【2021年最新】データベースエンジニアが取るべき資格8選!

データベースエンジニアが取るべき資格8選

未経験からデータベースエンジニアになりたい、データベースエンジニアとしてキャリアアップしたいと考えている方におすすめなのがデータベース関連資格の取得です。

「そもそもデータベースエンジニアって資格は必要なの?」
「データベースエンジニアにおすすめの資格ってなに?」

エンジニアは資格よりも実務経験が重視される傾向が強いですが、データベースエンジニアはデータベースそのものに関する深い知識も求められます。そのため、ただ経験を積むだけでなく、日頃から業務で使用するデータベースに関する学習が欠かせません。

そこで、資格ならある程度学習のルートが決まっていて効率良く学習に取り組めますし、資格を持っていることで自分のデータベースに関する知識をアピールして転職に役立てるので一石二鳥でしょう。

ここでは、おすすめのデータベースエンジニア関連資格である

  • Oracle Master
  • 基本情報技術者/応用情報技術者
  • データベーススペシャリスト
  • OSS-DB

について解説します。

データベースエンジニア関連資格4選

データベースエンジニアの資格は、データベース運用について幅広く学べるものから、1つのデータベースについての知識を深められるものまで様々です。

資格によって難易度や試験内容が異なるので、資格を取得するならどれくらいの知識が求められるか把握することが大切。それでは、おすすめのデータベース関連資格を見ていきましょう。

Oracle Master

出典元:【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[12c SQL基礎](試験番号:1Z0-061)完全詳解+精選問題集(オラクルマスタースタディガイド)

Oracleのデータベースは、世界中で使用されているデータベースのトップシェアを誇っています。堅牢なシステムが特徴で、特に大規模開発の現場で用いられることが多いです。

Oracle Masterは、データベースエンジニアだけでなく、インフラエンジニア、開発系エンジニアからも人気で、どの分野に進むにしても取得する価値のある資格と言えるでしょう。

Oracle Masterの資格は、簡単なものから順にBronze・Silver・Goldの3種類があります。

出題範囲

Bronzeの出題範囲はスキーマの設定・管理や、データベースのインストール、作成など。駆け出しのインフラエンジニアが行う業務をイメージすると良いでしょう。

SilverではOracleデータベースのストレージ管理やインスタンス管理など、運用に関連する問題が出題されます。また、SilverからはSQLに関する問題も出題。SQLはOracle独自の書き方も多いので、入念な準備が必要です。

そしてGoldからは受験するにあたって一つランクが下の資格に合格する必要があります。Goldの場合はOracle Master Database Silverに合格していないと受験資格が得られません。

Goldに関しては実務経験が3年〜5年ほどで受験するのがおすすめです。こちらでは、データベースの運用業務でも特に難易度の高いSQLチューニングやリカバリ・フラッシュバックなどに関する問題が出題されます。

勉強のポイント

Oracle Masterの勉強法は、実際にOracleデータベースをパソコンにインストールして、参考書を使って勉強するのがおすすめです。Oracleデータベースはデータベースの中でも堅牢さが強みですが、その分設定項目が多く、初心者はインストールだけでも苦戦するでしょう。

参考書だけでも学習できないことはありませんが、やはり手を動かして勉強した方が実務を意識した学習ができるので、実際にOracle公式サイトからデータベースをインストールして学習してみてください。

そして、Oracle Masterはとにかく過去問演習が大切です。資格のランクに関係なく、参考書で知識を身に着けて過去問を解くというサイクルを繰り返しましょう。

特に重点を置くべきなのがSQLです。Oracleのデータベース試験はSQLが難しいことで有名。また通常のSQLとは違い、Oracle独自の書き方が場面によって必要となるので、データベース経験者でも必ず確認しておくべきです。

おすすめ参考書

オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals

Oracle Masterを取得するにあたっておすすめの参考書が、EXAMPRESSから発行されている公式のオラクルマスター教科書です。

公式から発行されているということもあり、実際に試験で出題される問題は、こちらの教科書の内容が圧倒的に多いです。同じ出版元から問題集も発行されているので、受験するレベルに関係なく、教科書と問題集は揃えておきたいところでしょう。

「プロとしての〜」シリーズ

もう一冊おすすめするのが、「プロとしての〜」シリーズです。データベース関連だと、「プロとしてのデータモデリング入門」「プロとしてのPL/SQL入門」などがあります。

Silver以上のレベルでは、実務を想定した問題が出題されることから、公式の教科書だけではなかなか理解しにくいです。本シリーズでは現場で使うことを前提としたSQLなどの知識が紹介されているので、教科書の補足として使うと良いでしょう。

