか?が早く理解できるので、取り組みやすい内容になってます。まずはここからスタート!って人にはオススメです!

引用元:amazon

Ruby学習本おすすめ4選【中級者向け】

Rubyレシピブック 303の技

価格3,080円
出版日2010年8月28日
出版社ソフトバンククリエイティブ
著者青木峰郎、後藤裕蔵、高橋征義

Rubyの開発者である、「まつもとゆきひろ」氏が監修している本であり、Rubyの逆引き本としてもかなりの人に愛用されている本です。本書は、Rubyで出来るさまざまなことをサンプルを交えて解説しているため、Rubyを理解し、Rubyをさらに使えるようになりたいという方におすすめの本です。

実際、Rubyで開発を行っている人でも役立つレベルで色々記載されているので、現場レベルのRubyエンジニアにもおすすめ出来る本です。

口コミ

その書籍名の通り、ルビーに関するさまざまな処理が料理のレシピみたいになっています。完全な初心者向けでは無いですが、rubyのことをよく知るためにはいい本だと思います。

引用元:amazon

リファクタリング:Rubyエディション

価格8,800円
出版日2020年3月21日
出版社復刊ドットコム
著者ジェイ・フィールズ 、シェーン・ハービー、マーティン・ファウラー

Rubyを使ったリファクタリングについて網羅的に解説している本書。リファクタリングとは、ソースコードの内部構造を整理することです。

普段コードを書いていれば、打ち込んだコードが適切に動かなかったり、今の動作をより良くしたいというケースに遭遇しますよね。その際、コードを見て「どの箇所に原因があるのか」「何をすれば改善できるのか」と原因を特定し、適切なコードに変えられるリファクタリング能力は、エンジニアに大切な能力となります。

コードを書けるのは当たり前、目の前で起こる障害や課題を適切に解決・改善できてこそ実践的なエンジニアです。現場におけるリファクタリングスキルを身につけたい方にはピッタリの一冊ですね。

口コミ

名著の誉れ高い「リファクタリング」をrubyベースで書き直したもの(オリジナル版はjavaベース)。内容はすばらしく、リファクタリング自体についてはもちろん、rubyの使いこなしに関しても学ぶところが満載。リファクタリングの切り口の多くはオリジナル版と重複するようだが、そのサンプルでは、rubyでこそ可能と思われる高い抽象度を追求している。

引用元:amazon

たのしいRuby 第6版

価格2,574円
出版日2019年3月18日
出版社SBクリエイティブ
著者高橋 征義、後藤裕蔵

「たのしいRuby」シリーズの第6版目となる本書。初版から17年、改訂を重ね続けプログラミング学習の定番参考書となっている書籍です。もちろん第6版では、最新のバージョンに対応。プログラミング初心者でも読み解けるようチュートリアルを用意、基礎、クラス、実践とカテゴリーごとにわかりやすく解説されています。

Rubyの基礎はもちろん応用にいたるまで、どんな方にも参考になるよう網羅的に解説された良書です。

口コミ

見やすい、シンプル、見つけやすい。レベルの違いは分かりませんが、辞典的に使うならさくらんぼ本よりいいですね。

引用元:amazon

プログラミング言語 Ruby

価格4,180円
出版日2009年1月26日
出版社オライリージャパン
著者まつもと ゆきひろ、DavidFlanagan

Ruby言語をまつもとひろゆきさんがわかりすさにこだわって解説した本書。豊かで強力な文法表現力を備えるRuby言語は、プログラミングの楽しさを味わえる言語として世界中から大きな支持を集めています。

本書では字句構造や式と演算子から条件分離はもちろん、関数プログラミングやクラスとモジュール・メタプログラミングまで、Ruby言語を網羅的に解説。実践しながら参考書として活用するにはぴったりな一冊です。

口コミ

Rubyに関してこれほど記述が正確かつ精緻な本は他に無いと思います。Googleや他の本で調べてもわからなかったことが、この本には書いてあった、という経験を何回もしています。じっくり読み込むも良し、必要に迫られたときだけ辞書的に使うも良し、Rubyを使いこなすつもりなら絶対に持っているべき本です。

引用元:amazon

Ruby学習本おすすめ4選【上級者向け】

パーフェクトRuby

価格3,586円
出版日2017年5月17日
出版社技術評論社
著者Rudyサポーターズ

本書は、600ページ以上のボリュームがあり、Ruby初心者だと読み進めるのが難しい本です。その分、Rubyに関しての情報はかなり網羅されているため、この1冊でRubyへの理解が。

