【初心者必見】サーバーエンジニアの仕事内容や年収、将来性、資格やスキルも紹介

【完全ガイド】サーバーサイドエンジニアとは?

パソコン・スマートフォンの普及やインターネットの発達によって、さまざまな情報を手軽に入手したり発信したりできるようになりました。これらを実現させているのは、「サーバー」と呼ばれるコンピューターが情報を提供したり受け取ったりしているおかげです。

サーバーを構築したり、稼働状況を監視したりする技術者を「サーバーサイドエンジニア」と呼びます。サーバーサイドエンジニアは、日常生活に浸透しているインターネットを支えるために必要不可欠な存在です。

そんなサーバーサイドエンジニアについて知りたい方の中には、

「サーバーサイドエンジニアって、実際どんな仕事なの?」
「実際、年収がどれくらいか知りたい!」
「サーバーサイドエンジニアに必要なスキルは?」

など疑問に思っている方もいるでしょう。

そこで今回は、サーバーサイドエンジニアがどんな仕事なのか網羅的に解説していきます。サーバーサイドエンジニアの仕事内容はもちろん、年収や必要なスキル・資格についても紹介していきますね。

サーバーサイドエンジニアについて知りたい方は、本記事を参考にしてください。

目次

サーバーサイドエンジニアとは?

サーバーサイドエンジニアの「サーバー」は、何かしらのサービス・情報を提供するためのコンピューターを指しています。

サーバーがサービス・情報を提供してくれることで、パソコンやスマートフォンでWebサイトを閲覧したり、メールを開いたりできるんですね。また、パソコンなどからファイルをサーバーに対して提供することで、複数のデバイスで情報を共有することも可能です。

サーバーは単に電源を入れるだけでは、目的の動作を果たしてくれません。サーバーを動かすには、何のOSを導入してどのような設定をすれば良いか、セキュリティをどのように担保すれば良いかなど数多くの設定作業が必要です。

だからこそサーバーを扱うにはOSやセキュリティの知識など、IT技術に関する知識を身につけなければなりません。サーバーサイドエンジニアは、「OS・セキュリティなど、サーバーの構築に必要なIT技術の知識を有して、サーバーを構築・保守する技術者」なんですね。

サーバーサイドエンジニアの仕事内容

サーバーサイドエンジニアの主な仕事内容は、大きく3つに分けられます。それぞれ、

  1. 要件定義
  2. サーバーの設計
  3. 設計したサーバーの構築・設定・保守

上記3つが主な仕事になります。1つずつ紹介していきますね。

まず1つ目の要件定義では、サーバーの導入を考えているクライアントから「どのようなサービスを提供したいのか」など、必要な情報をヒアリングしていきます。サーバーを導入する目的は、業務課題の改善のため正確に把握することがポイントになるんですね。

次にサーバーの設計では、定めた要件定義に従ってサーバーを設計していきます。サーバーを設計するうえで考慮すべき点はさまざまです。消費電力・コストなどのハードウェア的視点と、OS・アドレスの設定などソフトウェア的視点の両方から考慮する必要があるので幅広い知識が求められます。

最後に、設計したサーバーを実際に構築・設定していきます。必要なサーバーを調達して適切に配線していき、OSをインストールして必要な設定を行うんですね。

サーバー設定後も、実際に稼働しているサーバーを監視して問題が発生すれば対応するのもサーバーサイドエンジニアの仕事です。サーバーが利用できなくなれば顧客の業務に支障が出るため、スピーディに問題を解決することが重要なんですね。

サーバーサイドエンジニアの平均年収

年齢年収
20代350万円〜400万円
30代500万円〜600万円
40代600万円〜650万円

結論、サーバーサイドエンジニアの年収は20代で350万~400万、30代では500万~600万、40代では600万~650万程度です。ただし、スキルの程度や役職によっては年収1,000万以上をもらえる場合もありますよ。