ただ、未経験や経験の浅い状態からいきなりOracleの参考書を読んでも理解できないこともあるはず。そんな方におすすめの参考書が「1週間でORACLE MASTERの基礎が学べる本」です。

Oracle Bronze受験者を対象としており、その名の通り、Oracle Masterを受験するにあたって必要な基礎知識がまとめられています。本書はあくまで基礎が学べる本です。

Oracle Bronzeレベルまでは届かないので、公式参考書を読むための知識を身に着ける手段として利用しましょう。

基本・応用情報技術者試験

出典元:https://www.ipa.go.jp/about/press/20150512.html

まだデータベースエンジニアになるか、他のキャリアに進むかはっきり決まらない状態なら、IT業界で働くうえで必要な知識を広く学べる基本・応用情報技術者試験がおすすめです。

基本情報技術者も応用情報技術者も午前試験と午後試験の2部構成となっています。午前試験の配点は同じで、各1.25点、テクノロジ50問・マネジメント10問・ストラテジ20問の100点満点となります。

午後試験は基本情報技術者だと択一問題、応用情報技術者だと記述式問題が出題され、こちらも100点満点です。午前と午後両方で60点以上を取得することで合格となります。

特に経験の浅いエンジニアだと、基本情報技術者でも評価される傾向にあります。知名度の高い国家資格ですし、どこでも通用するので、経験の浅いエンジニアは基本情報技術者から挑戦してみると良いでしょう。

上流工程を任されるようなレベルのエンジニアだと、いきなり応用情報技術者から受験してみるのもアリです。

出題範囲

基本・応用情報技術者試験どちらも午前試験はテクノロジ・マネジメント・ストラテジの3つの分野で構成されています。

テクノロジではソフトウェアやハードウェア、OSなど、開発に用いる機械・技術に関する問題が出題されます。データベースに関してもテクノロジ分野にて出題され、基本的なSQLなどが問われます。

マネジメント分野では、特に上流工程で働くにあたって必要な工数の計算や開発手法など出題されます。そして、ストラテジ分野では法務や企業戦略など、企業の運営に関する問題が出題されます。

基本情報技術者の午後試験の範囲は以下の通りです。

  • 情報セキュリティ
  • データ構造及びアルゴリズム
  • ハードウェア/ソフトウェア・データベース・ネットワーク・ソフトウェア設計から3つ
  • サービスマネジメント・プロジェクトマネジメント・システム戦略・経営戦略/企業と法務から1つ
  • ソフトウェア開発(アセンブラ・表計算・Java・Python・C言語から1つ)

また、応用情報技術者の午後試験の範囲は、基本情報技術者試験のソフトウェア開発とアルゴリズムを除いた部分が範囲です。情報セキュリティが必須で、その他の項目から4つ選んだ合計5科目での受験となります。

勉強のポイント

基本情報技術者の学習時間の目安は3ヶ月〜6ヶ月程度。IT業界での実務経験が無いなら6ヶ月程度必要かもしれません。また、応用情報技術者の学習時間は6ヶ月程度が目安。

基本情報技術者も応用情報技術者もとにかく過去問を解いて慣れるのがポイントです。特に午前試験のうち6割程度は過去問から出題されるものと思って良いでしょう。

午後試験の対策は、受験科目選びが合格のカギとなります。データベースエンジニアにおすすめなのは基本情報技術者だと選択3科目がハードウェア/ソフトウェア・データベース・ネットワーク、選択1科目がサービスマネジメント、プログラミング言語が表計算の組み合わせです。

応用情報技術者だとストラテジ・ネットワーク・データベース・組込みシステム開発が良いでしょう。また、基本情報技術者のプログラミングはexcelは普段から使い慣れている人が多いでしょうし、プログラミング言語は実務経験レベルが問われるので、表計算がおすすめです。

おすすめ参考書

基本情報技術者/応用情報技術者対策におすすめの参考書はキタミ式ITイラスト塾シリーズです。

キタミ式ITイラスト塾基本情報技術者/キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者

4コマ漫画のようなイラストで解説がされており、理解がしやすいのがキタミ式シリーズのメリット。細かい部分まで丁寧に解説されているので、漏れなく出題範囲の学習に取り組めます。

ただ、キタミ式だと情報量が多すぎて難しいと感じる方もいるでしょう。そんな場合はイメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室がおすすめです。

イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室

柏木先生シリーズは必要最小限の範囲をしっかり理解できる内容となっています。特に計算問題の解説が丁寧なので、数式が出てくる問題に苦手意識を持っている方におすすめの参考書です。