本書がおすすめな方としては、少なくとも、Rubyに触れたことがあるレベルの方をおすすめします。

口コミ

ある程度Rubyを知っている人におすすめです。内容が濃く、わかりやすいので、非常に助かっています。

引用元:amazon

メタプログラミングRuby 第2版

価格3,300円
出版日2015年10月10日
出版社オライリージャパン
著者PaoloPerrotta

Rubyを活用したメタプログラミングについて解説している本書。メタプログラミングとは、あるプログラムを扱うためのプログラムのことで、プログラムを生成・解析・加工する技法の一つです。

プログラム内コア部分の動作原理を構築する有効的な技法のため、プログラミング開発者にとって重要な技法となります。Rubyを使い自由にプログラムを構築したい開発者に必読の一冊です。

口コミ

メタプログラミングとは何か、どういうときに使えばいいのかの参考になります。学ぶタイミングとしては、Rubyに限らず”プログラミング自体”に慣れ親しんでおり、Rubyをある程度知っている頃が適切かと思います。

引用元:amazon

プロを目指す人のためのRuby入門

価格3,278円
出版日2017年11月25日
出版社技術評論社
著者伊藤淳一

タイトル名の通り、プロエンジニアを目指す人向けにRubyを解説している一冊。サンプルコードが記載されているため、実践ベースでRuby言語を学べる仕様になっています。

他のプログラミング言語を使った開発経験のある人が、効率的にRubyを学ぶのに適している本といえるでしょう。また、プログラミング初心者向けの内容は少なく、Rubyの特徴や要点、テスト駆動開発やデバッグのやり方など開発現場で必要となる知識に重きを置いて解説。

口コミ

基本的なところから、テスト、オブジェクトまでわかりやすく、説明されている。素人でも、順をおっていけば、プロレベルの理解まで進めるのがいいところ。プログラム初心者が、中級者、上級者になりたいときに読む本。プログラムの仕組みは、どの言語でも、同じ仕組みが用意されているので、この本は言語問わず、おすすめします。

引用元:amazon

Effective Ruby

価格1,760円
出版日2015年1月18日
出版社翔泳社
著者PeterJ.Jones

プロエンジニアがこぞって支持している「Effective」シリーズ最新版の本書。Rubyを一通り学んでいる上級者向けにRubyの技法が解説されています。

他の人に利用されやすいコードを構築するには?という観点で解説されているため、プロジェクトを円滑に成功に導く実践的な内容が満載です。また、オブジェクト配置やアクセススピードの遅延など解決しづらい問題へ適切な解決策も明記しています。

2015年に出版されたため情報の選別には注意が必要ですが、現場に活きる知見を取り入れたい人にはおすすめな良書です。

口コミ

内容が参考になるのは、すでにレビューでも書かれていますが、kindle版もkindle用にレイアウトやソースコードの表示が最適化されていて、非常に読みやすかったです。スキャナで取り込んだだけのような固定レイアウトのkindle版の技術書が多い中、素晴らしいと思います。

引用元:amazon

Rudyのおすすめ学習方法3選【実践編】

ここまで読まれていきた方の中には、「Rubyを本以外で学べる方法があるなら知りたい!」と感じている方もいるはず。実際、Rubyは本以外からでも学習サイトを利用して学ぶことができます。

本で学ぶ方が向いている人もいれば、手を動かしながら学ぶ方が向いている人もいるため、自分に適した学習方法を選ぶといいですよ。下記にRubyのおすすめ学習サイトを載せたので、良ければ参考にして取り組んでみてくださいね。

まとめ

今回は、Rubyのおすすめ学習本を初心者・中級者・上級者向けにそれぞれ紹介しました。

Rubyは、初心者でも学びやすくプログラミングの楽しさを教えてくれる言語です。実際、Rubyからプログラミングの世界に飛び込んだエンジニアも少なくありません。

だからこそ、学びの段階で「できない」「つまらない」とつまづいてしまっては、もったいないです。Rubyを本から学習する際には、下記3つのポイントを意識して、あなたの目的に沿う本を選びましょう。

  • 自分のレベルにあった本を選ぶ
  • 出版月を確認しよう
  • コーディングしながら活用できる

この記事が一層実りあるあなたのエンジニアライフの一助となれば幸いです。