フリーランス向け!税金の本・書籍おすすめ10選【口コミあり】


「フリーランスの場合、税金ってどうやって申請すればいいの?」
「税金に関してどのように学べばいいかわからない…」
「税金に関して学べるおすすめ本を知りたい!」

あなたはこのような疑問や悩みを抱えていませんか?

会社員と違いフリーランスは、自分で確定申告を行わなくてはなりません。とはいえ税金に関する知識は義務教育家庭でも教わることもないため、どのように申告すればいいかわからず困ってしまうはず。

学習するにしても、どのような方法で学べばいいかわからなければ後回しにしてしまうこともありますよね。

そこで今回は、フリーランスにおすすめの税金本10選を初心者、中級者、上級者の3つに分けて紹介します

ベストセラーの定番本から、最新の本まで幅広く紹介しますので、税金について学ぶ上で参考にしてくださいね。

それでは参ります。

フリーランスにおすすめの税金本4選【初心者向け】

お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!

項目 詳細
価格 1,320円
出版日 2018年11月18日
著者 大河内 薫 ・若林 杏樹

2018年に発売後圧倒的に売れ続けているフリーランスの税金本の大ベストセラーです。まずはこの1冊を読んでおけば間違いないでしょう。

好待遇の「ホワイト」企業の会社員だったあんじゅ先生が、漫画家としてフリーランスになり税金関係の悩みで悪戦苦闘する物語が描かれています。

実体験をもとにしてコミック形式で描かれているため、難しい税金の話がすっきりと頭に入ってきます。

税金の基本的な仕組みからお得な節税の方法、確定申告の方法などについて税理士の大河内先生が具体例を挙げつつやさしく説明してくれます。

確定申告の方法から話題のふるさと納税、iDeCo、クラウドファンディング、仮想通貨やコワーキングスペースなど経費の扱いが難しい最新のサービスまで幅広く解説されています。

口コミ・評判

私はフリーランスではないのですが、表紙が気になって買ってみたところ、非常に良い本でした。フリーランスの人に必要な税金の知識が、漫画でわかりやすく解説されています。

税金のことはあまり詳しくなかったので、とても勉強になりました。フリーランスで税金に詳しくない人には、なおさら役に立つ本だと思います。とても良い本でした。おすすめです。

引用元:amazon

ようこそ! フリーランス1年生 ぶっちゃけ知らないと損する税金と領収書の教科書

項目 詳細
価格 1,320円
出版日 2020年12月15日
著者 鎌倉 圭

フリーランスと会社員の大きな違いの一つに経費の扱いがあります。「これは経費にはならないよね…?」と思っているあなたはまずはこの本を読んでから判断しても遅くはないでしょう。

著者曰く、フリーランスを始めたばかりの方は税金を払いすぎる傾向にあるとのことです。とくにタイトルにもある「領収書」すなわち経費の話にフォーカスを当てて詳しく解説されています。

経費の概念はあいまいだからこそ柔軟でもあり、想像以上に経費として認められるケースも多々あるようです。もちろん税金は正しく収める必要がありますが、節税することは悪いことではありません。

本書を読んで経費の扱いについて正しい知識を身に着けて、適切な納税ができるようになりましょう。

口コミ・評判

フリーランスの税金、節税事情が満載。税理士でありながら経営者でもある著者の独特な視点によって書かれている。

割と攻めの視点で節税を語ってくれていて、こんなのも経費になっていいのか、学びが随所にあり、日々の仕訳作業に自信がついた。

また、最近の社会事情によって出てきたブロガーやYouTuberなどこれまでの税制の枠に当てはまらない職業人が参考になる具体例もカバー。ストーリーこそが節税を生む。フリーランスだけでなく会社員の方も参考になる1冊

引用元:amazon

開業から1年目までの個人事業・フリーランスの始め方と手続

項目 詳細
価格 1,760円
出版日 2013年1月31日
著者 望月 重樹

開業準備から帳簿、青色申告や資金繰りまではじめたばかりのフリーランスに必要な知識が網羅的に扱われている一冊です。

内容自体は固めなのですが、「どの順番でやるか」「何のためにするか」が明快に説明されているため理解しやすく読みやすい1冊となっています。

税金だけでなく、開業準備や経営分析などの周辺的な内容もカバーしているのが本書の特徴の一つでしょう。すでに紹介した2冊と併せて読みたい1冊です。

口コミ・評判

初めて個人事業を行う場合、この本は最も分かりやすい部類と思う順番に読んでいけば必要な知識が付いていく。とてもいい本なのに知名度は低いのか?とてももったいない法改正などあったときには是非改訂版を出版して欲しい