※年収データは、転職情報サービスのdodaの調査結果を基にしています。

サーバーサイドエンジニアに必要な言語

サーバーサイドエンジニアに必要な言語は、プログラミング言語の中でも、

  • コンパイラ言語
  • インタプリタ言語

の2種類に大きく分けられます。

まずコンパイラ言語は、JavaやC,C++などの言語です。プログラマーが記述したコードをパソコンが読めるよう機械語変換することを、コンパイル作業と言います。

コンパイラ言語は、1度コンパイラ処理を挟まなくては実行できないんですね。ただその分、実行速度が速いという特徴を持っているんです。

またインタプリタ言語はPHPやRuby、Pythonなどの言語です。インタプリタとはコンパイル言語と対照的に、コードを常に変換することでコンパイル処理を省いた方式なんですね。

インタプリタ言語コンパイル処理を行わなくていい分、作業は楽になりますが処理速度はコンパイル言語と比べて遅くなります。サーバーサイドエンジニアであればコンパイル言語とインタプリタ言語の中でも代表的な、

  • Java
  • PHP
  • Python

など上記の言語は習得しておく必要があります。

サーバーサイドエンジニアに必要なスキル

サーバーエンジニアに必要なスキルは主に、

  1. ハードウェアを扱う技術スキル
  2. OS・ミドルウェアを扱う技術スキル
  3. ネットワークを扱う技術スキル
  4. セキュリティの対策スキル

上記4つのスキルになります。それぞれ解説していきますね。

まずハードウェアを扱う技術スキルは、サーバーごとにどのくらい電力を消費するのか、CPU・メモリなどのスペックはどのくらいなのかなど、機器の仕様を適切に理解する必要があります。サーバーサイドエンジニアは、ハードウェアの知識を駆使して、最適なサーバーを選定するんですね。

次に、OS・ミドルウェアを扱う技術スキルです。OS(Operating System)はコンピューターのリソースを管理・制御するソフトウェアのことで、WindowsやMacOSなどがあります。またミドルウェアは、OSとアプリケーションの間に位置するソフトウェアのことで、OSだけでなくクライアントの要望に応じて適切に設定する必要があります。

また、サーバーサイドエンジニアにはネットワークを扱う技術スキルも必要です。導入しようとしているサーバーをインターネットに接続させる際には、安全に情報を転送できるか、外部からのアクセスを適切に処理できるかを考える必要があるんですね。

また、セキュリティの対策スキルもサーバーサイドエンジニアには欠かせません。インターネットを利用したサービスが普及するに伴って、企業が保有するサーバーがサイバー攻撃を受け甚大な被害を及ぼすケースが多発しています。

サイバー攻撃からサーバーを守るためには、セキュリティに関する知識を持ち対策を徹底することが必須です。具体的には、OS・ミドルウェアで可能なセキュリティ設定はすべて目を通したうえで、必要に応じてウイルス対策ソフトをインストール・運用します。

サーバーサイドエンジニアに資格や英語は必要?

どんな仕事にも、資格は必要なのでは?と思っている方もいるでしょう。資格と同様に英語もまた、幅広い仕事や場面で役立つ言語ですよね。

ただ、資格や英語のスキルを取得するには時間やお金といったコストがかかるのも事実。もし本格的に取得するのであれば、サーバーサイドエンジニアに必要かどうか確かめてからでも遅くはありません。

そこでここでは、サーバーサイドエンジニアに資格や英語は必要なのか解説していきます。資格と英語に分けて、それぞれ詳しく紹介していきますね。

サーバーサイドエンジニアに資格は必要?

結論、サーバーサイドエンジニアになるために必要な資格はありません。しかし、サーバーサイドエンジニアに関する資格を有していれば、転職時に実力をアピールできたり資格手当がもらえたりなど、メリットが豊富です。ここでは、おすすめの資格を3つ紹介します。

1つ目のおすすめ資格は、マイクロソフト認定資格プログラム(MCP)です。Windowsなどのマイクロソフト製品の知識を有し、実践利用できる能力がある人に認定されます。企業によっては、MCPを取得していることを採用条件として掲げている場合もあるため、取得しておいて損はない資格なんですね。

2つ目のおすすめ資格は、Linux技術者認定試験(LPIC)です。サーバー用OSとして広く利用されているLinuxの知識を有し、活用できる能力のある人に認定されます。試験区分は、レベル1~レベル3の3種類に分かれています。

3つ目のおすすめ資格は、国家資格の一つである基本情報技術者です。IT技術について基本的な知識を身につけている人が認定の対象となります。MCPやLPICと比べると専門性は低いですが、IT技術に関する基礎知識を幅広く身につけられるのが特徴です。

ほかにも、IT技術に関する国家資格はいくつかあり、中でも「ネットワークスペシャリスト」と「データベーススペシャリスト」は、試験内容もサーバーエンジニアと関わりの深いため、受験しておいて損することはないですよ。

サーバーサイドエンジニアに英語は必要?

