今さら聞けない!プログラマーとエンジニアの違いまとめ!仕事内容や年収、将来性も解説

プログラマーとエンジニアの違いまとめ

あなたがIT業界の仕事といわれて思い浮かべるのはどんな職業でしょうか。プログラマーを思い浮かべる人もいるでしょうし、エンジニアを思い浮かべる人もいるでしょう。

では、プログラマーとエンジニアの違いとはどういったものなんでしょうか。

「プログラマーとエンジニアって何か違うの?」
「プログラマーとエンジニアがごっちゃになっててよくわからない」

この記事ではこんな悩みを持つあなたに向けて、プログラマーとエンジニアの主な6つの違いと、プログラマーとエンジニアになる方法も紹介します。

この記事を読んであなたの悩みを解決し、IT業界について深く理解しちゃいましょう。

それでは行きます。

プログラマーとエンジニアの大きな違いとは?

プログラマーとエンジニアについて軽く説明していきます。

まずエンジニアはシステムや製品などを設計する技術者のことで、IT企業ではシステムエンジニア(SE)などがあります。クライアントからの要求に沿ってどのようなシステムを作るのかを決めるのが主な仕事です。

一方プログラマーはパソコンに向かってプログラミングする人のことを指します。エンジニアが設計したシステムの設計書を元に、プログラムミングするのが主な仕事です。

飲食店で考えるならば、メニューや作り方を考える人がエンジニアで、実際に料理を作る人がプログラマーになりますね。

プログラマーとエンジニアの6つの違い

それではプログラマーとエンジニアの違いについて具体的に見ていきましょう。

  • 仕事内容
  • 年収
  • 将来性・キャリアパス
  • 必要な求められるスキル
  • 取得したら有利になる資格
  • 需要

プログラマーとエンジニアは似ているイメージがありますが、実はこれらすべてが全く違うんですね。それぞれの項目について解説していきます。

仕事内容の違い

プログラマーの仕事内容は大体この3つが挙げられます。

  • プログラㇺを組んでシステムの開発
  • デバッグ作業でエラーチェック
  • 実装後のメンテナンスやアップデート

プログラムを書いたらテストを行って、実装後のメンテナンスにも対応する、いわゆる下流工程の仕事をプログラマーが行います。

どれもプログラミングが関わってくるので、あなたがイメージしている長時間パソコンをパタパタ打っている人が、プログラマーに一番近いかもしれませんね。

エンジニアの仕事内容は主にこの3つです。

  • システムの要件定義
  • システムの設計
  • 開発から実装後の対応

クライアントからの要求を元にシステムの内容、見積もりを設計してテストや実装後の対応までの一連の動作をエンジニアが担当しています。特にシステムの要件定義と設計は上流工程の仕事とも呼ばれ、エンジニアは上流工程を担当するのが主な仕事になりますね。

ただしこの二つの境界線はあいまいで、企業によってはプログラマーもエンジニアの仕事をするということも多いようです。

年収の違い

求人ボックスの給料ナビによるとプログラマーの平均年収は431万、エンジニアの平均年収は522万です。エンジニアの方が90万円近く高くなっていますね。年収の高い職に就きたいならエンジニアになるのが良いでしょう。

また同じプログラマーやエンジニアでも年収の差は大きく開いているところが特徴的です。プログラマーもエンジニアも年収が1000万を超える人もいれば、200万しか稼いでいない人もいるんですね。

企業によっても変わってきますが、つまり本人の実力によって年収が大きく変わる職業といえるでしょう。

将来性・キャリアパスの違い

プログラマーは未経験からでもなれる職業で、文系や30代からプログラマーになった人はたくさんいるようです。エンジニアも未経験からもなれますが、基本はプログラマーから経験や実績を積んでエンジニアになることが多いですね。

プログラマーもエンジニアも上位職に就いて年収を大幅に上げる人もいます。将来性についてはエンジニアの方が高いと言えるでしょう。

AIの発達により、プログラミングの自動化ができるフレームワークが開発されてきています。数十年後にはプログラマーの仕事はAIに奪われているかもしれません。

一方エンジニアはAIが苦手とするクリエイティブな仕事をするため、将来性が高いというわけなんですね。

必要な求められるスキルの違い

プログラマーは主にプログラミングするため、プログラミングスキルは最重要といえるでしょう。プログラムが組めるようになるには、どんなプログラムを組むか考える思考力、エラーを発見し対処する能力が必要になりますね。

