未経験からバックエンドエンジニアになる方法を4STEPでわかりやすく解説

未経験でもバックエンドエンジニアは目指せる?

コロナの影響によりプログラミングを学習する人が増加している昨今。バックエンドエンジニアを未経験から目指し、転職やキャリアステップを考えている人も少なくはないでしょう。

これからバックエンドエンジニアを目指す人の中には、


「未経験でも、バックエンドエンジニアにはなれる?」
「実際、どうやって勉強していけばいいのかさっぱりわからない…。」
「そもそも、バックエンドエンジニアに将来性はある?」

など疑問に思ってはいませんか?

未経験からバックエンドエンジニアを目指そうと思っても、勉強していく手順や道のりがイメージできなければ難しいですよね。目指し始めた後で、やっぱり無理だったなんて思いは誰しもしたくないはず。

そこで今回は、未経験でもバックエンドエンジニアになれるのか解説していきます。また、バックエンドエンジニアの将来性や他のエンジニアとの違いも紹介していきますね。

バックエンドエンジニアを目指そうか迷っている方は、本記事を参考にしてみてくさい。

バックエンドエンジニアは未経験でもなれる!

結論から言うと、バックエンドエンジニアには未経験からでもなれます。リサーチしたところ、実際に未経験の状態から4ヶ月でバックエンドエンジニアへ転職した方もいるんですね。

また、ITエンジニア業界はまだまだ人手不足という現状もあって未経験からでも需要があるんですね。もちろん、最低限の知識やスキルは前提として求められます。

ITエンジニアの人材が不足しているという背景からも、エンジニアを目指す方法や学ぶツールも増えてきています。だからこそ、適切な努力や正しい知識を身につけていくことができれば、バックエンドエンジニアを目指すことができるんですね。

以下の記事の中では、バックエンドエンジニアを目指す方法をステップで紹介しているので参考にしてみてくださいね。

ただ、バックエンドエンジニアがどんな仕事なのかわからないままでは目指すことはできないですよね。まずはバックエンドエンジニアの将来性や仕事内容について紹介していくので、職業への理解を深めていきましょう。

バックエンドエンジニアに将来性はある?

仕事を決める際や就職・転職活動をする時には、目指す職業に将来性があるかどうかは大事なポイントですよね。先行きが見えない仕事をしながらでは、生活の中で不安に思うことも増えてしまいます。

そこでバックエンドエンジニアの仕事に関して、

  • バックエンドエンジニアが活躍できる市場
  • バックエンドエンジニアの将来性
  • フロントエンドエンジニアとの違い

それぞれ紹介していきます。

バックエンドエンジニアを目指そう迷っている方は、バックエンドエンジニアの仕事への理解を深めて判断材料の1つにしてみてください。それではさっそく解説していきますね。

バックエンドエンジニアが活躍できる市場

現在、バックエンドエンジニアが主に活躍する市場はWeb業界です。Webコンテンツ制作におけるシステムの設計や構築、維持などがバックエンドエンジニアの仕事なんですね。

2010年以降、iphoneの普及によりWeb業界は急速に発展していきました。今ではスマホに限らず、さまざまなデバイスでWebページやアプリを使うことができますよね。

また、AI(人工知能)やVRなどの分野も成長してきています。Webシステムの形は大きく複雑に変化してきているからこそ、バックエンドエンジニアに求められるスキルも多様化してきているんですね。

バックエンドエンジニアは個人のエンジニアとしての活躍はもちろん、企画や上流設計に関わる管理職のポジションを任せられることもあります。コンテンツ土台であるシステムに関わる仕事なので、1から作り上げたというやりがいを感じられるのも特徴です。

バックエンドエンジニアの将来性

結論、バックエンドエンジニアは将来性のあるお仕事です。バックエンドエンジニアとしての需要はもちろん、仕事の幅もこれから広がっていく傾向にあるんです。

バックエンドエンジニアはエンジニア職種の中でも、Web業界で主に活躍するエンジニアです。Web業界とは、WebサイトやアプリなどのWebコンテンツに関わる市場のことを指しています。

普段、何か調べものをしようと思った時にはWebサイトをチェックしますよね?生活していく中で活躍しているスマホのアプリもあるでしょう。今やWebコンテンツは、あなたの生活と切り離せないものになっていますよね。

これからも、Webコンテンツは増加していく傾向にあります。なのでWeb業界で活躍するバックエンドエンジニアは、将来性はもちろん需要の高いお仕事なんです。

フロントエンドエンジニアとの違い

バックエンドエンジニアと対照的な職種として、フロントエンドエンジニアが挙げられます。それぞれのエンジニアがまったく違う業務内容かというと、そういう訳ではないんですね。

フロントエンドエンジニアは、Webコンテンツ制作におけるフロントエンドを担当するエンジニアなんです。そもそもフロントエンドとは、Webサイトのページ自体などユーザーの目に触れる部分を指しています。