上記で紹介した資格と同様に、サーバーサイドエンジニアには必ず英語が必要というわけではありません。しかし、英語力があればサーバーサイドエンジニアとしてメリットが大きいのも事実なんですね。

英語力のあるサーバーサイドエンジニアのメリットとしては、

  • 仕事やコミュニケーションを円滑に進められる
  • ドキュメントやカンファレンスへの対応を早められる

などが挙げられます。

実際、エンジニアの現場では海外の方も多く活躍されています。大手のIT企業や海外に拠点がある企業では、公用語が英語と定められていることも少なくありません。

あなたが海外で活躍することを考えていなくても、英語を使わざるを得ない状況に置かれる可能性はあるんですね。もし英語を話す機会はなくとも、ドキュメントやカンファレンスなど英語を読む機会はあるでしょう。

サーバーサイドエンジニアに限ったことではありませんが、エンジニアとしてIT業界に関わる以上は英語力があった方が有利です。英語力はあなたの作業効率を高めたりキャリアアップのきっかけになる可能性もありますよ。

サーバーサイドエンジニアとその他のエンジニアの違い

サーバーサイドエンドエンジニアは、エンジニア職種の中でも主にサーバーの設計・構築・保守に関わります。だからこそ、特に活躍する市場が専門的なエンジニアとも言えるんですね。

ただ、他のエンジニアも同様かと言うとそうではありません。それぞれエンジニアの仕事に特徴があり、活躍する市場も変わってきます。

エンジニアを目指す方の中には、どのエンジニア職種を目指せば良いのか分からない…。という方もいるでしょう。そこで、サーバーサイドエンジニアと他のエンジニアの違いを紹介していきます。

同じエンジニアの中でも、あなたに合ったエンジニア職種が見つかる可能性もあるので参考にしてみてくださいね。

サーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニアの違い

Webコンテンツの市場では、フロントエンドエンジニアの対義語としてバックエンドエンジニアとよく耳にします。サーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニアは同様に扱われることもありますが、厳密には違うんですね。

バックエンドエンジニアは、サーバー側の処理を担当することでサーバーサイドエンジニアと呼ばれることがあるんです。実際にサーバーの設計や構築をしていない場合でも一括りにされることがあるんですね。

そもそもバックエンドとは、ユーザーに見えない部分という意味です。サーバーも見えない部分であることに変わりないので解釈が難しいんです。

サーバーサイドエンジニアは、サーバーの設計・構築・保守に専門的に関わる職種です。対してバックエンドエンジニアは、バックエンドシステムの運用・保守する仕事の中でサーバーに関わることもあると捉えるようにしましょう。

サーバーサイドエンジニアとインフラエンジニアの違い

結論、インフラエンジニアの1つの職種にサーバーサイドエンジニアがあります。そもそもインフラエンジニアとは、IT業務におけるインフラストラクチャを設計・構築・運用・保守(メンテナンス)までを行うエンジニアのことです。

インフラエンジニアは名前の通り、インフラに関わるエンジニアという広義な仕事内容や職種の意味があるんですね。ネットワークの構築に関わるのはネットワークエンジニアですし、サーバーに関わるのがサーバーサイドエンジニアになります。

最近では、自社サーバーの代わりにクラウドサービスなどを使う会社や企業も増えてきました。だからこそ特にサーバーサイドエンジニアは仕事の質が変化してきているんですね。

ただ、サーバーというインフラをサーバーサイドエンジニアが支えていることには変わりません。インフラエンジニアの中でも、サーバーサイドエンジニアがあると理解しておきましょう。