引用元:amazon

ゼロからわかる!フリーランスと自営業のためのお金の超基本

項目 詳細
価格 1,430円
出版日 2020年4月18日
著者 横山光昭

節税や確定申告から貯金や老後資金まで幅広くカバーしている本書ですが、「結局のところなにをしたらいいの?」という疑問に対して「これだけやれば大丈夫!」というシンプルで実用的な回答をくれる点が最大の特徴です。

長い人生を考えると、貯金や老後資金の問題にはいずれ直面せざるを得ません。フリーランスという不安定な身分で働いているからこそ、きちんとした計画をもってお金の管理をしていく必要があるのです。

小規模企業共済、つみたてNISAなどの節税手法や資産運用を比較してどの組み合わせが最も優れているのか、検証した結果には目からうろこが落ちること請け合いです。

初心者のみならず、中級者以上の方にもおすすめできる内容となっています。

口コミ・評判

初心者にはわかりやすく何から手をつけたらいいのかさらに何を学べばいいのかがよくわかった。

とても読みやすかったです。

引用元:amazon

フリーランスにおすすめの税金本3選【中級者向け】

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。

項目 詳細
価格 1,540円
出版日 2020年10月29日
著者 きたみりゅうじ

2005年に発売された本書ですが、その後も改訂を重ねて売れ続けているフリーランス税金本の超ロングセラーです。

フリーランスの仕事に慣れてきた今だからこそ、役に立つ知恵やノウハウが詰まっている一冊となっています。

労働環境の劣悪ないわゆる「ブラック企業」の会社員からフリーランスのイラストレーターに転身した著者と匿名を条件に出演している税理士の軽妙な掛け合いと、「ぶっちゃけトーク」が心地よくスラスラと読み進められます。

税金や社会保険の基礎知識から将来的な法人化まで幅広くカバーしていますので、「そろそろ法人化を考えた方がいいのかな…?」という方にもおすすめです。

古い本ですが会社法や減価償却制度などの変更に対応してアップデートされていますので、令和時代のフリーランスにも役立つ内容となっています。

口コミ・評判

実践的というか、確定申告をやってみるとグレー部分を一番知りたいので、そこを説明してくれているところがありがたい。

他の本も数冊読みましたが税法等の説明されても、実際の具体例がないと使えないんですよね。

引用元:amazon

スマホでかんたん確定申告 ~青色申告をラクに済ませるfreeeの使い方から節税のコツ

項目 詳細
価格 1,738円
出版日 2017年12月7日
著者 村井 隆紘・藤井 浩平

人気のクラウド型会計ソフト「freee」を使った確定申告の方法をわかりやすく解説した本です。

「なぜ確定申告が必要なのか?」という初歩的な内容から自動登録ルールによる提携処理の自動化、Amazonや楽天での買い物処理の効率化など応用的な内容まで、「freeeを使うとこんなこともできるの?」という驚きの詰まった一冊となっています。

「Excelでの管理はもう限界だな…」と感じている方は本書を読んで、freeeの導入を検討してはいかがでしょうか。

口コミ・評判

白色申告にした3/13に、来年こそは青色申告をしたい!と思い、前から購入していたこの電子書籍を読みました。

確定申告書を初めて自分で作成した直後だったので、リアルにイメージしながら読み、今から今年分を作成し始めるモチベ〜ションになりました。

引用元:amazon

フリーランス・個人事業の絶対トクする!経費と節税 確定申告専門税理士がホンネで教える!