ただ、こちらはキタミ式と比べると内容が浅いので、問題演習などで足りない知識を埋めていく必要があります。

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験は、基本情報技術者/応用情報技術者と同じIPAが運用する国家資格です。

開発職は資格が軽視されやすいのに対し、インフラ系の職種は資格がキャリアアップに繋がりやすい傾向があります。そのため、データベースエンジニアとしてのキャリアアップのためにデータベーススペシャリストを取得する人は多いです。

IPAが運営する資格はレベル1〜4に区分されており、データベーススペシャリストは最難関にあたる4。ちなみに応用情報技術者は3なので、データベーススペシャリストの方が難しいということになります。

データベーススペシャリストを取得している層もデータベースエンジニアとして活躍している人が大半なので、キャリアアップのために挑戦してみると良いでしょう。

出題範囲

データベーススペシャリストの範囲はデータベースに加え、コンピューター・システム構成要素やセキュリティ、システム・ソフトウェア開発管理など。設計から運用、チューニングまでデータベースエンジニアの業務に関する問題が一通り出題されます。

特に上流工程にあたる設計などが多く出題されるのが特徴。データベースエンジニアとしての実務経験が5年ほどのエンジニアレベルの知識が問われると考えると良いでしょう。

データベーススペシャリストは午前Ⅰ・Ⅱ、午後Ⅰ・Ⅱの4部構成で、午前試験は四択問題、午後試験は記述式問題となります。午前Ⅰは応用情報技術者の範囲から30問、午前Ⅱはデータベースやセキュリティなどに関する問題が25問の計55問で、それぞれ6割正解で合格です。

ちなみに応用情報技術者試験や、IPAの高度情報処理技術者試験に合格している場合、午後Ⅰ試験が免除されます。また、午後Ⅰ試験はデータベースの設計など3つテーマがあるのでうち2つ、午後Ⅱ試験は設計・モデリングなど2つのテーマが提示されるので、うち1つを選択します。

勉強のポイント

まずデータベーススペシャリストは応用情報技術者に合格してから受験するのがおすすめです。先ほど解説したとおり、データベーススペシャリストを受験するにあたって、応用情報技術者に合格していれば午前Ⅰ試験が免除されます。

データベーススペシャリストの学習を行うにあたって、午前Ⅰ試験は範囲が広くて厄介です。そこで午前Ⅰ試験を免除できれば、データベースの勉強に専念できるでしょう。

午前2以降の問題に関しては、基本的な部分をざっと参考書で確認して、あとは過去問演習に力を入れるのがおすすめです。データベーススペシャリストでは、午前Ⅱ試験は3年前あたりの過去問から似たような問題が出題される傾向があります。

そのため、3年〜5年ほど前の過去問演習を行えば、合格ラインはクリアできるでしょう。午後試験はⅠもⅡも毎年同じような問題が出題されています。午後Ⅰは物理データベース設計・論理データベース設計・SQLの3つ、午後Ⅱは物理データベース設計・論理データベース設計の2つから出題されるのが基本です。

午後試験はただ解けば良いというわけではなく、日本語に気をつけていかに正確に伝えたい内容を伝えられるかがポイントとなるので、この点に注意して過去問に取り組みましょう。

おすすめ参考書

データベーススペシャリストを取得する層は基本的にある程度データベースに関する実務経験がある人が中心でしょう。そのため、データベーススペシャリストの参考書の選択肢は少ないです。

情報処理教科書 データベーススペシャリスト

そこでおすすめなのが、EXAM PRESSから発行されているデータベーススペシャリストの教科書です。細かい部分まで丁寧に解説が行われているので、1冊持っておくと良いでしょう。

データベーススペシャリスト「専門知識+午後問題」の重点対策

問題演習用におすすめなのが「データベーススペシャリスト「専門知識+午後問題」の重点対策」です。こちらは午後問題に特化したテキストとなっています。問題に登場する専門知識の解説が詳しくてわかりやすく、ITEC発行で信頼度も高いです。この2冊を準備しておけば独学でも合格を狙えるでしょう。

OSS-DB

出典元:https://oss-db.jp/

OSS-DBはLPICなどで知られるLPI-JAPANが運営する、オープンソースのデータベースに関する資格です。ProgateSQLに特化しており、業務でProgateSQLを使用している人は受験してみると良いでしょう。

OSS-DBはSilverとGoldの2つのランクが用意されています。難易度としては、SilverがIT業界未経験者、Goldが実務3年程度と考えておくと良いでしょう。ただ、OSS-DBはこれまで紹介してきた3つの資格と比べると、知名度が低いです。