さらにインフラエンジニアについて深く知りたいという方は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

【完全ガイド】インフラエンジニアとは?【完全ガイド】インフラエンジニアとは?仕事内容や年収、将来性、必要なスキルも紹介

サーバーサイドエンジニアとフロントエンドエンジニアの違い

サーバーに専門的に関わるサーバーエンドエンジニアは、ユーザーに見えないバックエンドで主に活躍するエンジニアです。対して、ユーザーの目に触れるフロント部分を担当するのが、フロントエンドエンジニアなんですね。

フロントエンドエンジニアはCSSやHTMLなどのフロント言語を用いて、ユーザーが使いやすいWebサイトやアプリなどのWebコンテンツの制作に関わるお仕事です。いくらデザインが良くとも機能性の低いWebコンテンツは使われないので、機能性も考慮してフロント部分を設計していくんですね。

フロント部分は、バックエンドのシステムに加えてシステムを支えるサーバーなくして機能しません。フロントエンドエンジニアとサーバーサイドエンジニアは仕事内容が異なっても、1つのコンテンツを制作する上で相互に関わりあう職種です。

さらにフロントエンドエンジニアについて深く知りたいという方は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

【完全保存版】 フロントエンドエンジニアとは?【初心者必見】フロントエンドエンジニアとは?仕事内容や年収、スキル、資格、将来性も解説

サーバーサイドエンジニアとシステムエンジニアの違い

システムエンジニアという言葉は、エンジニアの中でもよく耳にする言葉でしょう。ITエンジニアの代表的な職種とも言えるのが、システムエンジニアです。

システムエンジニアは、名前の通りにコンテンツの核となるシステムの設計を担当します。システムの設計は大きく分けると、

  • 基本設計
  • 詳細設計

の2つに分けられます。

中でも詳細設計では、主にユーザーの見えない部分であるバックエンドを設計します。だからこそシステムエンジニアは、バックエンド側であるサーバーサイドエンジニアとも関わりがある職種なんですね。

システムエンジニアは、システム設計の後にプログラムを作成し動作確認まで行います。システムエンジニアの仕事の中には、精密かつ地道な作業が多いのが特徴です。

さらにシステムエンジニアについて深く知りたいという方は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

システムエンジニアとはどんな仕事?年収や資格、将来キャリアパスも紹介

サーバーサイドエンジニアとプログラムエンジニアの違い

プログラムエンジニアと聞いて、仕事内容のイメージがしづらいという方もいるのではないでしょうか?プログラムエンジニアは、みなさんがプログラマーと呼んでいる仕事なんですよ。

プログラミング言語の知識を活用して、さまざまなプログラムを作成するのがプログラムエンジニアの主な役割になります。システムエンジニアの設計書に沿って、プログラムを作成していくんですね。

現在では、フレームワークをあらかじめ用意して開発に着手するのが主流になっています。フレームワークとは、よく使うプログラムの機能を集めたテンプレートのようなものです。

だからこそプログラムエンジニアは、言語に加えてフレームワークに関する知識や技術も必要とされます。開発に関わるという点では、サーバーサイドエンジニアと同様ですね。

プログラムエンジニアについてさらに知りたい方は、以下の記事でも詳しく紹介しているので参考にしてみてくださいね。

プログラムエンジニアはどんな仕事?年収や将来性、おすすめの資格も紹介

サーバーサイドエンジニアの仕事はきつい?やりがいはある?

サーバーサイドエンジニアの仕事にやりがいがあるかどうかや、実際にきつい仕事かどうか気になる方もいるでしょう。これから転職や、サーバーサイドエンジニアを目指そうと思っている人にとってやりがいやつらさは大事な判断材料なはず。

そこでここでは、サーバーサイドエンジニアの仕事はきついのか?ややりがいについて解説していきます。

やりがいだけでなくつらさや苦しい部分など両方の側面から、サーバーサイドエンジニアの仕事があなたに合っているかどうか判断してみてください。それではさっそく、それぞれ解説していきますね。

サーバーサイドエンジニアはきつい仕事?