Webコンテンツ制作の際にバックエンドエンジニアは、フロントエンドで制作されたものが正常に動作するかどうかなどのチェックを行います。それぞれのエンジニアが役割を果たすことで、Webコンテンツは作られているんですね。

またバックエンドエンジニアとフロントエンドエンジニアの違いについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。年収やキャリアパスの違いなどさらに詳しく知りたいという方は、参考にしてみてくださいね。

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの違いを解説!収入やそれぞれの仕事の特徴も紹介

バックエンドエンジニアに未経験からなる4ステップ

それでは実際に、未経験からバックエンドエンジニアを目指してどのようなステップを踏んでいけば良いのか解説していきます。4つのステップとして、

  • STEP1:言語を習得する
  • STEP2:フレームワークを習得する
  • STEP3:実務経験を積む
  • STEP4:サーバー構築やデータベース管理など応用スキルを身につける

上記のステップが挙げられます。それぞれ具体例などを踏まえながら解説していきますね。

STEP1:言語を習得する

まずは、バックエンドエンジニアに必要な言語を習得していきましょう。言語の習得はエンジニアにとって基礎であり前提です。

ただ、言語を学ぶと言ってもどの言語から学んでいいのか迷ってしまいますよね。ITエンジニアに一定の使用度がある言語だけでも、プログラミング言語は200種類以上もあるんです。

そこで、特にバックエンドエンジニアに大切な言語をピックアップして紹介していきます。バックエンドエンジニアに必要な言語として、

  • PHP
  • Python
  • Ruby
  • Java
  • JavaScript

などが挙げられます。中でも、未経験者でも習得しやすいPHPや世界的にも使われているJavaは最優先で学んでいくのがおすすめですよ。

また、バックエンドエンジニアの言語については以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

バックエンドエンジニアに必要な言語7選!フレームワークやライブラリ、必須スキルも紹介

STEP2:フレームワークを習得する

言語が習得できたら、次にフレームワークの習得に移りましょう。そもそもフレームワークとは、Webアプリを開発する際に使う仕組みが揃っているテンプレートのようなものです。

また、ライブラリもフレームワークと同様に一括りにされていますが役割が多少異なるんですね。ライブラリは、開発によく使うツールをまとめた道具箱だと捉えておきましょう。

1からコンテンツを作成していく手間を省いてくれるのがフレームワークです。フレームワークを使いこなすことができれば、作業効率を大幅に高めることができます。

バックエンドエンジニアに必要なフレームワークとして、

  • Git/Github
  • Django
  • Expess
  • Ruby on Rails
  • Flask
  • Laravel
  • CakePHP

などが挙げられます。上記のフレームワークについても以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてくださいね。

バックエンドエンジニアに必要な言語7選!フレームワークやライブラリ、必須スキルも紹介

STEP3:実務経験を積む

言語やフレームワークなど基礎的な知識が習得できたら、実務経験を積むことを意識していきましょう。実務経験の積み重ねが、仕事を依頼されるエンジニアとしての信用につながっていきます。

逆に言えば、実務経験のないエンジニアに仕事が依頼されることはありません。あなたが仕事を依頼する側であれば、実績や経験のあるエンジニアに仕事を頼みたいですよね。

バックエンドエンジニアとして実務経験を積む方法としては、

  • 研修制度を設けている企業や会社に応募・就職する
  • プログラミングスクールに通う
  • エージェントサービスやクラウドソーシングサイトを活用する

などが挙げられます。中でもメンター的な存在に教えてもらえるスクールや企業への応募がおすすめですよ。

STEP4:サーバー構築やデータベース管理など応用スキルを身につける

バックエンドエンジニアは、Web開発の中でも

  • サーバー構築
  • データベース管理
  • システム開発・運用

主に上記の3つを仕事の中で担っているんですね。これまで紹介してきた言語やフレームワークを駆使して、Web開発を行っているんです。

たとえば、システム開発・運用にはPHPを始めとした言語やフレームワークに関する知識が必要になります。座学として頭の中に知識があるだけでなく、実務経験を通して培った実践的なスキルが求められるんですね。

またバックエンドエンジニアに求められるスキルについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。スキルを積極的に身につけていきたい!という方は参考にしてみてくださいね。

バックエンドエンジニアが習得すべきスキル17選!言語やフレームワーク、ミドルウェア別

バックエンドエンジニア未経験の方におすすめの学習サービス

上記でも紹介しましたが、ITエンジニアを目指すにあたり学ぶ方法やツールは増えてきています。ちょっとした空き時間を活用して勉強することもできるんですね。

ここでは、バックエンドエンジニア未経験の方にもおすすめな学習サービスとして、

  • Progate
  • ドットインストール
  • Udemy

上記の3つを紹介していきます。それではさっそく、それぞれ詳しく解説していきますね。

Progate

progate
出典元:progate(https://prog-8.com/

バックエンドエンジニア未経験の方にもおすすめな学習サービスなのがProgateです。なぜなら最初に陥りやすい開発環境でのトラブルがないので、未経験の方にもおすすめなんですね。