エンジニアは顧客からのニーズをくみ取る力、チームワークとしてみんなを引っ張っていく力などコミュニケーションも重要になってきます。エンジニアはプログラマーと違い、人とコミュニケーションを取ることがすごく多いんですね。

プログラマーともよく関わるので、仕事の流れなども一通り知っておくためにもプログラマーの経験を積むのも大切でしょう。

取得したら有利になる資格の違い

プログラマーもエンジニアも資格はなくてもなれます。ですが資格があると自分の能力を証明するものになりますし、資格手当がもらえたりとメリットもたくさんありますよ。

もし資格を取りたいと考えているならば、プログラマーは基本情報技術者試験やJavaプログラミング認定試験などの資格が良いでしょう。

IT業界のプログラマーにとってITの知識を持っている証明になる基本情報技術者試験や、プログラミング能力を持っているアピールにもなる資格は大事ですからね。

エンジニアも基本情報技術者試験をおすすめします。またエンジニアの種類によっておすすめする資格も変わってきます。例えばデータベースを扱うエンジニアはORACLE MASTER、ネットワークを扱うエンジニアだとネットワークスペシャリスト試験がありますね。

需要の違い

現在日本ではプログラマーもエンジニアも不足しています。IT企業でも未経験からOKな募集が多く、手厚いサポートがついた研修制度を設備するなど多くのプログラマーやエンジニアを取り入れようとしている姿勢がうかがえますね。

プログラマーも将来は仕事を失う可能性がありますが、現在は深刻なプログラマー不足となっているので今からプログラマーになるのもいいでしょう。

エンジニアはプログラマーよりも年収が高く仕事内容も一連の仕事を任せるので、プログラマーと比べて需要は高いと言えます。将来性もあるので、プログラマー不足が深刻化している今のタイミングでプログラマーになって、そこからエンジニアになれるといいですね。

プログラマーになる方法

プログラマーは未経験からなれると解説しましたが、具体的にどうすればいいのでしょうか?ここでは大卒と30代の二つに分けて簡単に説明しますね。

大卒の人はプログラマーになりたい意欲、自分はプログラミングが好きで勉強したい姿勢を面接でアピールしましょう。特に未経験でもOKな企業は将来性のある学生を採用するのでプログラマーに対するやる気があると面接官の目に留まりやすくなります。

具体的にはプログラマーになろうと思ったきっかけ、自分の長所や経験を活かしてどんなことをしていきたいか、プログラミングに関してどう頑張ったかなどを話せるといいですね。

30代未経験は大卒とは違って何もプログラミングできないではほとんど採用されません。30代になると、やる気よりも即戦力になる人材を求めるからですね。

そのためある程度のプログラミングスキルは必要になってきます。独学で勉強する、プログラミングスクールで学ぶなどをしてスキルを身に着けてから応募するのが良いでしょう。

エンジニアになる方法

エンジニアもプログラミングスキルやITへの興味が必要ですが、それ以外にも新しいものを創造したい熱意も求められてきます。エンジニアは新しいものを作りそれが評価されることで認められる職業ですので、いかにみんなにうけるアイデアを出せるかが重要となってくるのですね。

面接ではエンジニアになってこういうことをしたい、こういったものを作りたいと熱意をもって話すと、面接官から「もっと詳しく聞かせて!」とあなたに興味を持つかもしれませんね。

エンジニア未経験可の募集に応募するのもいいでしょう。未経験可の求人なら資料の作成、運用の管理、問い合わせの対応など簡単な仕事から任されるので、だれでも応募ができます。

求人によってはコード作業も含まれることがあるので、プログラミングスキルは身に着けておく、募集要項を確認するなど前もって準備してくださいね。

プログラマーがエンジニアになるには

エンジニアはプログラマーと比べて年収が高く、需要もある職業ということがわかりましたね。今はプログラマーとして働いているけど、将来エンジニアになりたいという人も多いはずです。