項目 詳細
価格 1,540円
出版日 2013年2月8日
著者 福島 宏和

フリーランスが最も気になるポイントである「経費と節税」に特化しているのが本書の特徴です。

「これって経費になるの?」という実例が数多く紹介されます。「アイドルのCDは経費で落ちるか?」といったユニークな疑問の数々に日本でただ一人という確定申告専門税理士が懇切丁寧に本音でとことん回答します。

本書を読んだ多くの人は「え、こんなものが経費になるの?」と驚くはず。

税務署から指摘を受けないためのポイント、消費税や法人化についても言及されており「売り上げも増えてきたし、消費税のことも考えないと…」という人にもおすすめです。

口コミ・評判

こういった本を読むのは、二冊目ですが、とても分かりやすかったです。疑問点が解消されたり、何を新たな疑問にすれば良いかが分かりました。

引用元:amazon

フリーランスにおすすめの税金本3選【上級者向け】

税務署員だけのヒミツの節税術 あらゆる領収書は経費で落とせる【確定申告編】

項目 詳細
価格 814円
出版日 2012年12月7日
著者 大村 大次郎

元国税調査官の著者が節税の裏技的なテクニックの数々が紹介されます。

シロアリ駆除で所得控除する方法、税務調査されにくい申告書作成の方法など看板に偽りのない裏技的な節税の手法を学べます。

配偶者の年収が103万円以上でも使える「専従者控除」の方法や特別減税制度など、元国税調査官ならではのノウハウの数々は一読の価値があります。

本書の内容はフリーランス経験が長い方でも「知らなかった」ということが多いはず。ベテランにこそ、役に立つ一冊です。

口コミ・評判

自分の知らないことや、知りたいことが、時に詳しく説明されていて、とても役に立っています。が、ひとによっては、インターネットで調べれば同じような情報を得られると思います。

引用元:amazon

日本一わかりやすい ひとり社長の節税 〜税理士YouTuberが“本音”で教える〜

項目 詳細
価格 1,650円
出版日 2020年6月3日
著者 田淵宏明

Youtuberとしても活動する著者が、会社の立ち上げ期から安定期までに注意すべき節税のポイントを書いた本です。

「自宅を社宅扱いにすることはできる?」「法人化すべき所得の目安は?」「役員報酬はいくらに設定すべき?」などの質問の数々に具体的で簡潔な回答をしてくれます。

法人化と消費税の関係についても1章を割いて説明されており、「売り上げが1000万円を超えそうだけど、消費税はどうなるのだろう?」という方にもおすすめです。

筆者曰く「所得300万円以上なら、フリーランスは法人化を検討するべき」とのことです。理由も含めて詳細に記されていますので、気になる方はぜひ本書を手に取ってみてください。

口コミ・評判

法人成りを検討している方や法人設立後に顧問契約をした社長さんに読んでもらいたいです。税務のことで最初に知ってもらいたい欲しい知識が解りやすく書かれています。

特に、設立前後の社長さんには第8章を読み込んでいただきたいです。

引用元:amazon

ズバリ回答! どんな領収書でも経費で落とす方法

項目 詳細
価格 1,320円
出版日 2018年10月29日
著者 大村 大次郎

税務署員だけのヒミツの節税術あらゆる領収書は経費で落とせる【確定申告編】と同じ著者が書いた本です。前者は2012年、後者は2018年の本なので本書の方が内容も新しくなっています。

「食費や家賃が経費になるの?」「本代やスマートフォンの料金は経費にならないよね?」と考えている方は、一度本書を読んでみるとよいかもしれません。

著者曰くこれらの費用も、条件次第では経費として扱われる可能性があるとのことです。税務署職員OBならでは観点のノウハウが詰まった一冊となっています。

口コミ・評判

類似本を読もうとしたことが有りますが専門用語が多くてチンプンカンプンでした。こちらは初心者でも読みやすくよく理解出来ました。3時間くらいで読めます。

引用元:amazon

まとめ

今回は、フリーランスにおすすめの税金本10選を初心者向け、中級者向け、上級者向けの3つに分けて紹介しました。

もちろん税金はしっかり収めることが前提ですが、正しい知識と適切な節税ができるスキルはフリーランスにとって重要なことです。

ネットの情報だけでは断片的な知識になってしまいがちなので、網羅的な知識を身に着けるためには本が役に立つでしょう。

それでも分からないことは、税理士や税務署職員などの専門家に確認しましょう。

  • 正しい知識をもって、適切に節税をする
  • ネットの情報だけをうのみにせず、適宜専門家に確認する

上記を念頭に置き適切な節税のうえ、正しく納税しましょう。この記事が、フリーランスとしてキャリアを積むあなたの助力となれば幸いです。

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