Progateはイラスト中心のスライドで最初に学習した後で、実践形式で学ぶことができます。そのため、学習の定着を図れたり効率よく学ぶことができるんですね。

学べる言語が豊富なのもProgateの特徴です。Progateで学べる言語は、

  • HTML
  • CSS
  • Ruby
  • PHP
  • Java

など多くの主要な言語を学ぶことができます。もし学習するためのサービスに迷ったなら、まずはProgateがおすすめですよ。

ドットインストール

ドットインストール
出典元:ドットインストール(https://dotinstall.com/

ドットインストールは、3分間の動画解説型という特徴のあるプログラミング学習サイトなんです。ちょっとした空き時間を使って、プログラミングについて学ぶことができるんですね。

現在では、4000本以上の動画を公開していることで幅広く学ぶことができます。あなたの目的に沿った知識を得ることができますよ。

また、パソコンだけでなくスマホなどさまざまなデバイスから動画を見ることもできるんですね。あなたの都合に合わせて学ぶことができるのがドットインストールの魅力です。

Udemy

Udemy
出典元:Udemy(https://about.udemy.com/jp/

Udemyもまた、ドットインストールと同様に動画学習型のサービスです。ただ、コースごとに支払いをするという形式を取っているんです。

サブスクリプションのように月額払いのサービスの場合、期限が過ぎるとコンテンツが利用できなくなってしまいますよね。しかし購入型のUdemyではそのような心配はありません。

一度購入することで何度も学ぶことができるUdemyは、知識をしっかりと定着させていきたいという人におすすめの学習サービスです。

未経験からバックエンドエンジニアを目指す上での注意点

これまで、未経験からバックエンドエンジニアを目指す方法を紹介してきました。ただ、目指す上では注意点も存在します。

思い切りよく学び始めた後で、注意すべきことを事前に知っておけばよかったなんて思いはしたくないですよね。バックエンドエンジニアを目指す上での注意点としては、

  • 言語の暗記はしない
  • 新しい知識や情報をキャッチアップする習慣を身につける
  • 資格はあくまで手段の1つ

などが挙げられます。それぞれ、バックエンドエンジニアを目指して学習していく上で大切なポイントを紹介していきますね。

言語の暗記はしない

プログラミング言語を学ぶ中で、コードも暗記しなくてはいけないのでは?と思っている人もいるでしょう。結論から言うと、コードを暗記する必要はないんです。

プロのエンジニアの中でも、ググらず資料も参考にせず全てのコーディングを行う人はほんのわずかです。特に知識や技術の進歩が早いプログラミング業界では、あらゆる言語を暗記するというのは無理難題ですからね。

コーディングで大切なのは、1度できた作品や技術を繰り返せる再現性です。あなたの中で再現可能な技術を身につけて、スキルを増やすことを意識していきましょう。

新しい知識や情報をキャッチアップする習慣を身につける

バックエンドエンジニアが活躍するWeb業界は、言語や知識のトレンドが激しく変化していきます。だからこそバックエンドエンジニアは、常に新しい知識や情報をキャッチアアップしていく必要があるんですね。

バックエンドエンジニアに必要な知識を学ぶ過程で、知識や情報を取り入れる習慣を付けておきましょう。早い段階で習慣化することができれば、バックエンドエンジニアになってからも最前線で活躍できる可能性が高まりますよ。

習慣を身につける方法としては、知識や情報を獲得するソース(情報源)を確保するのがおすすめです。書籍に限らずメルマガやWebサイトなど、あなたに合った学習方法を見つけてみてくださいね。

資格はあくまで手段の1つ

とりあえず、資格を取っておいた方がいいのでは?と考えたことはありませんか。もちろん、ITエンジニアに役立つ資格も存在します。

ただ、資格を取得したからといってエンジニアとして必ず活躍できる訳ではありません。バックエンドエンジニアに求められるのは、現場で活躍できるスキルであって実学です。

あなたのスキルアップにつながる資格の取得であればいいのですが、考えなしに資格を取得するのはおすすめしません。実践的な知識やスキルの獲得を念頭に、学習方法を選択していきましょう。

まとめ

今回は、未経験からバックエンドエンジニアを目指す方法について解説しました。学ぶ環境やツールが整ってきている現在では、あなたの正しい努力次第では未経験でもバックエンドエンジニアを目指すことができます。

ただバックエンドエンジニアの主な仕事であるWebコンテンツ制作は、Web業界が急速に変化しており現役のエンジニアであっても常に学び続ける必要があります。ITエンジニアの職種の中でも、決して簡単なお仕事ではないんですね。

本記事ではバックエンドエンジニアを目指す方法に加えて、学習方法や目指す上での注意点も紹介しています。正しい手順で学習を進めることで、バックエンドエンジニアになれる可能性を高めることができますよ。

未経験からバックエンドエンジニアを目指そうか悩んでいる方は、本記事の内容を参考にしてみてくださいね。

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