そんなあなたに向けてプログラマーがエンジニアになる3つの方法を紹介します。

  • 技術力を高める
  • 上流工程などのさまざまな仕事をする
  • コミュニケーション能力を向上する

それぞれの内容について詳しく解説します。

技術力を高める

エンジニアは技術者なので、これが一番大事になってくるでしょう。コミュニケーション能力、創造性はもちろん大事ですが、顧客からのニーズをくみ取ったり、新しいものを考えたりしたところで、それをプログラミングによってものにしなくてはなりません。

システムエンジニアにはデバッグ作業を担当することもあります。脆弱性のないシステムを作るためにもプログラミングは必須といえるでしょう。

また、システムの管理もエンジニアが担当します。サーバー構築、データのバックアップなども円滑に行える技術力もあるといいですね。

上流工程などのさまざまな仕事をする

プロジェクト開発の土台となる上流工程を経験することで、エンジニアのスキルアップになります。上流工程に携わる方法は転職サイトを通じてエンジニアになる方法が一番良いでしょう。

「レバテックキャリア」などITエンジニアに特化したエージェントサービスなら、IT知識のあるキャリアアドバイザーがあなたのスキルに見合った求人を紹介してくれますのでおすすめですよ。インターンシップに参加してシステム開発を体験するのもいいでしょう。

インターンシップというと学生が参加するイメージを思い浮かべますが、社会人向けのもあるんですね。どういった企業なのかわかりますし、会社先で自分を売り込んで採用までもっていくことも可能ですよ。

コミュニケーション能力を向上する

これもエンジニアには欠かせないスキルの一つです。システム開発は1人ではなく大人数で行われるため、一人ひとりの進捗を把握するためコミュニケーションを取ることが頻繁にあるんですね。

プログラマーが困っていたり、作業が遅れていたりした場合にはサポートしていくことで全体の作業に遅れが出ないようにします。問い合わせなどの一般事務もエンジニアが行うためコミュニケーション能力なしでは厳しいですね。

コミュニケーション能力は自分から進んで行動することで養っていきます。わからないことがあれば質問するなど、相手から「どうしたの?」といわれる前に、自分から発言することはエンジニアにとっても大事なんですね。

人と世間話するのが上手いではなく、開発が上手く進められるように助けを求めたり、意見を出したり、相手の話をよく聞いたりすることが大事という点には気を付けてくださいね。

他にもたくさんあるエンジニアの種類

ここまでプログラマーとエンジニアの違いについて解説してきました。ふたつの違いについては何となくわかったかと思います。

ところで、あなたはプロジェクトマネージャーという言葉は聞いたことありますか?実はこれもエンジニアの一種なんです。

エンジニアには私たちがあまり耳にしないたくさんの職種があるんですね。ここではよく聞くエンジニアから見たことのないようなエンジニアを6個紹介します。

  • システムエンジニア
  • セールスエンジニア
  • データベースエンジニア
  • プロジェクトリーダー
  • プロジェクトマネージャー
  • ITコンサルタント

この章を読んで、プログラマーとエンジニアの違いだけでなく、エンジニアの様々な職種についても知っておいちゃいましょう。

システムエンジニア

システムエンジニア(SE)はプロジェクトやシステムの開発において、企画作成から実装後の保守・運用までの一連の流れを担当するエンジニアです。よく聞く言葉の一つで、エンジニアというと、SEを思い浮かべる人もいるかもしれません。

クライアントからのヒアリングを元にシステムの設計をし、完成されたシステムを動かして要求通りになっているかを確認してから納品するまでが主な仕事です。

実装後も管理を行い、追加要求があればその都度プログラミングしてテスト後に提供を繰り返します。

現在はアジャイル開発といって、機能を小さく分けて開発、リリースを繰り返す作業が多く使われていますね。

セールスエンジニア

技術的な知識を持った人が、お客様に製品の説明をして営業する職業です。こちらはSEとは違って営業よりですが、幅広いIT知識も必要になってきます。

製品の説明に実演を入れたり、お客様から質問や不具合の対応があったりした時に、実際に開発する技術者に求めるのは時間がかかってしまいますよね。製品やITについて深く知っているセールスマンに頼むことで、こういった手間のかかるレスポンスを減らしスムーズに対応できるようになります。

