フリーランスで仕事がない・なくなる5つの原因!継続案件を獲得するコツも紹介

「仕事がなくて困ってる..」

「仕事がない現状を何とかしたい!」

「どうやって仕事を増やしたら良いのかわからない…」

フリーランスとして働き始めたは良いものの、なかなか仕事が見つからなかったり、やっていた仕事がなくなると不安でいっぱいになりますよね。

そこで今回は、仕事のないフリーランスがやるべき3つのアクションを紹介。仕事がない今の状況を一刻も早く好転したい人は、ぜひ実践してみてください。

また、仕事がなくなる原因や探し方、仕事する際の注意点も解説するので今後の教訓として頭に入れていただければ幸いです。この記事を機に、一層実りあるフリーランスを送りましょう。

それでは参ります。

フリーランスで仕事がない人の割合

「自分の仕事のスタイルで働きたい!」という理由でフリーランスへ転職される人の割合は年々増えています。2015年に913万人だった日本のフリーランスの人口は2020年には1034万人まで増加しているんですよ。

しかし、人口が増える分仕事を獲得していく競争率も高まり仕事がないフリーランスの割合も増えています。事実、 内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」によるとフリーランスで働く上での障壁として「収入が少ない・安定しない」と6割の人が回答。

年収としても、200万以上300万未満という人が19%と最も多く、次いで16%の割合は年収100万未満です。フリーランスは自由な働き方ができる一方で、個人のスキルで収入を安定的に獲得していくのが難しいということを理解しておきましょう。

フリーランスで仕事がない人の5つの原因

フリーランスで仕事なくなる原因は、主に以下の5つです。

フリーランスで仕事がない人の5つの原因

ひとえに「仕事がない」といっても解釈はさまざま。原因がはっきりしていないと、いくら解決に動き出してもなかなか状況は好転しません。今の状況をつくり出した原因をはっきりさせて、適切な解決をはかりましょう。

それぞれ解説していきますね。

原因1:自分を売り込む営業をしていない

仕事を持つ取引先に自分を売り込んでいないと、「仕事がない」という状況を招きかねません。そもそも、仕事とは「与えられるもの」ではなく自分から「見つける・獲得する」もの

正社員の時は自分から仕事を見つけなくても、会社から自然に仕事を与えてもらったり、目の前に仕事があるのが普通だったのではないでしょうか。

しかし、本来仕事は目の前にあるわけでもなければ、上からふってくるもの、自然に与えられるものでもありません。

仕事を持つ取引先に自分を売り込んではじめて、仕事を得られるのです。会社に所属していないフリーランスであればなおさら。待ちの姿勢ではいつまでも仕事は得られないでしょう。

原因2:スキルや実績が乏しい

自身のスキルや実績が乏しいと、仕事が見つからない場合もあります。「仕事がない」のではなく、「自分にできる仕事がない」ということです。

例えば、現在のIT業界は世界的に深刻なIT人材の不足に悩んでいます。依頼したい仕事は山ほどあっても、仕事ができるだけのスキルを持つ人材が少なく困っているのです。

もちろん、これはIT業界に限った話ではなく、どの業界も「仕事ができる人」を見つけられずにいます。自身のスキルや実績が乏しいのが原因で、仕事がない可能性は十分にあるでしょう。

原因3:需要や単価の低い仕事をしている

需要や単価の低い仕事をしているために、「仕事がない」と感じているかもしれません。「仕事がない」わけではなく、「理想的な報酬を受け取れる仕事がない」ということです。

フリーランスの報酬は、仕事の成果によって決まります。そのため、正社員にあった昇給制度のように目の前の仕事を頑張っていれば報酬が高くなるわけではありません。

仕事の需要や単価を考慮して仕事を選ばないと、理想的な報酬を受け取れないままフリーランスとして悩み続けてしまうでしょう。

原因4:ポートフォリオなどの実績PRが不十分

フリーランスとして、仕事がない原因は必ずしも実力や実績が伴わない人ばかりではありません。実力や実績は伴っているのに、クライアントに実力や実績をPRできいないということです。

仮にあなたが仕事を依頼する側だったら、実力や実績もわからない人に仕事を依頼したいと思いますか?もちろん、何ができる人なのかわからない人を信用して仕事を依頼しようとは思いませんよね。

そのため、あなたの実力や実績を伝えられるポートフォリオサイトなどを作成していなければ、仕事を獲得することは難しいでしょう。

原因5:クライアントとの縁を大切にしていない

上記でも述べましたが、フリーランスとして、仕事がない原因は必ずしも実力や実績が伴わない人ばかりではないです。フリーランスで仕事がない人はクライアントとの縁を大切にできていない可能性があります。