実際、サーバーサイドエンジニアはきついお仕事なんです。実際に経験したエンジニアの方でも、「サーバーサイドエンジニアはやめとけ!」と言われることもあるんですね。

サーバーサイドエンジニアがきついと言われる理由は大きく2つです。理由として、

  1. 急な障害対応に追われることがある
  2. 変則的な勤務時間

上記2つの理由が挙げられます。

まず1つ目が、急な障害対応に追われるケースです。サーバーサイドエンジニアはシステムに不具合が生じた場合、障害の対応が急務になります。

問題なのは、障害はいつ起こるか分からないということ。そのため、常にサーバーを管理・監視して、急な障害に対応できる仕組みを構築しなければならないんですね。

また、サーバーはネット環境を必要とするあなたの生活に欠かせないものです。だからこそ1年間通して毎日稼働するシステムもあるんですね。

24時間365日サーバーが稼働している以上は、同様にいつ不具合が起きるか分かりません。その都度、サーバーサイドエンジニアには対応が求められるんですね。

サーバーサイドエンジニアの職場環境によっては、夜勤帯や土日の勤務に加えて休日出勤を求められる可能性もあります。いつでも気が抜けないサーバーサイドエンジニアの仕事は、決して楽なものではないんですね。

サーバーサイドエンジニアのやりがいは?

先ほど、サーバーサイドエンジニアはきつい仕事だ紹介しました。しかし、だからこそやりがいがある仕事だとも言えるんですね。

サーバーサイドエンジニアのやりがいとしては、

  • 社会貢献度の高い仕事
  • スキルに伴い給料が上がっていく

などが挙げられます。

あなたが書いたコードでシステムが実際に動き、人々の生活で活かされているというのはやりがいにつながりますよね。現場で働くサーバーサイドエンジニアの方の中でも、SNSなど日常で広く使われるものに関わる方は実感しやすいはず。

また、サーバーサイドエンジニアは勉強して身につけなくてはいけないスキルが多いのも特徴です。ただ、できることが増えるにつれて給料も上がっていくんですね。

サーバーサイドエンジニアに限らず、多くのエンジニアの価値を測る指標の1つが実務経験の長さです。もちろん、サーバーサイドエンジニアも同様なので実務経験とスキルが増えるごとにキャリアアップの可能性も高まっていくんですね。

あなたの市場価値が給料という形に顕著に現れるサーバーサイドエンジニアは、やりがいのある仕事と言えます。急な対応も迫られるきつい仕事である反面、社会貢献の実感も得られるのがサーバーサイドエンジニアのお仕事なんですね。

サーバーサイドエンジニアの将来性や需要は?

サーバーサイドエンジニアの需要は、短期的になくなることはないでしょう。ただ、中長期的には運用や保守を担当するサーバーサイドエンジニアの需要が減少する可能性があります。

最近では、企業や会社でクラウドサービスを利用するところが増えてきています。調べてみても、クラウドサービスを一部でも利用している会社は全体の5割以上にもなってきているんですね。

クラウドサービスの普及は、今後も増加が見込まれるでしょう。そうなれば自社サーバーの需要や必要性は少しずつ低下していくことになります。

これからのサーバーサイドエンジニアには、クラウドに関する知識やスキルが求められます。クラウドに仕事が奪われるというわけではなく、サーバーを構築するのがクラウド上に変化するんですね。

それぞれのクラウドが提供する主な機能や仕組みを理解することで、これからもクライアントに合わせたシステムやサービスを選択することができます。現状のスキルのままIT市場で生き残っていくのが難しいのは、他のエンジニアや仕事と同様です。

時代やニーズに合わせたスキルを習得していれば、今後も必要とされるのがサーバーサイドエンジニアのお仕事。常に新しい知識やスキルをキャッチアップする習慣を今から身につけておきましょう。

サーバーサイドエンジニアになるためのロードマップ

サーバーサイドエンジニアへ就職・転職やキャリアアップを考えた時に、何から学んだらいいの…?と悩んだ経験がある方も多いでしょう。特にエンジニアの領域は、学べる分野や学び方も人それぞれで悩んでしまいますよね。

