データベースエンジニア必須スキル6選!身につける方法から学習方法も解説

データベースエンジニア必須スキル6選!

ビッグデータ活用などで注目度が上がっているデータベースエンジニア。しかし、データベースエンジニアの求人はなかなか未経験OKの案件がありません。そこで、

データベースエンジニアになるにはどんなスキル・経験が必要なのか知りたい!」
「どうやったらデータベースエンジニアに必要なスキルを身に着けられるのか知りたい!」

と思っている方もいるのではないでしょうか。

データベースエンジニアはIT系の職種の中でも特に専門性の高い職種です。そのため、実務経験が無いとどれだけ知識を深堀すれば良いのかイメージしにくいですよね。

また、IT業界は未経験者を積極的に採用していますが、データベースエンジニアは基本的に未経験NG。そのため、SQLやLinuxなどの知識をどのようなルートで身に着けていけば良いかも理解しておく必要があります。

そこで今回は、データベースエンジニアになるために必要なスキルや、スキルを身につける方法について解説します。ぜひこれからデータベースエンジニアを目指す参考にしてみてください。

データベースエンジニア必須スキル6選!

データベースエンジニアになるために必要なスキルは以下の6つ。

  • データベース・SQL
  • データモデル
  • セキュリティ
  • OS(主にLinux)
  • システム開発
  • 冷静さ・柔軟さ・トラブルへの対応力

データベースエンジニアを目指すには、列挙した分野における広くて深い知識が求められます。これらのスキルを身に着けるには、ただ働くだけでなくキャリア戦略も大切なので、データベースエンジニアを未経験から目指すのはとても大変なことがわかるでしょう。

それでは、必要なスキル一つ一つについて、詳しく解説していきます。

データベース・SQL

データベースエンジニアなので当然SQLやデータベースそのものの知識は欠かせません。SQLとはデータベースを操作するための言語です。現在ではNoSQLと言ってSQLが必要ないデータベースも登場しています。

しかしそれでも主流はSQLが必要なデータベースなので、データベースエンジニアになるにはSQLに関する深い知識も当然必要でしょう。また、データベースの設定もデータベースエンジニアの仕事。

設定によってデータベースのパフォーマンスが変わってくるので、データベースがベストパフォーマンスを発揮できるようにする知識も必要となります。

データモデル

データモデルとは、データベースを構築するにあたって必要な、データ同士の関係性を表したものです。システム構築の際にデータモデルは、データの関係性を可視化し、業務をスムーズに進めるためのものなので欠かせません。

データモデルはExcelもしくは専用のソフトを使って作成します。データモデリングは実質データベースの設計作業。データベースの全体像を捉えて作業を進めることが求められるので、モデリングのスキルだけでなく、広い視野を持って物事に取り組める素質も必要となります。

セキュリティ

データベースはシステムの大切な情報が保管されるので、当然セキュリティに関する知識も欠かせません。万が一セキュリティの知識を持たずにデータベースを構築してしまえば、不正アクセスによって大切な情報が流出するなどのトラブルに繋がります。

現場によりますが、データベースエンジニアはセキュリティエンジニアを兼ねていることも多いです。この場合はシステムの脆弱性診断やデータベースのアクセス権限の管理なども担当します。

なので、セキュリティトラブルにはどんな例が存在するのか、発生したトラブルはどのように対処すれば良いのかについても学んでおく必要があります。

OS(主にLinux)

データベースを構築する際、OSをインストールするところから始まります。そこでOSの知識が無いと何もできません。OSはWindowsやMacが有名ですが、システム開発の現場ではオープンソースのOSであるLinuxが選ばれやすい傾向にあります。

Linuxはマウス操作ではなくコマンドラインを使って操作するのが基本。データベースエンジニアとして働く場合はLinuxコマンドに関しても深い知識が求められるので、自分で仮想サーバーを構築してLinuxの勉強にも取り組む必要があります。

システム開発

データベースエンジニアはシステム開発の現場もしくはデータ分析の現場で働くのが一般的です。そこで特にシステム開発の現場で働く場面では、システム開発の流れや工数、使用する製品などの知識が無いと、データベースに関する提案ができません。

そのため、データベースエンジニアはインフラ系の仕事だとしても、システム開発の上流から下流までの仕事内容を把握できるだけの知識が求められます。

冷静さ・柔軟さ・トラブルへの対応力

データベースエンジニアになるには、冷静さや思考の柔軟さも求められます。データベースのトラブルはシステム全体に影響を及ぼすものも多いです。

しかもトラブル対応の際は早急な対応が求められるうえに、ミスも許されません。普段から焦ったときに思考が停止してしまうタイプの人だと、緊急対応が多いデータベースエンジニアは厳しいでしょう。

スキルと言うよりはは気質的な要素が大きいなのでなかなか身に着けるのは難しいですが、常に落ち着いて対応できる能力が必要なことも知っておきましょう。

データベースエンジニアになるためのスキルを身につけるには?