仮にあなたが仕事を依頼している側だったら、「連絡が遅い」「納期を守れない」などといった人にまた仕事を依頼しようとは思いませんよね。

クライアントから信用・信頼を失うような行動をとってしまえば、新規案件を継続案件にすることは不可能です。

『納期を守る』『仕事の連絡はできる限り早く返す』『信用を大切にする』当たり前のことですが、このようなことを大切にできなければ仕事を獲得するのは難しいでしょう。

仕事がないフリーランスが感じやすい不安と解消法

フリーランスとして活動しているけど仕事がなかなかもらえない人は、言い表せない不安を抱えていることが多いです。

抱えている不安が思うように仕事やプライベートで前向きに進まないことがあるんですよね。

「仕事がことでどんな不安があるの?」

とあなたは思っているでしょう。仕事がないフリーランスが感じやすい不安は主に以下の3つ。

  • 仕事が取れない不安
  • 将来への不安
  • 仕事を断れない不安

それぞれ不安を感じる原因と解決法を詳しく解説していきます。

仕事が取れない不安

フリーランスは会社員とは違い、何もしなくても仕事がある訳ではありません。基本的に仕事をした分が収入へとつながるので、仕事がない=収入がないことになります。

そのため仕事を受注できずに収入が不安定になってしまう不安を感じる人も少なくないでしょう。

フリーランスは自ら仕事を取りに行くためのアクションを積極的に行っていく必要があるのです。

仕事を増やすためには、クラウドソーシングや案件紹介サイトを利用したり、過去のクライアントや知人に声を掛け案件を獲得しに行くことをおすすめします。

将来への不安

フリーランスとしてやっていきたいけど、仕事を獲得し続けることや収入面に関して不安を感じる人もいるはず。

また、今の仕事が終わったらどうしようと常に不安に感じてしまうのもフリーランスならではですね。

仕事を継続的に受注するためにも、複数のクラウドソーシングや案件紹介サイトに登録しておくことをおすすめしますよ。

さらに仕事の幅を広げるためにも、仕事と並行してスキルアップすることも大切です。スキルを身につけ求められる人材になれば自然と収入面も安定するはずです。

仕事を安定して受注できれば、収入面が安定するため将来への不安なども解消されるでしょう。

仕事を断れない不安

仕事があまりない状態のフリーランスは、仕事を断りにくい不安を感じやすいです。

安い単価の案件や条件が厳しい案件でも「この仕事を断ったら次はないかも…」と感じて受けてしまうもの。

もちろん全て好条件の仕事ばかりではないので、選びすぎるのはよくありませんが、ある程度の基準を付けて仕事を選ぶとこの不安は解消されやすいです。

仕事を選ぶ際のポイントは以下の3つ。

  • 今後に繋がる可能性がある仕事か
  • 業務内容と単価が見合っているか
  • 自分のキャリアにとってプラスになる案件か

今回の案件は条件が厳しくても、今後新しい案件を獲得できる見込みがある取引先であれば妥協も必要になります。

また自分のキャリアにプラスになる仕事なら将来的にも損はないので、受けてもいいでしょう。

目先の案件だけを見ず、先を見越して仕事を選ぶとあなたにとってプラスに働きやすいでしょう。

フリーランスで仕事がない人が案件を増やしていく方法

ここからは、仕事がないフリーランスの人が案件を増やしていく方法をステップ方式で解説していきます。フリーランスで案件を増やしていくステップは以下の4つです。

フリーランスで仕事がない人が案件を増やしていく方法

それそれのステップについて以下で詳しく紹介していきますね。

STEP1:仕事がない原因を知る

まずはあなたが仕事がない原因を理解しましょう。原因を理解せずやみくもに問題解決の行動を取ったところで無駄な労力を使うだけです。

仕事がない原因を知るためには、以下の内容を紙に書き出して整理するようにしましょう。

  • Why(なぜ仕事がないのか?)
  • What(仕事を獲得するには何をすればいいか?)
  • How(解決するにはどのように行動するか?)