そこで、活躍するのがロードマップです。ビジネス用語として使われるロードマップは、目標までの道のりを示したものになります。

ここでは、サーバーサイドエンジニアになるためのロードマップを5つのステップで以下に紹介していきます。サーバーサイドエンジニアに必要な実践的な知識やスキルをチェックしてみてください。

サーバーサイドエンジニアになるためのロードマップ

  • STEP1:まずコンピューターサイセンスの基礎知識を身につける
  • STEP2:主要言語であるHTML/CSS/JavaScriptに加えてターミナルの基礎を学ぶ
  • STEP3:Git/Ruby/Ruby on Rails/MySQLを学習する
  • STEP4:Railsチュートリアルで実践的な知識を身につける
  • STEP5:実際にポートフォリオサイトを制作する

上記で紹介したサーバーサイドエンジニアのロードマップは、実際ハードルが低くはありません。サーバーサイドエンジニアは身につけるべき基礎知識も多く、データベースやインフラ構築の領域は現場でしか身につけられない実践的な知識もあることは理解しておきましょう。

新卒からサーバーサイドエンジニアになるには?

最近では大学生や若い世代にも、エンジニアの仕事は身近に感じられるようになってきました。調べてみても、会社や企業によっては30万円の初任給を出すところもありエンジニアの仕事は魅力的ですよね。

実際に、新卒でサーバーサイドエンジニアを採用している企業はあります。ただ、新卒からサーバーサイドエンジニアを目指すのは簡単ではないんですね。

サーバーサイドエンジニアの中でも、仕事や業務内容は多岐にわたります。大企業のサーバーの保守であれば実務経験が長く、対応力があるエンジニアが担当することがほとんどです。

また、データベースやインフラ構築の領域は現場でしか身につけられない知識もあります。即戦力としてサーバーサイドエンジニアの採用を検討している企業に、新卒で採用されるのは容易ではありません。

しかし、企業の中にはあなたの意欲や伸び代に期待して研修制度を設けている会社もあります。新卒からサーバーサイドエンジニアを目指すのであれば、必要な言語やフレームワークの知識を身につけて研修制度のある会社に応募しましょう。

未経験からサーバーサイドエンジニアなるには?

最近では、プログラマーの人材不足に伴い未経験者を採用する企業や会社も増えてきています。しかし、まったくスキルがない状態で採用される事は難しいでしょう。

ただ、スキルと言ってもどの程度を目指せばいいのか指標がなくては困ってしまいますよね。サーバーサイドエンジニアを未経験で目指す上では、自身のポートフォリオを作成できることが1つの指標となります。

なので、ポートフォリオを作成できるレベルまで知識やスキルを身に付けていきましょう。ポートフォリオを作成できるまでには、コンピュータサイエンスの基礎知識に加えRailsのチュートリアル等で実践的な知識も身につける必要があります。

サーバーサイドエンジニアのポートフォリオ作成までの道のりは、上記のサーバーサイドエンジニアになるためのロードマップでも紹介しているので参考にしてみてくださいね。

独学でもサーバーサイドエンジニアは目指せる?

結論から言うと、独学でもサーバーサイドエンジニアを目指す事はできます。ただ、独学でサーバーサイドエンジニアになる難易度は高いということを理解しておきましょう。

現場で活躍するサーバーサイドエンジニアになるには、

  • サーバーサイド言語の知識
  • フロントエンド言語
  • フレームワーク
  • SQLなどデータベースに関する知識

上記のように、多くの知識が必要とされるんですね。

また、データ管理などを含めてもサーバーサイド言語は最初にエラーが頻出します。エラーの処理を1人で行えるのも大切ですが、独学での離脱が多いのもこのフェーズなんですね。

だからこそ、サーバーサイドエンジニアを目指す人の多くはメンターに相談しながら勉強を進めることが多いんですね。プログラミングスクールに通うことで、メンターと学習する環境を手に入れるのも1つの方法になります。