これまでデータベースエンジニアになるために必要なスキルを紹介しましたが、これらのスキルを実務を通して身に着けるにはどんなキャリアが良いのでしょうか。

必要なスキルを身に着けるためのキャリアの積み方を解説します。

インフラエンジニアとして経験を積む

データベースエンジニアを目指すにあたって最も多いルートがインフラエンジニア経由の方法です。このルートだとデータベースエンジニアとして転職できるまでには5年ほど必要と考えておきましょう。

まずインフラエンジニアとはサーバーやネットワーク、データベースなどシステムの基盤の設計から運用・保守までの一連の業務を担当するエンジニアを言います。インフラエンジニアは未経験者OKの求人が多く、全くITに関する知識が無い状態からでも目指しやすいです。

インフラエンジニアからデータベースエンジニアを目指す場合は、インフラエンジニアとしてインフラ系の会社に入社し、データベースの監視・運用の下流工程を経験します。そして上流工程を経験してからデータベースエンジニアの求人に応募し、転職しましょう。

ただ、インフラにはデータベース以外にもサーバーやネットワークが含まれるので、必ずしもすぐにデータベースに携われるとは限りません。運良く最初からデータベースに携われれば良いですが、そうでなかった場合は営業担当者に相談してデータベース関連の案件を紹介してもらいましょう。

ベンチャー企業で開発をしながらデータベースに関する知識を深める

開発職に進んでしまったけれどもデータベースエンジニアに興味がある、データベースエンジニアでも開発系のスキルをしっかり身に着けたいという人もいるはず。開発職からの場合、小規模なベンチャー企業だとインフラも開発もチーム全体で担当することが一般的です。

データベースにも触れる機会が多く、データベースエンジニアを目指せるだけのスキルを身に着けられるでしょう。ただ、インフラエンジニア経由の場合と違って小規模ベンチャーは開発するシステムも小規模です。

データベースエンジニアの場合勤務先は大規模システムやビッグデータなど、大量のデータを扱う職場が基本なので、大規模なデータベース構築の経験がないのは不利でしょう。したがって、データベースの難関資格を取得するなどして、実務で補えない部分をフォローする必要があります。

社内SEとして業務をしながらデータベース関連業務に力を入れる

社内SEとしてデータベースに関する経験を積むのも一つの手です。社内システムの管理や運用を行うのが社内SEの主な仕事。職務内容はインフラエンジニアに近いと言えるでしょう。

どんな仕事に力を入れるのか、ある程度融通が利きやすいので、データベースのチューニングに力を入れて、データベースエンジニアになるためのスキルを磨くと良いでしょう。ただ、未経験からいきなり社内SEを目指すのは難しいです。

インフラエンジニアもしくはプログラマーから転職するルートが一般的。社内SEになるには大体3年ほどの下積みが必要なことを理解して転職しましょう。

学校に通う

データベースエンジニアになるには、大学や大学院、専門学校でデータベースに関する知識・スキルを身につける選択肢もあります。学校に通うと最低でも1年〜4年はかかるので、長いと感じるかもしれません。

しかし、これまで紹介してきたキャリアプランを実現するためにも同じくらいもしくはそれ以上の時間を要するので、時間的な面ではさほど他のルートと差はないでしょう。

学校を卒業すると、学歴が付くという部分も大きいです。やはり情報系学部卒はIT業界でも高く評価されやすく、データベースエンジニアとしても良い職場に転職できる可能性が高くなります。

学費がネックではありますが、学校に通うことも検討してみてください。

データベースエンジニアの学習法は?

それでは、データベースエンジニアになるために必要なスキルを身につけるには、どんな学習法が良いのでしょうか。自宅でできるデータベース関連の学習法を紹介します。

STEP1:実際にデータベースをインストールする

まずVMWareなどの仮想マシンを使って、仮想環境にLinuxをインストールします。そこからOracleなどのデータベースをOS上にインストールしてみましょう。

インストールするだけなら簡単と思うかもしれませんが、意外とデータベースのインストールや設定作業は難しいです。実務を想定し、時間をかけてじっくり作業に取り組んでください。

STEP2:SQLを学ぶ

SQL文が理解できないとデータベースの操作ができません。SQLは開発に必要な言語の定番なので、書籍だけでなく、インターネット上にも解説サイトや動画が存在しています。

自分に合った方法を選んで、SQLの基礎を身につけましょう。

STEP3:実際にデータベースでテーブルの作成などをやってみる

まずはテーブルの作成や削除、引き出したいデータの選択など、短いSQL文を書くところから始めましょう。

ある程度SQLに慣れてきたら、2つのテーブルのデータを組み合わせて引き出すなど、難しい操作にも挑戦してみてください。

STEP4:資格に挑戦する

ある程度データベースの操作に慣れてきたら、データベースの関連資格に挑戦してみましょう。初心者におすすめなのは、Oracle Master Bronzeです。

新米エンジニア向けのデータベース入門資格であり、開発現場でよく使われるOracleの知識が深まるので、これからデータベースエンジニアを目指す人は取得しておくと良いでしょう。

STEP5:一つのデータベースの知識を掘り下げる

エンジニアとしてある程度経験を積み、資格も取得できつつあるならOracleやMySQLなど、仕事でよく使うデータベースを中心に、一つのデータベースに関する知識を深めていきましょう。一つのデータベースに関する経験が豊富だとデータベースエンジニアとして転職する際に有利です。

システム開発でよく使われるOracleやMySQL、AI開発でよく使われるMongoDBなど、現場ごとに使われるデータベースは様々。自分が希望するキャリアに合わせて学習するデータベースを選びましょう。

データベースエンジニアは資格も有利にはたらく!

先ほど解説したとおり、データベースの資格はデータベースエンジニアを目指すに当たって有利にはたらきます。特に、Oracle Goldや応用情報技術者、データベーススペシャリストのような上位資格を持っていると高く評価されやすいでしょう。

IT企業だと資格手当と言って、資格を取得することで給与が上乗せされるシステムを採用している企業も多いです。将来のキャリアだけでなく給与面でのメリットも大きいので、気になるデータベース資格に積極的に挑戦していきましょう。

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まとめ

データベースエンジニアになるにはデータベースはもちろん、システム開発やセキュリティなどに関する知識も欠かせません。幅広いスキルが求められる仕事なので、当然未経験から目指すには時間がかかります。

ただ、データベースエンジニアは高年収でやりがいが大きい仕事なのも事実。焦らずに時間をかけて着実にスキルを身につけ、データベースエンジニアへの転職を成功させましょう。

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