上記のように、あなたの課題を明確にした上で行動ベースに落とし込めるようにしましょう。また、整理した後にあなたのことを理解している人に客観的なアドバイスをもらうとより効果的に解決することができますよ。

STEP2:スキルアップで成長する

上記で解説した通りに仕事がない原因を明確にできたら、課題を解決するためのスキルアップをしましょう。スキルアップを目的に行動する際は、具体的な目標を掲げてることが重要です。

仮に、コミュニケーション能力を上げることを目標にスキルアップをする場合は定性的な目標だけでなく、定量的な目標を持ちましょう。具体的な内容は以下の通りです。

  • 定性目標:コミニケーション能力を上達させる
  • 定量目標:1日1回初対面の人と会話する機会を作り仲良くなる

上記のように、定量的な目標も掲げることで行動ベースの具体的な目標になります。現状を変えるためには習慣を変えることが大切です。

スキルアップで成長していくためにも、1日毎に何をしていくのか明確な目標を持ち習慣を変える行動をしていきましょう。

STEP3:ポートフォリオを作成する

自分を売り込む際に活用できる、ポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオとは、自己紹介する資料のことです。

転職や営業活動の際、自分の実績やこれまでの成果物をまとめた資料(ポートフォリオ)を見てもらえば、自分への理解が深まりアピールに繋がります。また、取引先も効率的な採用ができるため、ポートフォリオの作成は一種相手への配慮とも位置づけられますね。

ちなみに、Webサイトなどが主流なポートフォリオです。ポートフォリオは自分を売り込むための武器であり、相手への配慮の証。この機にポートフォリオ作成し、営業活動に臨みましょう。

STEP4:新規案件獲得に動く

新たな案件を獲得するために行動しましょう。フリーランスして、新規案件を獲得するための方法は以下の5つあります。

  • 友人や知人に仕事を紹介してもらう
  • 交流会や勉強会に参加して新たな人脈を作る
  • クラウドソーシングサイトに登録する
  • エージェントサービスに登録する
  • SNSを活用して情報発信する

上記のように、フリーランスとして新規案件を獲得する方法はこれだけあります。できない理由を探すのではなく、できる理由を探し、やったことないものを取り入れて行動していきましょう。

フリーランスの仕事の探し方については、以下の記事で詳しく解説しているので良ければ合わせて見てみてくださいね。

【失敗したくない】フリーランスの仕事の探し方10選!収入を上げていく方法も解説

フリーランスで仕事がない人が案件を探す際の3つの注意点

フリーランスで案件を探す際には、以下3つの注意点を頭に入れてておきましょう。

フリーランスで仕事がない人が案件を探す際の3つの注意点

それぞれ解説していきますね、

注意点1:目的や理想に沿った仕事を選ぶ

あなたの目的や理想に沿って仕事を探しましょう。そもそも、フリーランスになったのは生活や仕事で何かしらの理想があったからのはず。行き当たりばったりや勧められたままに仕事をしていては本末転倒ですよね。

目的や理想があいまいなのであれば、どんな生活がしたいのか、そのためにどんな仕事が適しているのかを考えたり紙に書きだす時間を設けましょう。

言葉にできれば取引先の方にも自分の理想を理解してもらいやすくなり、適した仕事ができますよ。

注意点2:仕事の需要や単価を確認する

仕事を探す際には、仕事の将来的な需要や単価を確認しましょう。上記でも解説しましたが、せっかく見つけた仕事が蓋を開けたら需要や単価の低い仕事だったでは、また同じ悩みを抱えることになってしまいます。

そのため、選ぶ仕事がこれからも需要のあるまたは需要の上がる仕事なのか、単価はいくらなのかを事前に確認しましょう。

もちろん、自分の理想を考慮するのも忘れずに行ってくださいね。

注意点3: 自分を偽らない

仕事を探す際に、自分を偽るのはやめましょう。仕事をする上で、取引先との信頼関係は非常に重要です。取引先はあなたを信頼して仕事を依頼するのですから。

確かに、良い仕事を獲得するために見栄を張ったり、自分を偽って大きく見せたい気持ちもわかります。

しかし、取引先からの信用を損なえば仕事がなくなるだけでなく、継続案件の仕事を受けられず、いつまでも収入が不安定なままとなってしまいます。

仕事は信頼関係あってこそ。自分を偽らず素直な姿勢と態度で仕事探しを行いましょう。

フリーランスで仕事がない人が案件をする際の3つのポイント

フリーランスで案件をする際には、下記3つのポイントが重要です。

フリーランスで仕事がない人が案件をする際の3つのポイント

再び仕事がなくなり悩みを抱えないよう、3つのポイントを意識しながら仕事に励みましょう。それぞれ解説していきますね。

ポイント1:タスク管理を行う

自由に仕事する時間を決めることができるフリーランスだからこそ、タスク管理をしっかりしましょう。新たに仕事を獲得できても、納期を守ることができなけれ本末転倒です。

「まだ時間があるから大丈夫!」と油断をしている内にあっという間に月末になり焦って仕事をしていませんか?油断をしてしまう気持ちもわかりますが、月初の計画と出だしの行動が納期を守れるかに左右します。