また、商品の魅力を引きだす力に長けているのでより説得力が増し売り上げにも貢献できますよ。言葉選びが達者だけでなく、IT知識が幅広いからできる職業でもあるため、平均年収が約600万と企業側から見ても必要とされていますね。

データベースエンジニア

データベースとは、顧客の情報、購買履歴、図書館の本の情報など様々なデータをまとめたものです。これを扱うエンジニアをデータベースエンジニアといいます。

データベースには、大量のデータから同じテーマについてまとめて傾向や戦略を立てられる、別々の項目に分けて管理がしやすくなるようにつくられたもので、様々な分野で必要とされているのですね。

主な仕事はデータベースを作成し、必要なときに、必要な分のデータをすぐに取り出せるよう管理します。他にもデータベースを用いて今後の戦略を考えるエンジニアとしての仕事も任されますね。

最近はビッグデータが活用されているため、平均年収は約500万と、必要としている企業はたくさんありますよ。

プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダーとは、システムやプロジェクトの開発をする責任者のことです。システムエンジニアの1個上の立場に当たる職柄で、今まで紹介してきた作業をする人を管理する全く異なった仕事をしますね。

具体的にはプロジェクト開発を成功に導くためにチームを引っ張っていく活動をします。エラーで進歩が滞りそうな状態には解決策を出したり、しっかりと要件通りのシステムになっているか確認して意見を出したりすることでよいシステムを作れるようにしているのですね。

技術力はもちろんですが、今までの経験やリーダーシップも非常に重要なスキルでありチームを引っ張っていくうえで欠かせないスキルとなってくるでしょう。平均年収も約540万と、エンジニアと比べても高いことがわかります。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーもシステムやプロジェクトの開発をする責任者のことです。プロジェクトリーダーは社内における責任者なのに対して、プロジェクトマネージャーは社外にもおける責任者を指します。

主な仕事は企画の内容から必要な費用などの見積もり、上流工程や下流工程などのプロセスで必要な日数を決定などですね。納期までに終わらせる責任を持つので、細部までしっかりと決める必要があります。

またプロジェクトで出た問題点の早急な対処、プロジェクトの状況を確認できる報告書の作成なども担当し、仕事内容は様々です。長年の経験やコミュニケーション能力だけでなく、責任感の強い人、チームを期限内に終わらせたい人などが向いている職業といえるでしょう。

平均年収も約650万と高く、大きなプロジェクトを手掛けるプロジェクトマネージャーだと1,000万をこえることもめずらしくありません。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、IT企業の戦略を考えてどう発展させていくか考える職業です。

具体的には、情報を収集してあらゆるクライアントの課題内容を解決することをしています。例えばIT問題を抱えている企業に対して派遣などリサーチを行い、改善となるシステムを提供することによって、問題解決に導くのもITコンサルタントの仕事です。

長年の経験やコミュニケーション能力だけでなく、高い技術力をもっていて、あらゆる問題に対してIT技術で解決したいという人に向いている職業といえるでしょう。

こちらもプロジェクトによって大きく左右されますが、平均年収は約800万にもなります。ただし常にハードワークなため非常に高いプロ意識も求められますね。

まとめ

今回はプログラマーとエンジニアの違い、未経験からなる方法を紹介しました。

プログラマーとエンジニアは全く違う職業であることがわかったかと思います。

エンジニアにはたくさんの種類があると解説しましたが、プログラマーにもWeb、組み込み、ネットワークなどたくさんの種類があり、それぞれの分野にはエンジニアという職業も存在しているのです。

IT業界を良く知っておくことは、自分のなりたい職業をはっきりさせ、就職や転職を成功させやすくします。

もしあなたがITの仕事に興味を持っているのなら、Webプログラマーはどんなことをやっているのか調べてみて、IT業界をより知ってみてはどうでしょうか。

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