そのため、キャリアアップに繋がるかと言われると多少プラスになる程度でしょう。ProgateSQLはオープンソースのデータベースの中でも需要が高いので学習する価値はあると言えます。

Oracle MasterのBronzeや基本情報技術者を受験した後に、取り扱えるデータベースの幅を広げたいと思っているなら受験してみてはいかがでしょうか。

出題範囲

OSS-DB Silverの出題範囲は以下の通り。

  • 一般知識…16%
  • 運用管理…52%
  • SQL…36%

一般知識は、ProgateSQLのリリースサイクルやライセンスなどについてが中心。最も割合の高い運用管理はProgateSQLのインストール方法からコマンド、設定などが出題されます。

そしてSQLはSelect文やInsert文など、基本的なSQLコマンドに加え、組み込み関数などの知識が問われます。イメージとしては運用・監視など下流工程業務を行うにあたって必要な知識が求められるものと考えておけば良いでしょう。

OSS-DB Goldではより実務的な問題が出題されます。ちなみにGoldに関してはSilverに合格してから5年以内に受験しないと受験資格を喪失してしまうので注意してください。

Goldの出題範囲は以下の通り。

  • 運用管理…30%
  • 性能監視…30%
  • パフォーマンスチューニング…20%
  • 障害対応…20%

こちらは上流工程の業務を意識した内容となっています。運用管理・性能監視で問われる内容は構築から運用までの一連の流れに加え、稼働統計の読み方に関する知識が中心。パフォーマンスチューニング、障害対応ではその名の通りの内容が問われます。

勉強のポイント

OSS-DBは公式から試験に登場するコマンドや、鍵となるワードが公表されています。そのため、基本的にはこれらの情報をもとに、実務で使ったことがない知識を優先して学習を進めていくと良いでしょう。

OSS-DBは公式からテキストが発行されているので、それを元に学習すれば大半は問題ありません。ただ、Silverの一般知識など、公式テキストだけでは網羅できない部分もあるので、公式から発表されているシラバスと照らし合わせながら、テキストにない部分を補完していく必要があるでしょう。

おすすめ参考書

OSS教科書 OSS-DB Silver Ver2.0対応

OSS-DB Silverに関しては、EXAM PRESSから発行されている公式の参考書・過去問集しか参考書が存在しません。公式の参考書とだけあって、ここから出題される問題も多く、OSS-DBを受験するなら必ず読んでおきたいところでしょう。

OSS-DB Goldに関しても、公式から発行されている参考書は「LPI-Japan OSS-DB Gold 認定教材 PostgreSQL 高度技術者育成テキスト」のみ。ただ、こちらは2014年に発行されたもので、古い情報が記載されており、知識の補完が必要です。

内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則

そこでおすすめするのが、「内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則」。内容は難しめではありますが、ProgateSQL10に関する内容が記載された数少ない書籍なので、特にデータベースエンジニアとしての経験が浅い方は必読です。

データベース関連資格は転職・キャリアアップに役立つ? 

ここで紹介した資格の中でも、特に難易度の高いデータベーススペシャリストや応用情報技術者試験は転職やキャリアアップに役立ちます。開発職だと資格は軽視されがちですが、インフラ職だと場合によっては資格がキャリアアップのきっかけになることも少なくありません。

もちろん未経験からデータベースエンジニアを目指す場合も同様です。実務経験が0の状態で資格を持っているだけだと厳しい部分はありますが、それでもOracle Bronzeや基本情報技術者のような基本レベルの資格を持っているだけで、未経験からの転職活動が有利に進みやすくなります。

データベースは資格で学ぶような理論的な知識が業務で活きるので、データベースエンジニアとして活躍したいなら積極的に資格に挑戦してみてください。

データベースエンジニアにおすすめのIT関連資格

現代でデータベースエンジニアを目指すにあたっては、データベース以外の知識も求められるようになってきています。そのため、年収アップを目指すデータベースエンジニアの中には新しいスキルを身に着けてキャリアチェンジをする人も多いです。

そこで、データベースエンジニアのキャリアチェンジに役立つ資格も見ていきましょう。

AWS認定ソリューションアーキテクト

出典元:https://aws.amazon.com/jp/co-marketing/

AWS認定ソリューションアーキテクトはAmazonが運営するクラウドAWSの資格で、プラクティス・アソシエイト・プロフェッショナルに加え、専門知識の4つのレベルが用意されています。

現代ではデータベースもクラウド化の動きが出てきており、データベースエンジニアはクラウドにも対応できる必要があるでしょう。AWSはクラウドトップシェアを誇っており、AWSを使いこなせれば仕事には困りません。