クライアントとの信用を築き、新規案件を継続案件にするためにもプロジェクト毎に仕事をタスク化した上で計画的に仕事をしていきましょう。

ポイント2:目の前の仕事から実績を積む

目の前の仕事から着実に実績を積み重ねましょう。与えられた仕事から着実に実績を積み重ねれば、できる仕事の幅や単価が上がるだけでなく、今後仕事がなくなり困る状況に陥る可能性も低くなります。

もちろん、実績はいきなり出るものでも頑張ってさえいればふってくるものでもなく、目の前の仕事から結果を出し、着実に積み重ねるもの。実りあるフリーランスライフの実現に向け、目の前の仕事から実績を積み重ねましょう。

ポイント3:仕事と並行して新たなスキルを高める

仕事と並行しながら、新たなスキルの習得にも着手しましょう。理想の生活によっては、今の仕事と並行しながら、新たなスキルを習得していく必要があります。

正社員同様、取引先がわざわざ時間を設けてくれるわけではありませんよね。新たなスキルの習得には、自分でしっかり時間を設けて着手していくほかないのです。

もちろん、目の前の仕事でしっかり結果をあげられるようになってからで問題ありませんが、日々時間を設けて必要なスキルの習得に時間を割くようにしましょう。

1人で仕事を獲得できるか不安な人はエージェントサービスの活用がおすすめ

先ほど少し触れましたが、エージェントサービスを活用すれば案件獲得に必要な営業活動の手間や時間をかけることなく、自分にあう仕事を紹介・提案してもらえます。

ただ、どのエージェントサービスを選べいいのかわからない人もいますよね。

そんな人は、フリーランス向けエージェントサービス「フリーランスのミカタ」をご活用ください。

出典:フリーランスのミカタ

フリーランスのミカタは通常のサイトには掲載されていない15,000以上の非公開案件と高単価なフルリモート案件を豊富に取り揃えるフリーランス向けのエージェントサービスです。

具体的には下記のような案件が多く掲載されているため、収入が不安定といわれるフリーランスでも、中・長期的に安定した収入を獲得できます。

  • エンジニアの案件
    • 流通系・小売販売系のシステム・アプリ開発
      • 50万~70万円/月額、週4~5日稼働可能
    • AWSにインフラ設計から構築・運用・保守の対応
      • 60万~90万円/月額、週4~5日稼働可能
  • マーケター案件
    • 女性向け大型ゲームアプリのシナリオディレクター
      • 40~60万円/月額、稼働要相談
    • toC向けWEBサービスのプロジェクト推進ディレクター
      • 60~80万円/月額、稼働要相談
  • デザイナー案件
    • Unityを使用したゲームのUI/UXデザイン
      • 40~70万円/月額、週4~5日稼働可能
    • AfterEffectsやMayaを使用した遊技機やゲームの映像周りのデザイン業務
      • 30~50万円/月額、週4~5日稼働可能

フリーランスのミカタに掲載している案件例

また、今の仕事や今後のキャリアに関する悩みや不安があれば、専任のコンサルタントにいつでも相談可能。現状や理想の条件を加味しながら、あなたに適した案件を紹介してもらえます。

ただし、上記のような案件は条件として2〜3年の実務経験が求められるケースが多いです。そのため、応募する際はどれくらいの経験が必要なのかを前もってチェックしておきましょう。

フリーランスのミカタを活用すれば、中・長期的に安定した収入を獲得できる案件が見つかりますよ

どんな案件が掲載されているか気になる人は、下のボタンから自分にあう案件を探してみてください。

公式サイトで詳細を見る

なお、フリーランスのミカタがどんな案件サイトなのか詳しく知りたい方は、次の記事もあわせて参考にしてください。

フリーランスのミカタとは?サービス内容や特徴、メリット・デメリット、口コミも紹介

まとめ

今回は、フリーランスで仕事がない人の原因から案件を増やしていく方法を紹介しました。下記4つのSTEPを実行し、今の状況を少しでも早く改善しましょう。

  • STEP1:仕事がない原因を知る
  • STEP2:スキルアップで成長する
  • STEP3:ポートフォリオを作成する
  • STEP4:新規案件獲得に動く

仕事を見つけられるかはとても重要ですが、本当の勝負は仕事を始めてからです。理想のフリーランスライフに向けて、目の前の仕事から着実に実績を積み、新たなスキルの習得にも時間を注ぎましょう。

この記事が、一層実りあるあなたのフリーランスライフの一助となれば幸いです。