もし、独学でサーバーサイドエンジニアを目指すのであれば難易度は高いことを前提に挑戦するよう注意しましょう。

サーバーサイドエンジニアになるためのおすすめ学習方法

いきなり勉強方法を考える前に、学習の目的やゴールを明確にしておきましょう。学習や方法は手段であって、目的ではありませんからね。

サーバーサイドエンジニアになるために必要な知識は、主に下記の3つです。

  1. プログラミングスキル(主にサーバーサイドの言語)
  2. フレームワークやライブラリに関する知識やスキル
  3. SQLなどデータベースに関する知識

上記の内容を習得するために、最適の学習方法を選択していきましょう。

結論から言うと、完全な独学やいきなり書籍から学ぶのはおすすめしません。なぜならサーバーサイド言語は初めにつまづく点も多く、学ぶ範囲も幅広いからなんですね。

また、プログラミング言語に関する技術や情報は常に更新されていきます。どの言語を学ぶべきなのか。フレームワークと言ってもどの種類から身につけるべきかどうかは時代によっても変化します。

だからこそ、サーバーサイドエンジニアになるために学習を進めていくのであれば。メンターを置くのがおすすめです。現役で活躍するエンジニアの方だからこそ教えてもらえる実践的な知識や、最新の情報を提供してもらえることもあるでしょう。

ただ、サーバーサイドエンジニアには独学でなれないというわけではありません。最短で目指すのであれば、スクールなどを活用してメンターをつけるのがおすすめですよ。

サーバーサイドエンジニアにおすすめの学習本

何か新しいことを学ぼうと思った時に、1つの方法が書籍で学習することですよね。電子書籍が普及する中でも、紙媒体に慣れ親しんでいるという方も少なくないでしょう。

プログラムに関する書籍は、現場のエンジニアに向けて書かれていて難解なものも少なくありません。そこでここでは、サーバーサイドエンジニア初中級者の方にもおすすめできる学習本を紹介していきます。

サーバーサイドエンジニアにおすすめできる学習本の1つ目が、「リーダブルコードーより良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック」(オライリージャパン)です。

ソースコードは他の人と共有するもので、読みにくかったり保守や拡張がしづらければ後に続く人が困ってしまいます。読みやすく保守したやすいコードを書けるようになりたいという方におすすめの1冊になります。

また、「良いコードを書く技術ー読みやすく保守しやすいプログラミング作法」(技術評論者)もおすすめの1冊です。

先ほど紹介した「リーダブルコード」と同様に、読みやすく保守しやすいコードの書き方やプログラミング作法を学ぶことができます。また、「リーダブルコード」よりも容易な内容なので自身のレベルに合わせて読み進めてみてくださいね。

サーバーサイドエンジニアのポートフォリオの作り方

サーバーサイドエンジニア未経験の方の中には、ポートフォリオは必要?と疑問に思っている方もいるでしょう。最近では、エンジニアにもポートフォリオを求める会社や企業が増えてきているんです。

会社や企業にとって、未経験の人を採用するのはリスクでもあります。未経験であってもどのくらい技術や意欲があるのか、ポートフォリオは1つの判断材料になるんですね。

ただ、そもそもポートフォリオは一般的にデザイナーが作成するものです。レベルの高いポートフォリオが作れるのか、不安に思う方もいるでしょう。

結論から言うと、サーバーサイドエンジニア未経験のポートフォリオはレベルが高い必要はありません。あなたにどんな作品が作れるのかといったスキルや、自己発信している意欲的な様子が伝わることが重要です。

だからといって、もちろん簡易的なポートフォリオを作ればいいという訳ではありません。あなたが何をできるのか、実績や制作物を掲載したポートフォリオを作成するようにしましょう。

まとめ

これまで、サーバーサイドエンジニアの仕事内容や年収など網羅的に紹介してきました。エンジニア職種の中でも、サーバーサイドエンジニアは将来性もやりがいもある魅力的な職種の1つです。

しかし、サーバーの保守などに関わる仕事の中ではつらい一面もあるのがサーバーサイドエンジニアです。もしサーバーサイドエンジニアになろうと考えているのであれば、収入・やりがい・将来性などあらゆる側面から総合的に判断してみてくださいね。

本記事ではサーバーサイドエンジニアに関する多くの疑問を解決できる内容となっています。サーバーサイドエンジニアについて知りたい方は、本記事を参考にしてみてくださいね。

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