ベンダー資格ではありますが、難易度が高いことで有名であり、世間的に知名度も上がってきているので、今取得しておくのがおすすめです。

CCNA

出典元:https://www.cisco.com/c/ja_jp/solutions/enterprise-networks/sd-wan/sd-wan-security.html

CCNAはCiscoが運営する資格で、ルーターやスイッチなどネットワークに関する問題が出題されます。駆け出しのインフラエンジニアが取得する定番の資格であり、新卒のインフラエンジニアに新入社員研修の一環で取得させる企業も多いです。

データベースエンジニアと言うよりは、インフラ周りを一通りこなせるエンジニアが求められているのが現状。データベースだけでなくネットワークの知識があることもアピールしていけば、仕事には困らないでしょう。

ネットワーク周りの実務経験があるなら、CCNAとはのワンランク上の資格であるCCNPに挑戦してみるのがおすすめです。

G検定

出典元:https://www.jdla.org/news/20210415001/

G検定はディープラーニングに関連する資格です。プログラミングと言うよりは、ディープラーニングそのものに関する知識が問われ、AIに携わる仕事に就きたい方の入門資格と言えるでしょう。

データベースエンジニアからデータサイエンティストやAIエンジニアに転身する人は増えています。AI開発においてはビッグデータを取り扱う知識が必須です。そこでデータベースエンジニアとしてSQLを書いたり、データベースのチューニングや構築を行ったりした経験は、AI開発の分野でも役に立ちます。

ちなみにG検定のワンランク上の資格としてE資格が存在します。Pythonを使ったプログラミングなどが問われ、この資格を取得してAIエンジニアなどに転職する人もいます。あくまでG検定は入門資格とし、可能であればE資格合格を目指して学習に取り組んでみてください。

MCP(マイクロソフト認定資格プログラム)

出典元:https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/roles/data-engineer

MCPはマイクロソフトが運営する資格制度です。データベース以外にも開発やマネジメントなど様々な分野があり、データベースエンジニアだとデータエンジニアを受験するのがおすすめ。

これまでのMCPの資格はMCSA・MCSE・MCSDがありましたが、2021年に資格制度が改定されました。これにより、MCP資格はFundamental・Associate・Expertの3段階に。

ただ、改定から間もないこともあってかExpertの制度はまだ充実していません。データエンジニアに関してもAssociateまでとなっているので、Expertが登場するのを待ちましょう。

加えて、旧MCPはSQL Serverに関する資格が存在していましたが、現行のMCPでは無くなっており、データベースと言うよりはクラウド寄りの資格となっています。そのため、まずはこれまで紹介してきた資格の学習を優先し、キャリアの幅を広げる目的でMCPを受験すると良いでしょう。

データベースエンジニアの将来性ってどうなの?

データベースエンジニアそのものの需要は年々減ってきているのが現状です。

ただ、データベースが使える人材が必要とされていないわけではありません。データベースに加え、ネットワークやサーバーなどインフラ周りの業務を一通りこなせるエンジニアの需要が高くなっており、それに伴って、データベースに特化したエンジニアの需要が減っているという状況です。

実際の開発現場ではデータベースエンジニアは必要とされているものの、上層部にはその必要性が伝わっていないのが現状。どの現場でも人員不足が問題となっている状況で、データベースだけで仕事を獲得するのは難しいでしょう。

したがって、データベースエンジニアとが転職活動をするにあたっては、クラウドやAIなどデータベース+αの知識を身に着けて、「データベースの知識を活かせる仕事」まで範囲を広げて仕事探しを進めるのがおすすめです。

→Coming Soon……

データベースエンジニアの資格はあくまでも一つの手段

データベースエンジニアとしてキャリアアップするためにはまず実務経験を積むことが大切です。

ただ、資格の取得が無駄というわけではなく、開発職と比べるとデータベースエンジニアのようなインフラ職は資格が評価されやすい傾向にあります。会社によってはデータベーススペシャリストのような上位資格を取得したことがきっかけで仕事を任せてもらえるようになることも。

したがって、まずは仕事を最優先にしつつも、スキマ時間を駆使してデータベース関連資格を取得し、キャリアアップを目指しましょう。

まとめ

データベースエンジニアの資格はキャリアアップや未経験からの転職に繋がりやすいです。資格を通して体系的にデータベースについて学ぶことで、業務で使用するデータベースに関する知識も深まるでしょう。

データベースエンジニアは専門性が高い仕事であり、基本的に関連資格も難易度が高めになっています。しかしその分資格の価値も大きいので、積極的に挑戦してキャリアップを目指しましょう。

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